【アメリカ・日本株】週間振り返り~2022年7月4週目

2022年7月4週市場振り返り市場振り返り
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2022年7月18日~7月22日までの株式市場振り返りです。

今週は大きく回復しましたね!

先週末のアメリカ指標
・小売り売上高が予想より良かったこと
・消費者信頼感指数が予想より良かったこと
などアメリカの経済がまだ力強い状態であることから買いムードになっています。またインフレ指数もピークアウトしそうということも後押しになっています。

2022年7月アメリカ小売り売上高コア

 

ミシガン大学消費者信頼感指数

ただ予想より良かったとはいえ、消費者信頼感指数は右肩下がりになっていることは事実です。
そして、7/22にS&P購買担当者指数の発表があり、景気の分岐点である50を下回りました。

S&P総合購買担当者指数

 

景気が落ちていく可能性が高くなってきており、原油価格も下落基調です。200日移動平均線で反発するのか、下回ってしまうのかが次週以降のキーポイントです。

原油価格日足チャート

 

こうした背景もあり、長期金利が低下してきています。
逆イールドは解消されないままで、リセッションの兆候が続いています。

アメリカ10年債券利回り日足チャート

 

長期金利が低下してきているため、ハイテク株の回復が目立った1週間でした。また、アメリカの2Q決算発表が本格化してきており、業績相場にもなっています。

近い将来、インフレが落ち着くことが予想されているため、利上げペースも鈍化する。若しくは来年には景気刺激も含めて利下げも行われるのでは?という楽観的な観測も出てきています。そのため、ドル指数が下がってきており、ドル円も下がり、円高方向になってきました。

為替ドル円日足チャート

 

今まで下がりすぎているハイテク関連の戻しはしばらくあるかもしれませんが、近い将来のリセッションに備えることも必要だと考えます。

 

次週は、
・FOMCでの利上げ発表:7/27
・アメリカGDP発表:7/28
と重要指数の発表があり、これによって株価は大きく変動すると考えます。また、アメリカ決算発表が相次ぐため、注視が必要です。

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
 ①日米主要株価指数について
 ②日本市場振り返り:セクター成績
 ③アメリカ市場振り返り:セクター成績
  好不調3セクターをピックアップして分析しています。
 ④アメリカ主要銘柄決算内容
の順でまとめています。

主要指数成績

 

2022年7月4週目日米主要株価指数結果

日米主要株価指数結果4週間成績

主要株価指数はすべて大きく上昇しました。
特にハイテク株が多いNASDAQとマザーズはそれぞれ+3.3%、+5.2%と大きく上昇しています。

昨年末比で見ると、
・ハイテク関連株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果
大型エコノミー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。

 

日本市場振り

日経平均日足チャート

日経平均日足チャート

中長期の下落トレンドをブレイクし、一気に200日移動平均線も超えました。
次のターゲットは6/9に付けた高値28,389円となります。
円高に振れてきていることから、次週は厳しくなるかもしれません。

2022年7月4週目日本株式指数結果

日経平均、TOPIXは200日移動平均線(赤色ライン)を超えています。
マザーズは100日移動平均線(黄色ライン)を超えてきました。
ただ先物は下げていますので、月曜日はマイナスからスタートしそうです。

セクター成績

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

東証セクター成績ヒートマップ

東証セクター成績詳細

東証セクター成績TOP10

プラスは29業種、マイナスは4業種とマイナス業種が多い週となりました。
堅調な業績予想を発表した海運が力強い成績となりました。
ハイテク関連が多い、電気機器、機械、精密機器などの成績が上位に来ています。

 

アメリカ市場振り返り

日足チャート

アメリカ株価主要指数日足チャート

3指数とも50日移動平均線(紫ライン)を超えてきました。
最終日の7/22にハイテク関連が大きく下落しており、次週は再度50日移動平均線を試すのか?が注目されます。FOMCの利上げ幅発表とGDP発表が控えており、この結果次第で大きく変化すると考えます。

ヒートマップ

finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。

アメリカヒートマップ

今まで下げていた、テクノロジー、一般消費財、金融、資本財などが大きく上昇しました。
逆に今まで好調であったヘルスケア、生活必需品がイマイチな結果でした。
コミュニケーションサービスの中でテレコム関連が大きく下落していることが分かります。

 

セクター別成績

アメリカセクター成績

8業種プラス、3業種マイナスとなりました。
成績上位下位3セクターをピックアップしました。

TOP:Consumer Cyclical(一般消費財)

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
テスラTSLA13.40%15.31%-19.04%-18.02%25.79%-22.72%
アマゾンAMZN7.81%12.36%-17.45%-19.28%-32.70%-26.57%
ホームデポHD4.85%13.98%-1.21%-12.30%-6.14%-26.12%
ナイキNKE4.22%4.00%-19.44%-23.55%-33.33%-34.53%
トヨタ自動車TM2.30%0.73%-7.70%-20.43%-9.94%-13.49%
マクドナルドMCD-0.40%4.50%-0.49%0.34%6.42%-5.25%
アリババBABA-1.79%-4.32%17.00%-23.22%-52.99%-15.30%

好調な決算が発表されたテスラが大きく上昇しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.2:Industrials(資本財)

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
トラック7.70%18.09%3.30%-12.81%-5.79%-25.35%
電気機器および部品6.44%6.41%-11.39%-18.19%-27.29%-30.27%
ツールとアクセサリー6.33%10.89%-7.32%-15.61%-23.41%-19.74%
建築製品および設備6.09%15.72%-3.32%-13.51%-12.25%-25.93%
レンタル&リースサービス5.93%8.55%-21.05%-16.70%-8.66%-24.35%
汚染と処理の管理5.93%8.51%-10.79%-4.92%-11.63%-18.73%
ビジネス機器および消耗品5.87%11.03%-1.78%-10.91%-10.44%-16.93%
金属加工5.78%6.26%-12.00%-1.26%-4.11%-3.78%
特殊工業機械5.63%6.41%-10.77%-18.12%-21.91%-21.85%
エンジニアリング&建設5.30%8.58%-10.45%-9.95%-5.92%-19.77%
海上輸送4.83%2.15%-15.40%-4.76%12.06%-2.70%
農場および重機4.57%-2.53%-22.37%-17.09%-15.29%-14.15%
鉄道4.12%4.76%-10.47%-9.30%-0.78%-11.13%
専門ビジネスサービス3.96%9.19%-8.64%-9.75%-21.65%-16.26%
セキュリティと保護サービス3.63%7.81%-3.84%-9.80%-22.01%-16.53%
人材派遣および雇用サービス3.46%5.51%-8.48%-4.61%-0.55%-14.97%
統合された貨物とロジスティクス3.37%5.47%2.24%-8.74%-13.15%-13.32%
産業流通3.20%5.16%-12.46%-14.55%-8.40%-23.55%
コンサルティングサービス2.98%9.64%-2.75%-1.99%-3.37%-14.33%
空港と航空サービス2.95%1.39%-12.22%-16.58%-12.92%-22.01%
航空宇宙および防衛2.68%3.11%-8.73%-3.89%-5.39%-1.97%
廃棄物管理2.40%6.47%-7.09%-1.11%2.92%-10.18%
コングロマリット0.25%2.48%-7.58%-6.03%-11.28%-5.47%
航空会社0.06%4.58%-21.31%-20.39%-25.28%-18.07%

全分類プラスとなりました。
トラック関連がこの3か月プラスと堅調です。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ハニウェルHON5.02%2.10%-7.38%-13.14%-22.03%-12.97%
レイセオンテクノロジーズコーポレーションRTX3.27%1.78%-7.39%6.62%9.78%9.47%
ユナイテッドパーセルサービスUPS2.95%6.72%-0.43%-7.07%-11.84%-12.30%
ユニオンパシフィックコーポレーションUNP2.04%2.11%-12.68%-11.84%-2.80%-15.29%
ロッキードマーティンLMT-0.91%-4.98%-10.19%5.23%3.90%11.07%

大手株の中で兵器大手のロッキードマーティンが決算がイマイチで下げています。

 

 

 

 

 

 

No.3:Technology(テクノロジー)

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ASMLASML12.33%10.04%-13.83%-24.38%-26.81%-32.89%
エヌビディアNVDA9.88%5.86%-14.19%-28.29%-11.61%-41.11%
アクセンチュアACN6.07%0.56%-10.64%-15.96%-8.35%-30.52%
オラクルORCL5.88%12.58%-5.76%-9.45%-17.41%-14.12%
アドビADBE5.80%10.01%-3.73%-21.33%-35.56%-29.13%
ブロードコムAVGO3.65%3.31%-13.53%-6.43%7.60%-22.98%
シスコCSCO3.23%2.04%-15.76%-23.45%-18.48%-29.84%
アップルAAPL2.61%13.85%-7.41%-6.33%4.97%-13.22%
マイクロソフトMSFT1.42%2.86%-7.28%-13.67%-9.01%-22.59%
台湾セミコンダクターTSM0.81%1.66%-11.61%-32.74%-25.94%-28.25%

大手株すべてプラスとなりました。
上位は半導体株と今まで大きく下げていた銘柄が反発しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワースト1:Communication Services(コミュニケーションサービス)

2週連続コミュニケーションサービスがワーストでした。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ウォルトディズニーDIS7.90%9.86%-15.57%-30.42%-41.35%-33.68%
コムキャストCMCSA4.16%9.51%-9.25%-15.17%-26.28%-15.36%
メタプラットフォームズMETA2.77%8.61%-10.00%-46.53%-51.80%-49.67%
アルファベットGOOGL-3.47%-3.22%-13.55%-19.06%-15.98%-25.51%
T-Mobile USTMUS-3.56%-0.52%0.29%27.31%-8.48%14.23%
AT&TT-10.55%-9.45%-8.96%-10.06%-13.24%-1.21%
ベライゾンVZ-12.88%-12.48%-19.20%-16.76%-20.55%-14.45%

テレコム関連のAT&T、ベライゾンが決算発表で大きく下げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワースト2:Utilities(公共事業)

名前1週間1か月3か月6か月1年年初来
リサイクル1.20%1.70%-6.75%3.01%-9.38%-9.23%
ガス0.77%5.13%-5.45%10.02%11.99%7.94%
水道0.53%8.71%-7.10%-3.55%-4.48%-15.48%
発電-0.01%0.21%-8.92%-0.09%4.69%-7.11%
多様-0.20%3.56%-12.59%-1.20%7.97%-1.47%
電気-0.32%4.66%-6.25%0.43%5.45%-3.46%

下位2ですが、安定していることが分かります。

ワースト3:Healthcare(ヘルスケア)

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
サーモフィッシャーTMO4.21%8.15%-3.25%-4.53%7.06%-15.84%
ノバルティスNVS1.45%5.35%-4.54%-2.63%-5.72%-1.83%
イーライリリーLLY-0.86%7.19%13.51%35.22%37.85%19.02%
ファイザーPFE-1.00%4.40%4.32%-5.22%23.54%-13.24%
ユナイテッドヘルスUNH-1.57%6.48%-2.98%12.62%25.41%3.84%
アッヴィABBV-3.35%0.62%-6.34%11.61%26.31%9.65%
ジョンソンエンドジョンソンJNJ-3.43%-2.06%-6.13%4.16%1.26%0.61%
メルクMRK-5.11%1.07%4.50%11.59%17.74%17.58%

今週はイマイチでしたが、中長期で見ると安定してプラスとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ主要銘柄決算内容

アナリスト予想:ファクトセットが調査したアナリスト予想の平均(FactSetコンセンサス)を使用
マネックス証券参照。無い場合は、https://jp.investing.com/を参照

バンクオブアメリカ (BAC)

2Qの業績は増収減益

売上高前年同期比 6%増の 228 億ドル。アナリスト予想より-0.3%
純利益前年同期比 34%減の 59.32 億ドル
EPS年同期の水準から0.3ドル減少。アナリスト予想より-0.2ドル

決算ミスで、時間外取引は下げましたが、
その後回復して上昇へ転換。

 

 

ゴールドマンサックス (GS)

2Qの業績は減収減益

売上高前年同期比 23%減の 119 億ドル。アナリスト予想より+11.2%
純利益前年同期比 48%減の 27.86 億ドル
EPS年同期の水準から7.3ドル減少。アナリスト予想より+1.09ドル

減収減益ながら、市場予想を上回る結果
予想を超えたため、買いムード

 

 

ジョンソンエンドジョンソン (JNJ)

2Qの業績は減収減益

売上高前年同期比 1.4%減の128 億ドル。アナリスト予想より-1.2%
純利益前年同期比 41%減の17 億ドル
EPS前年同期の水準から0.1ドル減少。アナリスト予想より+0.04ドル

そこまで悪くない決算ながら2022通期ガイダンスが売上高、EPSともに市場予想を下回る結果
見通しが暗い状況ということで株価は下落

 

 

ノバルティス (NVS)

2Qの業績は減収減益

売上高対前年同期12.6%増の803億ドル。アナリスト予想より-0.8%
純利益対前年同期18.9%増の52億ドル
EPS前年同期の水準から0.88ドル増加。アナリスト予想より+0.36ドル

EPSは予想を超えていますが、大きく減益
決算発表翌日に大きく下げました。

 

 

IBM 

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期9.3%増の155億ドル。アナリスト予想より+3%
純利益対前年同期5.1%増の13.9億ドル
EPS前年同期の水準から0.02ドル減少。アナリスト予想より+0.04ドル

堅調な決算でしたが、ガイダンスでフリーキャッシュフロー低下予想を出しており
株価は大きく下落

 

 

ロッキードマーティン (LMT)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 9.3%減の 154.46 億ドル。アナリスト予想より-3.6%
純利益前年同期比 7%減の 16.85 億ドル
EPS前年同期の水準から5.36ドル減少。アナリスト予想より-5.18ドル

決算もイマイチで、通期ガイダンスも売上高、EPSともに予想を下回る結果
株価は大きく下落

 

 

ネットフリックス (NFLX)

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期8.6%増の79.7億ドル。アナリスト予想より-0.7%
純利益対前年同期6.5%増の14.4億ドル
EPS前年同期の水準から0.23ドル増加。アナリスト予想より+0.25ドル

来四半期ガイダンス:売上高、EPSともに予想を下回る結果
決算は予想よりもEPSが良好
会員数減少が予想より悪く無い結果であり、集客が底をついたと楽観視
株価は大きく上昇。

 

 

テスラ (TSLA)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比の 41%増の 169 億ドル。アナリスト予想より+0.1%
純利益対前年同期97.8%増の22.6億ドル
EPS前年同期の水準から0.93ドル増加。アナリスト予想より+0.34ドル

市場予想は厳しい?と言われていましたが、予想を上回る好決算
株価は大きく上昇しました。

 

 

ASML

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 35%増の 54.31 億ユーロ。アナリスト予想より+3.2%
純利益前年同期比 36%増の 14.11 億ユーロ
EPSアナリスト予想より+0.07ユーロ

来四半期ガイダンス:売上、粗利益率が予想を大きく下回る結果
通期ガイダンス:売上成長率、粗利益率が予想を大きく下回る結果

ガイダンスは弱いものの、決算内容が良かったこともあり上昇
今までが下げすぎているセクターであることも要因

 

 

アボットラボラトリーズ (ABT)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 10%増の 112.57 億ドル。アナリスト予想より+8.8%
純利益前年同期比 20%増の 25.42 億ドル
EPS前年同期の水準から0.26ドル増加。アナリスト予想より+0.3ドル

来四半期ガイダンス:売上高、EPSともに予想を上回る結果
決算も良好であった。
他のヘルスケア株に引っ張られて、好決算ながら上昇しにくい状態

 

 

トラベラーズ (TRV)

2Qの業績は増収減益

売上高前年同期比 10.8%増の 90.2 億ドル。アナリスト予想より+8.8%
純利益対前年同期41%減の5.5億ドル
EPS前年同期の水準から0.88ドル減少。アナリスト予想より+0.6ドル

予想を超える結果であったが、大幅な減益
株価は荒い動きを見せ、終値はあまり動かない結果

 

 

フィリップモリス (PM)

2Qの業績は減収減益

売上高前年同期比 0.2%減の 78.3億ドル。アナリスト予想より+27.6%
EPS前年同期の水準から0.09ドル減少。アナリスト予想より+0.23ドル

通期ガイダンス:売上高、EPSともに予想を上回る結果
決算も減収減益ながら予想を上回る結果
株価は大きく上昇しています

 

 

AT&T (T)

2Qの業績は減収減益

売上高前年同期比 33%減の 296.43 億ドル。アナリスト予想より+0.2%
純利益前年同期比 30%減の 44.52 億ドル
EPS前年同期の水準から0.24ドル減少。アナリスト予想より+0.04ドル

予想を上回りましたが、大幅な減収減益
フリーキャッシュフローが予想を大きく下回り、通期予想も下方修正。
顧客の支払い遅延が要因だそう。
株価は暴落

 

 

ユニオンパシフィック (UNP)

2Qの業績は増収増益

売上高前年同期比 14%増の 62.69 億ドル。アナリスト予想より+2.4%
純利益前年同期比 2%増の 18.35 億ドル
EPS前年同期の水準から0.21ドル増加。アナリスト予想より+0.09ドル

予想を上回りましたが、来四半期の稼働率が前年度比マイナスとなっており
株価は若干の下落

 

 

ダウ (DOW)

2Qの業績は増収減益

売上高前年同期比 13%増の 156.64 億ドル。アナリスト予想より+0.5%
純利益前年同期比 18%減の 16.98 億ドル
EPS前年同期の水準から0.41ドル減少。アナリスト予想より+0.17ドル

減益ながら予想を上回る結果
株価は小幅に上昇

 

 

ベライゾン (VZ)

2Qの業績は増収減益

売上高対前年同期0.1%増の338億ドル。アナリスト予想より+0.2%
純利益前年同期比 18%減の 16.98 億ドル
EPS前年同期の水準から0.06ドル減少。アナリスト予想より-0.02ドル

決算は予想とほぼ同等。
通期ガイダンス:EPSが予想を下回る結果
前日のAT&Tの決算に引っ張られている感じで暴落

 

 

ネクステラエナジー (NEE)

2Qの業績は増収増益

売上高対前年同期31.8%増の51.8億ドル。アナリスト予想より-2.4%
EPS前年同期の水準から0.1ドル増加。アナリスト予想より-0.06ドル

増収増益ながら決算は予想を下回る結果
通期ガイダンス:EPSは予想とほぼ同等
株価は上昇

 

 

アメリカンエキスプレス (AXP)

2Qの業績は増収減益

売上高対前年同期31%増の134億ドル。アナリスト予想より+7.3%
EPS前年同期の水準から0.22ドル減少。アナリスト予想より+0.16ドル

減益ながら予想を上回る決算結果
通期ガイダンス:EPSが予想を下回る
プレマーケットで大きく上昇した株価でしたが、
そこから大きく下落

 

 

ツイッター (TWTR)

2Qの業績は減収減益

売上高対前年同期1.2%減の11.8億。アナリスト予想より-11%
純利益前年同期の6565万ドルから-2.7億ドル
EPS前年同期の水準から0.43ドル減少し赤字。アナリスト予想より-0.28ドル

予想も下回り赤字転落
株価は維持

 

 

次週は今週以上に決算発表が相次ぎます。
また、FOMCでの利上げ幅発表、GDP発表が控えており、荒い値動きになることが予想されます。

 

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