投資信託とETFについて

今回は、投資信託とETFについて
話をするよ。

投資信託はよく聞くけど、
ETFって何?

まず、投資信託とは、
色々な銘柄が分散されて入っている
百貨店のようなもの。

ETFは、株式上場している
投資信託のことだよ。
Exchange Traded Fund の頭文字から
来ているよ。

それぞれどんな特徴があるの?
どっちも投資信託なのに違いが
あるの?

今回は、それについてまとめます。

ただ、私はどちらかというとコツコツと
少額で投資したいので、投資信託がメイン
です。そのため、当投稿は、投資信託中心の
投稿とします。
比較表
投資信託 | ETF | |
手数料 | アクティブ;高い インデックス;中~安い | 安い |
購入単位
| 100円から | 1株~ |
売買タイミング | 注文から約定まで数日かかる | 市場が開いていれば いつでも売買できる |
種類 | 豊富 | 投資信託よりは少ない |
チャート | 1日に1回価格反映 | リアルタイムで更新 |
積み立て | 可能(積み立てNISAも) | できない |
分配金再投資 | できる | できない |

どちらが好きかは、各自の好みの話だと思います。
私は、積み立て投資を始めたきっかけが積み立てNISAなので、投資信託がメインです。
ETFは、アメリカ株のみ一部購入しています。
本音は、人気のETFは1株数万円単位であることから、手が出しにくい・・・
それを買うなら、個別銘柄投資の方が配当利回りが高いので、ETFよりも個別銘柄を
日本・海外ともに買っています。
投資信託種類
①アクティブファンド
プロトレーダーが有能な株を集めて運用しています。
ファンド独自で銘柄選択や資産配分により、株価指数等の動きを上回る成果を目標とする運用方法です。
プロがやっているから安心!と思いきや、実は後で説明するインデックスファンドの方が
成績は良いことが多いです。
私は投資を始めた最初よくわからず買っていたので、つい最近までアクティブファンドを
購入していました(-_-;)
また、手数料が兎に角高い。これが欠点だと思います。
ただし、コロナショックの時、早く現金化しその後のスタートダッシュを切れたというような
柔軟な対応ができるのが強みです。
→暴落時に強いイメージ。
実際、私が購入している「ひふみプラス」は、素早く現金化したことを即表明していました。
【積み立てNISAのアクティブファンド】 マネックス証券
私が購入していたファンドは「ひふみプラス」です。
人気上位に位置し、マネックス証券売り上げでTOP3に入るほど人気です。

2018年からの3年間の比較表です。
上図4ファンドは、国内市場が中心のファンドとなります。
2020年からの1年間はひふみプラスが一番上昇しているのが分かると思います。

いずれのファンドも信託報酬率が1%超えるものとなっており、割高かなと思います。
人気ファンドとあって、ひふみプラスの純資産総額がずば抜けているのが分かります。
②インデックスファンド
投資成果が特定の市場平均指数に連動するように運用されているファンドです。
具体的には、日経平均株価やTOPIX、ダウ工業株指数、ナスダック指数、S&P500などの
株式指数や、債券市場指数、REIT指数、コモディティ(金など)との連動を目指して運用されているものもあります。
これは機械的に運用されるので、手数料がアクティブファンドに比べて安い!
しかも勝率が高いと来たら、インデックスファンドにしますよね。
私は、今アクティブファンドからインデックスファンドに乗り換え中。

2018年からの3年比較チャートです。
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)は、日経平均株価に連動したインデックスファンドです。
チャートを見ると、この3年間はひふみプラスをアウトパフォームしていることが分かります。
また、信託報酬が、ひふみプラスが1.078%に対し、eMAXIS Slim国内株式(日経平均)は、
0.154%と0.9%も安いことが分かります。
これはほんの一例ですが、プロの投資家も人でやっている以上、常に勝ち続けることは
不可能だと思います。
それに比べて、ある指数に連動させるやり方の方が効果的だということが理屈的にも
チャート的にも分かると思います。
投資信託 投資先
下図は、日経平均、NYダウ平均(アメリカ超大手30社の株価指数)、S&P500(アメリカの大型株500社の株価指数)の比較表です。
●過去30年

日経平均は、やや下がり、最近上昇しているのが分かると思います。
NYダウ平均指数は1000%上昇、S&P500指数も1000%に近いパフォーマンスになっています。
●過去10年

ここでは、日経平均株価指数が健闘していることが分かります。
これは第二次安倍内閣が目指したアベノミクスによる株高がインパクトが強かったことが伺えます。
S&P500株価指数がダウ平均指数をアウトパフォームしていることが分かります。
これは、GAFAM(Google、Apple、Face Book、amazon、Micro soft)が牽引しています。
●過去2年

コロナショック後のS&P500指数のパフォーマンスが冴えています。
2020年後半から日経平均株価指数が盛り返していることが分かります。
2021年に入ってから、日経平均は30年ぶりに3万円の大台に到達しました。
そこから、今は踊り場市場になっています。
このように、長期的に見れば、日本<アメリカということが分かると思います。
短期・中期的には日本株も良いのかもしれませんが、長期目線では、
日本は生産人口が減っていくことから、国際競争力に懸念があります。
そういった意味合いで、アメリカ株を優先度1位と判断しています。
ちなみに、他の国はどうかというと、

新興国株価指数よりも、オールカントリーの方がアウトパフォームしており、さらにアメリカ株の方が良いパフォーマンスだと分かります。
※eMAXIS Slim米国株式は、S&P500指数に連動しています。
オールカントリーは、アメリカ株が約6割入っているものであることからも、アメリカ株を
基軸にした方が良いことが見て取れます。

その中でも私は、「SBI・バンガード・S&P500」を積み立てNISAで積み立て中です。
その他も分散投資として複数の国・地域、コモディティ、REITの投資信託を購入しています。
それについては、別投稿でまとめます。
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