【アメリカ・日本株】週間振り返り~2022年5月4週目

2022年5月4週目株式相場振り返り市場振り返り
この記事は約44分で読めます。

2022年5月23日~5月27日までの株式市場振り返りです。

今週のアメリカ市場は爆上げでしたね!

先週まで、
・NYダウは8週連続マイナス
・NASDAQとS&P500は7週連続マイナス
と酷い落ち込みでしたが、今週は先週末比で6%以上UPと爆上げでした!

5月度のFOMC議事録が発表され、パウエル議長発言と特段差異が無く、真新しさが無かったことから、悲観ムードが和らぎました。

今年に入ってからの株安で、S&P500のPER(株価収益率)が大きく下げており、割安感が出始めています。
ブルームバーグ記事によると、2023年の予想EPS(1株当たり利益)から見た時のPERは16倍と過去30年間の平均水準になってきています。

下図のようにアメリカ10年金利が下落傾向なのも株式相場にとっては追い風になりました。

2022年5月28日時点のアメリカ10年利回り

現在のチャートから、ヘッドアンドショルダー状態となり下落傾向です。現在50日移動平均線でブロックされているような状態のため、次週以降はここを下抜けるのか?反発するのか?で株式相場に動きが出ると思います。

金利と株価関係については、下記の投稿に詳しく記載しています。

一方日本株はアメリカ市場に比べると動きは少ない結果ながら、日経平均とTOPIXは上昇しました。
ただし、中期的な下落トレンドの中にいる状態は変化無です。
25,500円~27,500円がトレンドラインです。
今週は27,000円を付けた後下落しました。
しばらくは27,000円が一つのターゲットになりそうです。

日経平均日足チャート分析

ロシアのウクライナ侵攻により、小麦価格が上昇する中、
輸出大国のインド熱波により小麦輸出を禁止する措置が発表されました。また、世界4位の小麦輸出国・フランスでも記録的干ばつが起きています。食糧危機も現実的になってきました。

景気減速により金属価格は一時よりも下がってはいますが、不景気に強いとされるエネルギー株や農作物は再度上昇基調です。
やはりコモディティが根強い傾向は長期的に変わらないと思います。

中国上海のロックダン解除に向けた動きやロシア産原油の禁輸などもあり、再び原油価格が上昇してきています。

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
 ①日米主要株価指数について
 ②日本市場振り返り:セクター成績
 ③アメリカ市場振り返り:セクター成績
  好不調3セクターをピックアップして分析しています。
 ④アメリカ主要銘柄決算内容
の順でまとめています。

主要指数成績

2022年5月4週目 日米主要株価指数結果

今週のアメリカ株は、久しぶりに反発し、主要指数すべてで6%を超える爆上げ
となりました。
日本株はマザーズが弱い結果でしたが、日経平均とTOPIXは小幅ながら上昇
しています。
昨年末比で見ると、
・ハイテク関連株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果
大型エコノミー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。

●前週との比較/4週間成績

2022年5月4週目 日米主要株価指数結果過去4週履歴

日経平均とTOPIXは2週連続プラスとなっています。
現時点で4月末比でNYダウとS&P500はプラスとなっています。

NYダウ+0.71%
NASDAQ-1.65%
S&P500+0.64%
日経平均-0.25%
TOPIX-0.65%
マザーズ-7.10%

日本市場振り

日足チャート

2022年5月4週目 日本株式市場結果

先週末の強い動きを受け、週明けの5/23は大きく上昇。
5/24は日経平均で27,000円を付けたあと、下落しています。
日経平均とTOPIXは、紫色の50日移動平均線付近で推移しています。
ここが一つのターゲットであり、その少し上に日経平均は27,000円、TOPIXは1,900ポイントがあるため、ここら辺をアウトブレイクできるのかどうかが次週の展望となります。

セクター成績

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

2022年5月4週目東証セクターヒートマップ

2022年5月4週目東証セクター成績一覧

2022年5月4週目東証セクター成績TOP10

今週は23業種がプラス、11業種がマイナスとなりました。

●海運がTOP業種
 5/23、5/27に大きく上昇しています。先週末比で
  ・日本郵船:+13.2%  
  ・商船三井:+9.0%
  ・川崎汽船:+14.0%
 業績が非常に良い中、株主還元も積極的な業種であり、 更に
  ・日本郵船が株式分割を発表
  ・野村証券が川崎汽船の投資判断を引き上げ
 など強い展開を見せています。 

アメリカ市場振り返り

日足チャート

2022年5月4週目 アメリカ主要株価指結果

5/24はNASDAQが大きく下げましたが、
・NYダウは、6日連続上昇
・S&P500、NASDAQは4/5日上昇しています。
特に5/26、5/27は爆上げでした。

紫ラインが50日移動平均線であり、
・NYダウ:約1.3%程度
・NASDAQ:約6.2%程度
・S&P500:約2.7%程度
開きがあります。つまりNASDAQは今までが下がりすぎているため、他指数と比べて上昇しやすいようには見えます。また冒頭にもありますが、長期金利が低下傾向なのもハイテク株が多いNASDAQには追い風となっています。

ヒートマップ

finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。

2022年5月4週目アメリカ市場ヒートマップ

ほぼすべての銘柄がプラスであり、全業種が大きくプラスとなりました。

セクター別成績

2022年5月4週目アメリカセクター成績詳細

今週は、ずっと調子の悪かったConsumer Cyclical(一般消費財)、テクノロジーセクターが非常に強い結果でした。さらには2022年に入ってからずっと調子のよいエネルギーセクターも大きく上昇しました。

TOP:Consumer Cyclical(一般消費財、消費者循環)

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
デパート18.99%-11.94%-3.06%-13.46%4.50%-0.04%
専門小売13.66%-3.98%-3.58%-19.25%-13.96%-17.65%
アパレル小売11.53%-9.65%-8.53%-24.91%-24.24%-24.39%
自動車メーカー9.74%-8.49%-15.94%-31.15%-2.38%-28.95%
高級品9.61%-7.09%-18.36%-32.81%-28.90%-27.25%
宿泊9.46%-8.20%-5.75%3.30%2.20%-6.39%
RV車8.74%1.96%-14.90%-27.18%-33.64%-25.70%
自動車およびトラックのディーラー8.63%6.87%-3.27%-12.46%-10.47%-8.95%
リノベーション小売7.72%-1.73%-4.99%-22.74%-3.21%-25.25%
履物&アクセサリー7.42%-7.96%-14.57%-31.61%-16.86%-29.97%
インターネット小売7.23%-15.40%-24.40%-37.17%-40.52%-31.95%
レストラン6.94%-3.08%-7.96%-14.07%-13.49%-18.50%
アパレル製造6.76%-11.50%-23.16%-35.32%-35.73%-32.04%
住宅建設6.54%2.68%-10.89%-21.15%-19.72%-28.09%
包装および容器6.43%-1.88%-1.69%-4.35%-7.17%-4.66%
車の部品6.43%-1.19%-11.51%-26.07%-29.57%-25.04%
旅行サービス6.39%-16.15%-14.98%-15.73%-22.90%-18.99%
家具、備品、電化製品6.14%-1.83%-12.31%-26.54%-37.15%-28.54%
ギャンブル6.01%-4.22%-26.52%-37.51%-43.32%-32.33%
テキスタイル製造5.99%5.99%-5.48%-4.00%-13.14%-9.51%
パーソナルサービス4.83%-0.53%1.39%-8.07%-17.31%-8.96%
リゾート&カジノ4.52%-9.67%-22.23%-20.88%-36.38%-22.85%
レジャー4.24%-9.15%-22.40%-26.57%-39.11%-25.27%

今週はすべての分類で大きくプラスとなりました。
しかしながら年初来で見ると、全分類がマイナスとなっています。
特にレジャー、高級品、車などが大きくマイナスとなっており、これからのリセッション気配が見て取れます。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
テスラTSLA14.42%-13.43%-12.73%-29.79%21.50%-28.12%
アリババBABA7.63%2.75%-11.20%-29.95%-56.34%-21.37%
ホームデポHD7.41%-1.06%-2.33%-23.40%-3.28%-25.67%
アマゾンAMZN7.02%-20.37%-25.02%-34.29%-28.55%-30.93%
トヨタ自動車TM5.15%-3.55%-8.81%-7.23%0.51%-9.97%
大型株としては、テスラのボラティリティが高いことが見て取れます。
イーロンマスク氏によるツイッター社買収の動きで投資家が右往左往している結果もあります。
トヨタ自動車のような堅実な会社は、比較的「マシ」な結果が得られています。

 

 

 

 

 

 

No.2:Technology(テクノロジー)

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
太陽10.78%14.15%0.89%-28.80%-3.94%-7.87%
半導体機器および材料10.10%2.87%-9.61%-20.68%-12.75%-25.06%
コンピューターハードウェア9.05%-0.02%-4.73%-11.14%-7.38%-15.51%
家電8.44%-7.97%-9.47%-5.89%17.72%-16.45%
ソフトウェア-インフラストラクチャ7.95%-6.20%-10.59%-24.46%-7.07%-22.56%
半導体7.24%-0.11%-11.88%-21.60%-1.08%-22.96%
情報技術サービス6.53%-2.45%-1.53​​%-9.52%-9.61%-17.75%
通信機器6.48%-5.31%-12.74%-15.31%-14.14%-24.24%
電子部品5.80%0.04%-6.43%-12.63%-5.63%-15.57%
ソフトウェアアプリケーション4.76%-11.47%-24.62%-43.81%-35.96%-40.10%
科学技術機器4.72%-2.98%-7.95%-20.29%-18.27%-22.64%
エレクトロニクスとコンピューターの配布3.70%3.32%0.92%2.55%1.50%-4.10%

太陽光発電関連、半導体関連が今週は大きく上昇しました。
太陽光については、他分類が年初来で大きくマイナスとなっているなか、耐えている感じです。
これは、ロシアによるウクライナ侵攻により原油価格上昇及び原油ひっ迫が差し迫っており、太陽光などクリーンエネルギーの重要性が今まで以上に加速しているためです。
ただ新興企業が多い為、金利に弱い側面もあるため、注意は必要です。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
エヌビディアNVDA12.68%-4.91%-22.86%-40.29%15.80%-36.04%
ASMLASML9.49%-1.21%-12.47%-25.40%-13.63%-26.72%
アップルAAPL8.76%-8.56%-9.38%-4.57%20.09%-15.73%
マイクロソフトMSFT8.19%-5.66%-8.55%-17.12%9.44%-18.76%
ブロードコムAVGO7.38%0.75%-0.71%6.71%23.49%-12.34%
台湾セミコンダクターTSM3.29%-1.52%-12.37%-19.92%-20.10%-22.06%
ハイテク株の中でもアップルやマイクロソフトは特に財務が健全であるため、今が買い時かもしれません。半導体関連も半導体不足は解消されておらず、中国など覇権国家に対抗するためにアメリカは特に力を入れているセクターでもあります。ここも買い場かも?とも思っています。

 

 

 

 

 

 

 

No.3:Energy(エネルギー)

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
石油・ガス掘削13.60%11.79%39.57%99.81%88.70%89.28%
石油・ガスE&P12.45%17.58%29.36%68.56%104.05%67.72%
石油・ガス設備・サービス11.91%13.23%22.09%60.86%45.05%57.39%
一般炭9.26%5.55%50.27%110.28%215.73%96.04%
ウラン8.34%-6.29%-5.06%-5.09%16.97%7.26%
石油・ガス精製・マーケティング7.44%13.80%31.05%54.22%37.34%47.32%
石油・ガス中流4.94%3.53%9.95%23.02%24.18%26.23%
石油・ガス統合4.76%10.10%15.65%43.33%49.89%38.95%

全分類が強い結果でした。
年初来でも暴騰しており、今一番勢いが強いセクターであることは間違いないです。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
エクソンモービルXOM6.24%11.92%24.45%59.33%67.19%59.49%
シェブロンCVX6.23%10.19%23.81%55.69%71.77%51.92%
シェルSHEL2.88%9.19%14.56%42.67%55.45%38.29%

大型株のエクソンモービル、シェブロンは年初来で50%を超えており、勢いが落ちていません。

 

 

 

 

ワースト1:Healthcare(ヘルスケア)

ワーストではありますが、今週はプラスで終えています。

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
製薬小売業者6.56%-2.35%-5.87%-7.07%-21.48%-17.18%
健康情報サービス5.02%-3.39%-19.01%-32.30%-42.56%-29.32%
診断と研究4.38%-0.33%-7.26%-21.59%-10.79%-23.76%
ヘルスケアプラン4.07%-1.28%5.91%15.26%16.08%2.44%
医療機器および消耗品3.89%0.08%-11.68%-15.79%-11.07%-19.94%
医療流通3.71%1.51%11.35%31.24%35.47%20.21%
医療施設3.40%-2.85%-8.55%-8.80%-23.40%-15.44%
医療機器2.91%-4.61%-10.11%-13.40%-15.46%-17.66%
バイオテクノロジー2.51%-2.21%-9.33%-34.42%-35.06%-28.59%
製薬会社-スペシャリティ&ジェネリック2.37%-3.51%-10.00%-19.63%-26.55%-21.30%
製薬会社-一般1.98%1.61%10.79%13.81%19.40%6.67%

全分類で今週はプラスとなっています。
今後リセッションが起きるのであれば、このセクターに資金は流れていくと考えるため、ここも買い場であると考えます。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
イーライリリーLLY8.24%8.82%29.42%24.24%61.95%17.11%
ユナイテッドヘルスUNH4.40%-3.30%6.56%15.28%23.11%0.99%
サーモフィッシャーTMO3.10%2.41%5.21%-10.39%21.91%-14.22%
アボットラボラトリーズABT3.05%-1.12%-3.26%-7.30%0.03%-17.09%
ファイザーPFE2.74%6.73%14.85%-0.17%39.19%-8.70%
ジョンソンエンドジョンソンJNJ2.32%-1.29%10.04%13.75%7.00%5.86%
ノバルティスNVS2.28%1.37%4.57%13.33%3.48%4.56%
メルクMRK-0.50%5.08%21.55%17.58%28.63%21.45%
アッヴィABBV-0.67%-4.04%1.51%28.74%32.51%10.78%

メルクとアッヴィ以外はプラスとなりました。
特にイーライリリーが強く推移しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワースト2:Communication Services(コミュニケーションサービス)

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
エンターテイメント5.53%0.64%-22.23%-33.24%-36.39%-31.75%
テレコムサービス5.14%3.52%3.90%4.25%-7.86%3.38%
電子ゲームとマルチメディア3.25%1.44%-22.52%-48.16%-50.45%-39.45%
放送2.96%-2.94%-10.67%-7.22%-4.90%-8.41%
インターネットコンテンツと情報2.74%-5.35%-16.14%-26.71%-19.04%-26.94%
出版1.92%-4.84%-5.94%-6.52%3.35%-11.17%
広告代理店1.45%-5.83%-17.56%-17.54%-25.12%-20.22%

今週は全分類でプラスとなりました。
年初来で見るとテレコムが堅実であることが分かります。
やはりオールドエコノミーが一つのターゲットであることが分かります。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ウォルトディズニーDIS6.74%-5.18%-26.36%-26.19%-38.81%-29.42%
ベライゾンVZ3.78%6.20%-4.23%-0.77%-9.01%-1.08%
GoogleGOOGL3.13%-5.24%-16.84%-21.01%-4.69%-22.46%
メタプラットフォームズFB0.82%-5.15%-7.53%-41.42%-40.64%-41.99%
大きなマイナスとなっているウォルトディズニー、グーグルが強い結果でした。
通年で見ると、高配当で株価が安定しているベライゾンが底堅い展開を見せています。
最近バフェット氏が大量に売却したことが判明しましたが、ボラティリティが高い相場では安心株であることは間違いないかと思います。
今後のグロース株の状況次第ですが、大きく下がっている銘柄は買い時の可能性もあります。

 

 

 

 

 

ワースト3:Utilities(公共事業)

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
リサイクル7.92%4.09%7.92%-0.69%-0.37%-1.53​​%
ガス5.15%6.01%15.91%26.19%16.47%17.02%
電気4.63%2.52%10.28%10.02%11.90%3.34%
水道3.30%-1.74%1.52%-3.83%0.00%-13.95%
多様化2.56%0.05%8.00%17.45%16.57%9.29%
発電0.19%3.51%1.21%21.75%41.16%-7.84%

今週は全分類でプラスとなりました。
年初来で見ても底堅いことが見て取れます。
やはり、ボラティリティが高い相場では公共事業は底堅いセクターであることが分かります。

会社ティッカー業界1週間1か月3か月6か月1年年初来
NextEra Energy、Inc.NEE電気8.72%5.36%-1.07%-10.06%5.75%-17.06%
デュークエナジーコーポレーションDUK電気4.16%0.53%13.93%15.23%14.15%9.06%
サザンカンパニーSO電気3.62%0.65%17.45%22.61%19.01%10.92%
ドミニオンエナジー株式会社D多様化3.17%1.54%7.08%15.60%11.85%8.40%
センプラSRE多様化4.08%0.69%15.55%36.96%23.00%25.98%

時価総額が高い銘柄はいずれも調子が良いことが分かります。
リセッション懸念により買われている側面が強いです。

 

 

 

 

 

 

アメリカ主要銘柄決算内容

マネックス証券の決算フラッシュを参照しています。
データが無い場合は、https://jp.investing.com/を参照しています。

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ   (ZM)

1Qの業績は増収減益。

売上高対前年同期12.3%増の10.7億ドル。アナリスト予想より+0.1%
純利益対前年同期50%減の1.1億ドル。
EPS前年同期の水準から0.37ドル減少。アナリスト予想より+19.8%

ガイダンスも良好であり、アフターコロナの時代も無くてはならないものとなっていることが分かります。

 

 

エヌビディア  (NVDA)

1Qの業績は増収減益

売上高対前年同期46.4%増の82.9億ドル。アナリスト予想より+2.3%
純利益対前年同期15.4%減の16.2億ドル。
EPS前年同期の水準から0.12ドル減少。アナリスト予想より+3.2%

売上高、EPSともに予想を上回る強い結果でした。
時間外でガイダンスが予想を下回る発表が流れた後、大きく株価は下げました。
しかし、そのあと持ち直しており今週は大きく上昇しました。

 

 

アリババ  (BABA)

4Qの業績は増収減益

売上高前年同期比 8.9%増の 2040.52 億元。アナリスト予想より+1.7%
純利益前年同期比 24%減の 214.54 億元。アナリスト予想より+15.9%
EPS前年同期の水準から2.37元減少。アナリスト予想より+11.0%

予想を上回る決算であり、市場は好感して株価は上昇しました。

 

 

バイドゥ(BIDU)

1Qの業績は増収減益

売上高前年同期比 1%増の 284.11 億元。アナリスト予想より+2.0%
純利益・前年同期比 10%減の 38.79 億元。アナリスト予想より+120%
EPS前年同期の水準から1.16元減少。アナリスト予想より+123%

予想を上回る決算であり、市場は好感して株価は上昇しました。

 

 

 

 

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