【アメリカ・日本株】週間振り返り~2022年7月5週目

2022年7月5週目日米主要株振り返り市場振り返り
この記事は約60分で読めます。

2022年7月25日~7月29日までの株式市場振り返りです。

今週のアメリカ株は大きく上昇しましたね!

今週はアメリカ企業の決算発表が相次いだこと、FOMCでの利上げ幅発表、GDP速報値発表など目白押しの週でした。
経済指標からすると株価は落ちてもおかしくないと思いますが、株価は急上昇しました。

アメリカ主要銘柄の決算については最終稿でまとめています。
今週はGAFAM、石油メジャーの決算が相次いで発表され、明暗が分かれています。

7/27のFOMCで利上げ幅が6月に引き続き0.75%となり、想定内で落ち着いてくれました
7/13の消費者物価指数から1%の利上げになるのでは?という憶測も一時流れていましたが、経済指標が弱くなっていることやインフレもピークアウトしそうということで、0.75%となっています。

アメリカCPI

 

GDP速報値では、二四半期連続マイナスとなり、テクニカルリセッションとなっています。アメリカでは全米経済研究所がリセッション判定することになっており、判定に時間がかかります。
予想を大きく下回る内容なのも気がかりです。

アメリカGDP成長率

少なくともアメリカ政府は、雇用状況が好調であることなどの理由により、リセッションとは呼べない。とリアクションしています。

まだまだインフレは止まっていない状態で、リセッション局面となるとスタグフレーションとなる可能性が現実味を帯びています。

 

シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が発表され、他の指標と合わせると経済が右肩下がりなのは否定できません。

シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

このような背景により、今後のFOMCでの利上げ幅は緩やかになっていくと推測されており、アメリカ債券利回りが急激に下がってきています。これが株価上昇の一因です。
10年と2年利回りで逆イールド状態が続いており、近い将来のリセッションが危惧されています。

アメリカ10年債券利回り

今週は債権が買われたことから、金利が大幅に低下。
金利が下がった分、グロース株にとっては恩恵が強く、大きく上昇した要因となっています。このことを詳しくまとめていますので、下の記事を参考にしてみてください。

景気は下がっていく様相が強く、一時期原油価格が下落していました。
ただロシア問題も解決しているわけではなく、中東も原油増産に消極的な状況で、原油価格が高止まりしています。
チャート的にも200日移動平均線が下支えになっています。
石油関連株が好調な決算であり、石油関連株にとっては、恩恵を受けています。
インフレがピークアウトするかどうかは、原油価格の要因が強い為、注視が必要です。

原油価格WTI日足チャート

アメリカの長期金利が落ちている中、ドル指数も弱くなってきており、ドル円為替もドル安円高にシフトしています。
急激な円安→円高と方向チェンジとなり、日本株も影響が出てきています。7/29終値で133円前半となっており、1週間で最大5円程度下落したことになります。

為替ドル円日足チャート

ドルが弱くなってきており、債券も買われている状態であることから
個人的には「金」が投資妙味ありそうだと考えています。

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
 ①日米主要株価指数について
 ②日本市場振り返り:セクター成績
 ③アメリカ市場振り返り:セクター成績
  好不調3セクターをピックアップして分析しています。
 ④アメリカ主要銘柄決算内容
の順でまとめています。

主要指数成績

 

2022年7月5週目日米主要株式指数結果

2022年7月5週目日米主要株価指数結果

アメリカ株価指数はすべて大きく上昇しました。
特にハイテク株が多いNASDAQは+4.7%と先週に引き続き大きく上昇しています。
日本株は、先週大きく上昇した分今週は弱い展開になっています。
また急激に円高へシフトしてきていることから、輸出関連企業が売られ始めています。

昨年末比で見ると、
・ハイテク関連株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果
大型エコノミー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。

日本市場振り

日経平均日足チャート

日経平均日足チャート

先週中長期の下落トレンドをブレイクし、一気に200日移動平均線も超えました。
今週はこの200日移動平均線が下支えになりながら推移しています。
円高に振れてきていることから、次週は厳しくなる可能性もあります。
ただアメリカ株が大きく上昇したことや長期金利が下がったことから、ハイテク株は恩恵があるかもしれません。

2022年7月5週日本株価指数日間結果

日経平均とTOPIXは赤色ラインの200日移動平均線がレジスタンスラインになっていることが良く分かります。マザーズは黄色ラインの100日移動平均線がレジスタンスラインとなっています。その中でマザーズは上昇基調となっています。

セクター成績

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

東証セクターヒートマップ

東証セクター成績

2022年7月5週目東証セクター成績TOP10

プラスは11業種、マイナスは22業種とマイナス業種が多い週となりました。
2週前まで弱い結果であった石油関連株が大きく上昇しました。
円高に振れていることから、自動車関連株(輸送用機器)が最下位でした。

アメリカ市場振り返り

日足チャート

2022年7月5週目アメリカ株式主要指数日間データ

3指数とも50日移動平均線(紫ライン)を超え、100日移動平均線(黄色)に到達しました。
FOMCでの利上げ幅発表があった7/27に大きく上昇しました。
そのあとも弱い経済指標の発表により、急激な金融引き締めにブレーキがかかる可能性が出てきており、買われています。また決算発表で予想を上回る銘柄も多数出てきており、それらの銘柄は大きく上昇しています。

ヒートマップ

finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。

アメリカ株式ヒートマップ

すべてのセクターで上昇銘柄が多いことが分かります。
その中で、エネルギーセクターがTOP業種でした。
ヘルスケアセクターの中で大手製薬の下落が目立ちました。

セクター別成績

アメリカセクター成績

すべての業種でプラスとなりました。
成績上位下位3セクターをピックアップしました。

TOP:Energy(エネルギー)

力強い決算発表もあり大きく上昇しました。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
シェブロンCVX13.59%11.43%1.23%20.99%59.68%39.57%
エクソンモービルXOM11.31%10.00%11.16%29.03%64.48%58.41%
シェルSHEL9.41%1.48%-2.89%4.44%30.35%23.00%

 

 

 

 

No.2:Utilities(公共事業)

乱高下が強い相場において堅調なセクターであることが良く分かります。

業界1週間1か月3か月6か月1年年初来
リサイクル10.12%11.01%5.25%17.54%-3.25%-0.75%
発電8.36%5.66%2.67%9.01%10.23%0.66%
ガス6.97%8.46%4.70%18.98%18.33%15.56%
多様化6.34%5.79%-4.03%6.16%12.66%4.82%
電気5.79%6.13%1.31%9.67%9.08%2.17%
水道5.74%9.05%2.17%4.74%-2.70%-10.56%

No.3:Industrials(資本財)

すべての業界でプラスとなっています。
航空は弱く、鉄道、トラック輸送が強い結果でした。

業界1週間1か月3か月6か月1年年初来
レンタル & リース サービス12.48%21.85%-5.90%-2.55%-0.21%-15.01%
電気機器および部品10.64%19.11%-0.49%0.27%-20.39%-23.12%
農機・重機9.81%11.01%-7.24%-8.16%-8.32%-5.82%
トラック輸送8.95%21.58%9.05%2.22%-1.78%-19.16%
産業流通8.48%11.48%-2.06%-4.05%-2.10%-17.11%
特殊産業機械7.64%13.90%0.47%-7.83%-17.05%-15.92%
エンジニアリング&建設6.88%13.45%0.88%-0.62%-2.50%-14.31%
金属加工6.86%12.98%-2.17%14.80%-1.63%2.95%
鉄道6.47%9.92%-2.09%-1.14%5.87%-5.48%
海上輸送6.36%6.93%-9.27%0.87%17.18%2.79%
人材派遣・雇用サービス6.27%10.49%-0.78%9.10%1.47%-9.81%
廃棄物管理5.74%7.99%-3.83%8.76%7.60%-5.01%
ビジネス機器および消耗品5.52%12.83%-1.02%-3.28%-9.09%-12.37%
建材・設備5.49%18.02%4.22%-3.35%-11.14%-22.75%
専門業務サービス4.93%12.24%-3.16%-1.45%-18.77%-12.22%
コングロマリット4.28%7.00%-2.83%-0.58%-9.94%-2.26%
貨物とロジスティクスの統合3.72%6.36%4.15%-1.16%-3.86%-10.10%
航空宇宙と防衛3.49%5.59%-2.17%3.41%-4.16%1.18%
汚染と処理の管理3.29%12.92%-2.26%5.62%-13.28%-16.07%
空港と航空サービス2.73%3.85%-9.22%-8.96%-12.39%-20.23%
セキュリティおよび保護サービス2.10%9.24%-1.18%-6.16%-25.32%-17.27%
コンサルティングサービス1.28%8.52%0.11%3.43%-4.58%-13.27%
航空会社0.60%3.76%-18.83%-17.15%-25.64%-17.79%
ツールとアクセサリ0.52%9.67%-1.44%-11.72%-23.87%-19.24%
会社業界ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
キャタピラー農機・重機CAT10.99%8.05%-6.68%-6.56%-6.73%-4.11%
ディア&カンパニー農機・重機DE9.90%14.15%-10.82%-8.72%-4.62%0.08%
ユニオン パシフィック鉄道UNP6.51%6.64%-4.99%-7.07%4.59%-9.78%
ハネウェル特殊産業機械HON6.06%11.12%1.34%-4.08%-17.36%-7.70%
ロッキード・マーチン航空宇宙と防衛LMT4.83%-1.21%-6.32%6.36%11.06%16.43%
ユナイテッド・パーセル・サービス貨物とロジスティクスの統合UPS3.68%7.60%2.49%0.03%1.61%-9.07%
レイセオン航空宇宙と防衛RTX-1.06%-0.10%-4.97%4.40%6.34%8.31%

農機・重機、鉄道大手が強い結果でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワースト1:Healthcare(ヘルスケア)

大手製薬の決算が発表になり、好調な結果でした。
しかしながら、アメリカ議会で薬価引き下げが合意されたという報道があり、全体的に下げています。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
サーモフィッシャーTMO6.57%11.66%7.07%8.07%12.11%-10.32%
ダナハーDHR6.44%15.27%13.41%7.96%-2.07%-11.41%
ユナイテッドヘルスUNH4.01%5.16%3.42%17.49%31.61%8.01%
アストラゼネカAZN1.50%-1.18%-1.47%11.27%14.90%13.70%
ジョンソン&ジョンソンJNJ1.39%-1.40%-4.87%2.30%1.36%2.02%
ノボ ノルディスク NVO1.31%5.43%5.33%21.61%27.02%3.62%
イーライリリーLLY0.29%2.07%10.91%39.27%34.39%19.36%
ノバルティスNVS-0.05%1.25%-4.87%0.81%-6.90%-1.87%
メルクMRK-0.85%-3.43%0.86%10.87%16.13%16.57%
ファイザーPFE-1.41%-0.84%0.00%-5.36%18.04%-14.46%
アッヴィABBV-3.34%-6.90%-8.19%5.55%20.73%5.99%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワースト2:Consumer Defensive(生活必需品)

コカ・コーラ、ペプシコが堅調です。
ウォルマートとP&Gがここ最近弱い結果です。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
コカ・コーラ KO4.19%2.30%-3.05%7.58%12.48%8.38%
ユニリーバUL3.49%6.80%5.42%-4.96%-15.40%-9.54%
ペプシコPEP3.15%4.94%-1.43%3.30%11.57%0.72%
コストコホールセールCOST2.19%15.21%-3.68%12.18%27.28%-4.65%
フィリップ モリスPM1.27%-3.69%-5.14%-4.99%-3.13%2.26%
ウォルマートWMT-0.12%8.31%-15.47%-2.79%-7.16%-8.74%
プロクター・アンド・ギャンブルPG-2.87%-2.31%-14.99%-12.71%-0.41%-15.08%

ワースト3:Communication Services(コミュニケーションサービス)

会社業界ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
T-Mobile US通信サービスTMUS7.99%6.47%8.14%34.92%-1.09%23.35%
アルファベットインターネットコンテンツと情報GOOGL7.80%4.13%-1.86%-9.83%-14.33%-19.70%
ベライゾン通信サービスVZ3.91%-9.32%-4.57%-9.77%-17.49%-11.10%
ウォルト・ディズニーエンターテイメントDIS3.29%10.93%-7.97%-21.65%-40.51%-31.50%
AT&T通信サービスT2.07%-10.36%-3.30%2.84%-12.32%0.83%
ネットフリックスエンターテイメントNFLX2.02%26.09%12.72%-41.84%-56.27%-62.67%
メタ・プラットフォームズインターネットコンテンツと情報META-6.01%-2.95%-22.67%-46.00%-55.60%-52.70%
コムキャストエンターテイメントCMCSA-11.92%-4.60%-10.02%-21.85%-35.43%-25.45%

先週悪かったテレコム関係が復活したこと、GOOGLEが上昇したことなどで強い結果でしたが、ケーブルTVのコムキャストやフェイスブックの親会社メタプラットフォームズの決算が芳しくなく、大きく下落したことが響いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ主要銘柄決算内容

アナリスト予想:ファクトセットが調査したアナリスト予想の平均(FactSetコンセンサス)を使用
マネックス証券参照。無い場合は、https://jp.investing.com/を参照

ニューモント (NEM)

2Qの業績は減収減益

売上高対前年同期0.2%減の30.6億ドル。アナリスト予想より+0.5%
純利益対前年同期40.5%減の3.9億ドルとなった
EPS年同期の水準から0.37ドル減少。アナリスト予想より-0.2ドル

決算ミスで、株価急落

 

 

スリーエム (MMM)

2Qの業績は減収減益

売上高対前年同期2.8%減の87億ドル。アナリスト予想より+1.5%
純利益対前年同期94.9%減の7800万ドル
EPS前年同期の水準から0.09ドル減少。アナリスト予想より+0.07ドル

決算は芳しくないものの、予想を上回る結果
通期ガイダンス:売上高は予想を-1.4%、EPSは-2.23ドルと予想より下
ヘルスケア部門のスピンオフ発表、株主還元策で株価上昇

 

 

コカ・コーラ (KO)

2Qの業績は増収減益

売上高対前年同期11.8%増の113億ドル。アナリスト予想より+7.2%
純利益対前年同期27.9%減の19.1億ドル
EPS前年同期の水準から0.02ル上昇。アナリスト予想より+0.03ドル

決算良好
通期ガイダンス:EPSはほぼ予想通り
株価は堅調

 

 

ユナイテッド・パーセルサービス (UPS)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 5.7%増の 247.66 億ドル。アナリスト予想より+0.5%
純利益前年同期比 7%増の 28.80 億ドル
EPS前年同期の水準から0.23ル増加。アナリスト予想より+0.13ドル

決算良好
通期ガイダンス:売上高、営業利益率が予想通り
自社株買いが予想より増額
株価は一時下落したが、そこから一気に上昇

 

 

レイセオン (RTX)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 3%増の 163.14 億ドル。アナリスト予想より-1.9%
純利益前年同期比 10%増の 17.22 億ドル
EPS前年同期の水準から0.13ル増加。アナリスト予想より+0.04ドル

決算良好
通期ガイダンス:売上高、EPSが若干ミス
決算発表後下落し、そこから反転中

 

 

アルファベット (GOOGL)

2Qの業績は増収減益

売上高前年同期比 13%増の 696.9 億ドル。アナリスト予想より-0.4%
純利益対前年同期13.6%減の160億ドル
EPS前年同期の水準から0.15ドル減少。アナリスト予想より-0.11ドル

決算ミス
株価が下落したが、すぐに戻っている

 

 

マイクロソフト (MFST)

4Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 12%増の 518.7 億ドル。アナリスト予想より-1.1%
純利益対前年同期1.7%増の167億ドル
EPS前年同期の水準から0.06ドル増加。アナリスト予想より-0.06ドル

決算ミス
決算発表前は急落していたが、発表後に急騰

 

ビザ (V)

3Qの業績は増収増益

売上高対前年同期18.7%増の72.8億ドル。アナリスト予想より+3%
純利益対前年同期32.5%増の34.1億ドル
EPS前年同期の水準から0.49ドル増加。アナリスト予想より+0.23ドル

好調な決算内容
決算発表前は急落していたが、発表後に回復

 

 

マクドナルド (MCD)

2Qの業績は減収増益

売上高前年同期比 3%減の 57.18 億ドル。アナリスト予想より-1.8%
純利益前年同期比 6%増の 18.94 億ドル
EPS前年同期の水準から0.18ドル増加。アナリスト予想より+0.08ドル

売上高は予想を下回る結果であったが
EPSは予想を上回り増益。
株価は大きく上昇

 

 

ボーイング (BA)

2Qの業績は減収減益

売上高対前年同期1.9%減の167億ドル。アナリスト予想より-5.1%
純利益前年同期比 353%減の 4.10 億ドルの赤字
EPS赤字転落。アナリスト予想より-0.25ドル

決算内容はかなりひどい結果
フリーキャッシュフローは赤字となったが、予想より良い結果
営業キャッシュフローも予想に反して黒字転換になったことから
相殺され株価は微減

 

 

ブリストル・マイヤーズ (BMY)

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期1.6%増の119億ドル。アナリスト予想より+4.1%
純利益前年同期比 4%減の 41.50 億ドル
EPS前年同期と同等。予想より+0.16ドル

決算内容は予想より上と好調
通期ガイダンス:売上高は予想より下回る内容
株価は上昇

 

 

クアルコム (QCOM)

3Qの業績は増収増益

売上高対前年同期1.6%増の119億ドル。アナリスト予想より+4.1%
純利益対前年同期84%増の37.3億ドル
EPS前年同期の水準から0.94ドル増加。アナリスト予想より+0.09ドル

好決算内容
通期ガイダンス:売上高、EPSともに予想を下回る内容
株価は下落

 

メタプラットフォームズ (META)

2Qの業績は減収減益

売上高対前年同期0.9%減の288億ドル。アナリスト予想より-0.3%
純利益対前年同期35.7%減の66.9億ドル
EPS前年同期の水準から1.15ドル減少。アナリスト予想より-0.08ドル

減収減益であり、予想も下回る決算内容
来四半期ガイダンス売上高は予想を下回る。
株価は下落

 

 

TモバイルUS (TMUS)

2Qの業績は減収減益

売上高前年同期比 1.2%減の 197.01 億ドル。アナリスト予想より-2%
EPS前年同期の水準から0.87ドル減少し赤字。アナリスト予想より-0.23ドル

減収減益であり、予想も下回る決算内容
通期ガイダンスが引き上げられ、それを好感。
株価は大きく上昇

 

 

ハネウェル (HON)

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期1.6%増の89.5億ドル。アナリスト予想より+3.2%
純利益前年同期比 1%増の 14.37 億ドル
EPS前年同期の水準から0.08ドル増加。アナリスト予想より+0.07ドル

増収増益であり、予想も上回る好決算
来四半期ガイダンス:売上高、EPSは予想を下回る
通期ガイダンス:売上高は予想通り、EPSは予想を下回る
株価は大きく上昇

 

 

コムキャスト (CMCSA)

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期5.1%増の300億ドル。アナリスト予想より+1%
純利益前年同期比 14%増の 45.07 億ドル
EPS前年同期の水準から0.17ドル増加。アナリスト予想より+0.1ドル

増収増益であり、予想も上回る好決算
しかし、ビデオ契約者数の落ち込みが予想を上回り×
株価は大きく下落

 

 

マスターカード (MA)

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期21.4%増の55億ドル。アナリスト予想より+4.4%
純利益前年同期比 29%増の 24.97 億ドル
EPS前年同期の水準から0.61ドル増加。アナリスト予想より+0.2ドル

増収増益であり、予想も上回る好決算
通期ガイダンス:増収率が予想を大きく上回る
株価は大きく上昇

 

 

メルク (MRK)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期 28%増の 145.93 億ドル。アナリスト予想より+5.3%
純利益前年同期比 43%増の 47.43 億ドル
EPS前年同期の水準から0.56ドル増加。アナリスト予想より+0.17ドル

増収増益であり、予想も上回る好決算
通期ガイダンス:売上高は予想通り、EPSは予想を下回る
アメリカ議会で薬価引き下げなどを盛り込んだ法案で合意したと発表
株価は下落

 

 

ファイザー (PFE)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 46%増の 277.42 億ドル。アナリスト予想より+5.5%
純利益前年同期比 92%増の 116.56 億ドル
EPS前年同期の水準から0.97ドル増加。アナリスト予想より+0.34ドル

増収増益であり、予想も上回る好決算
通期ガイダンス:売上高は予想を下回る
アメリカ議会で薬価引き下げなどを盛り込んだ法案で合意したと発表
株価は下落

 

 

アマゾン (AMZN)

2Qの業績は増収減益

売上高前年同期比 7.2%増の 1,212.3 億ドル。アナリスト予想より+1.4%
純利益前年同期の77.8億ドルから-20.3億ドルとなった
EPS前年同期の水準から0.96ドル減少。アナリスト予想より-0.32ドル

赤字転落
来四半期ガイダンス:売上高が予想を上回る内容
売上伸び率が2桁成長となる見込み
株価は急上昇

 

 

アップル (AAPL)

3Qの業績は増収減益

売上高 前年同期比 1.9%増の 829.6 億ドル。アナリスト予想より+0.2%
純利益対前年同期10.6%減の194億ドル
EPS前年同期の水準から0.1ドル減少。アナリスト予想より+0.04ドル

減益ながら売上高、EPSともに予想を上回る決算内容
株価は大きく上昇

 

 

サーモフィッシャー (TMO)

2Qの業績は増収減益

売上高 前年同期比 18%増の 109.70 億ドル。アナリスト予想より+10%
純利益前年同期比 2%減の 21.74 億ドル
EPS前年同期の水準から0.09ドル減少。アナリスト予想より+0.52ドル

減益ながら売上高、EPSともに予想を上回る決算内容
株価は大きく上昇

 

 

シェル (SHEL)

2Qの業績は増収増益

売上高 前年同期比 65%増の 1000 億ドル。アナリスト予想より+7.5%
EPS前年同期の水準から1.66ドル増加。アナリスト予想より+0.2ドル

大幅な売り上げ増で売上高、EPSともに予想を上回る好決算
株価は大きく上昇

 

 

インテル (INTC)

2Qの業績は減収減益

売上高 前年同期比 17.3%減の 153.2億ドル。アナリスト予想より-14.7%
EPS前年同期の水準から0.99ドル減少。アナリスト予想より-0.4ドル

減少減益であり、予想も大きく下回る結果
株価は大きく下落

 

 

エクソンモービル (XOM)

2Qの業績は増収増益

売上高 前年同期比 81.5%増の 1157億ドル。アナリスト予想より+3.9%
純利益前年同期の3.8倍となる179億ドル
EPS前年同期の水準から4.03ドル増加。アナリスト予想より+0.3ドル

大幅な増収増益
株価は大きく上昇

 

 

シェブロン (CVX)

2Qの業績は増収増益

売上高 前年同期比 82.9%増の 1157億ドル。アナリスト予想より+17.2%
純利益前年同期の3.8倍となる116億ドル
EPS前年同期の水準から4.11ドル増加。アナリスト予想より+0.74ドル

大幅な増収増益
株価は大きく上昇

 

 

プロテクター&ギャンブル (PG)

4Qの業績は増収増益

売上高対前年同期3%増の195億ドル。アナリスト予想より+0.6%
純利益対前年同期5%増の30.5億ドル
EPS前年同期の水準から0.08ドル増加。アナリスト予想より-0.01ドル

大幅な増収増益
通期ガイダンス:売上高が予想を下回る内容
株価は急落

 

 

アッヴィ (ABBV)

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期4.5%増の146億ドル。アナリスト予想より-0.6%
純利益対前年同期20.6%増の9.2億ドル
EPS前年同期の水準から0.09ドル増加。アナリスト予想より+0.05ドル

増収増益だが、売上高が予想を下回る内容
通期ガイダンス:EPSは予想を下回る
アメリカ議会で薬価引き下げなどを盛り込んだ法案で合意したと発表
訴訟問題での巨額の和解金が発生
株価は下落

 

 

 

来週も決算発表が相次ぎます。

 

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