
西日本中心に大雪に見舞われた2023年1月23日~1月27日までの株式市場振り返りです。

今週は本当に寒かったですね・・
でも株高は嬉しい!

アメリカ株は、今週発表された経済指標が予想より若干良い+良すぎないという丁度よい塩梅で、景気後退しても小幅に抑えられる可能性が出ています。
その影響でリスクオン相場になっており、昨年暴落したNASDAQ銘柄を中心としたグロース株が上昇しています。
また、アメリカは4Q決算発表ラッシュが始まっており、TESLAは連日で前日比10%超えの暴騰など好調な銘柄は一気に上昇しているものもあります。
➡決算については大型銘柄中心に38銘柄分まとめていますので、参考にしていただけますと幸いです。

日本株はアメリカ経済指標やゼロコロナ撤廃による中国経済回復期待から株高が続きました。
ただし、週最終日の1/27に東京消費者物価指数(CPI)が約42年ぶりの高水準となったことが発表され、景気失速及び日銀金融政策が変更される可能性も再度浮上してきています。
その影響で、最終日はグロース株が下落+銀行・保険株が上昇しました。

先週末比で、日米主要株式指数はすべて上昇しました。
特にNASDAQ総合指数は4週連続上昇と非常に強い結果となっています。
・NYダウ +1.81%
・NASDAQ +4.32%
・S&P500 +2.47%
・日経平均 +3.12%
・TOPIX +2.90%
・マザーズ +2.30%

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
①アメリカ経済指標について
②株式以外の重要指数について(金利、為替、原油)
③日米主要株価指数について
④日本市場振り返り:セクター成績
⑤アメリカ市場振り返り:セクター成績
好不調3セクターをピックアップして分析しています。
⑥アメリカ主要銘柄決算内容
の順でまとめています。
- アメリカ経済指標
- 株式以外の重要指標
- 主要指数成績
- 日本市場振り
- アメリカ市場振り返り
- アメリカ主要銘柄決算内容
- ダナハー(DHR)
- ゼネラル・エレクトリック(GE)
- スリーエム(MMM)
- ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
- トラベラーズ・カンパニーズ(TRV)
- ロッキード・マーチン(LMT)
- ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)
- レイセオンテクノロジーズ(RTX)
- インテュイティブ・サージカル(ISRG)
- テキサス・インストゥルメンツ(TXN)
- マイクロソフト(MSFT)
- AT&T(T)
- U.S.バンコープ(USB)
- ボーイング(BA)
- フリーポート・マクモラン(FCX)
- キンバリー・クラーク(KMB)
- ASML(ASML)
- オートマチック・データ・プロセシング(ADP)
- アボット・ラボラトリーズ(ABT)
- ラスベガス・サンズ(LVS)
- サービスナウ(NOW)
- ラム・リサーチ(LRCX)
- IBM(IBM)
- テスラ(TSLA)
- ネクステラ・エナジー(NEE)
- ダウ・インク(DOW)
- サウスウエスト航空(LUV)
- アメリカン航空(AAL)
- コムキャスト(CMCSA)
- シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)
- マスターカード(MA)
- ビザ(V)
- インテル(INTC)
- シェブロン(CVX)
- チャーター・コミュニケーションズ(CHTR)
- コルゲート・パルモリーブ(CL)
- HCAヘルスケア(HCA)
- アメリカン・エキスプレス(AXP)
- 次週決算発表の注目銘柄
アメリカ経済指標
・1/24: 購買担当者景気指数
・1/26:2022年4Q GDP速報値
・1/26:新築販売件数
・1/27:個人消費支出(PCE)
・1/27:個人所得
が注目されました。先週までの経済指標は苦しい結果が出ていましたが、今週分の経済指標は予想より良いものが多い結果で一喜一憂状態となっています。
・景気指数が良い:FRBがタカ派になる➡長期金利上昇➡株安へ
・景気指数が悪い:FRBがハト派になる?➡長期金利下落➡株高へ
・景気指数が悪すぎ:リセッション局面➡株安へ
丁度よい塩梅が今は求められています。
製造業購買担当者指数(製造業PMI)
企業の購買担当者に生産や新規受注、受注残、雇用、価格、購買数量などのアンケートを聴取し、指数化したものです。好不況の分岐点が50であり、50を上回ると好況、下回ると不況と判断できます。
・1月予想:46.0
・1月速報値:46.8
若干ではあるものの、予想を上回りました。ただし11月以降は好不況分岐点の50を下回っており、景気後退局面は続いています。
サービス業購買担当者指数(サービス業PMI)
・1月予想:45.0
・1月速報値:46.8
1月分については予想を大きく上回りましたが、2022年7月以降好不況分岐点の50を下回っています。
総合購買担当者指数(総合PMI)
・12月確報値:46.2 (速報は44.6と1.6ポイント上方修正)
・1月予想:46.0
・1月速報値:46.8
1月分については予想を上回りましたが、2022年7月以降好不況分岐点の50を下回っています。
2022年4Q GDP速報値
・4Q予想:+2.7%
・4Q速報値:+2.9%
3Qよりやや減速した結果でしたが、予想を上回り、アメリカ経済の底堅さが如実に現れました。
2022年4Q消費者消費支出(PCE)速報値
・4Q予想:+2.7%
・4Q速報値:+2.1%
3Qよりやや減速した結果+予想を下回りましたが、横ばいが続いており、堅調と判断できます。
2022年4Q GDPデフレーター速報値

・4Q予想:+3.2%
・4Q速報値:+3.5%
3Qより減速した結果でしたが、予想を上回りました。
物価上昇抑制が収まりつつありますが、予想を超えたことが気がかりです。
新築販売件数
先週は中古住宅販売件数発表で大苦戦が報じられました。
その中で新築販売価格下落もあり、新築販売件数は堅調に推移しています。
・12月予想:62.0万件
・12月結果:61.6万件
11月結果は下方修正となりました。
12月分は予想を若干下回るものの、3か月連続上昇と右肩上がりで推移しています。
新築住宅販売価格
・11月:459千ドル(471千ドルから下方修正)
・12月:442千ドル
平均値は高止まりしていますが、中央値が下落していることから価格自体が下落傾向であることが分かります。➡販売件数堅調の一助となっています。
MBA住宅ローン(30年固定金利)
今週分で6.23%となり、2022年10月下旬に付けた7.16%からすると約1%下落しましたが、まだまだ高い水準となっています。
個人所得(前月比)
・12月予想:+0.3%
・12月速報値:+0.2%
12月は前月及び予想を下回る結果となっています。
10月がイレギュラー的に増加していますが、徐々に右肩下がりになってきていることが
分かります。
個人消費支出PCE (前月比)
・12月予想:-0.1%
・12月速報値:-0.2%
11月分が下方修正されマイナス成長となりました。
また、12月は前月及び予想を下回る結果となっています。
クリスマス商戦でしたが、不発だったことが分かります。
個人消費支出価格指数(PCEデフレーター) 前年同月比
・12月予想:+5.3%
・12月速報値:+5.0%
9月以降一気に下落していることが分かります。
予想よりも物価上昇抑制が進んできていることが確認されました。
個人消費支出価格指数(コアPCEデフレーター) 前年同月比
コア:変動の大きいとされる「エネルギーと食料品」を除いた指数
・12月予想:+4.4%
・12月速報値:+4.4%
食料品、エネルギー除いたコア指数も下落してきており、着実に物価上昇抑制が出来てきています。
物価指数とマインドまとめ
消費者側と企業側の物価及びマインドをまとめました。
・マインド:消費者側は楽観的、生産者側は少し悲観的だが上方修正してきている

次週注目の経済指標
・1/31:シカゴ購買部協会景気指数
・1/31:消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
・2/1:ADP雇用統計
・2/1:ISM製造業景気指数
・2/1:FOMC終了➡政策金利発表
・2/3:非農業部門雇用者数変化
・2/3:失業率
・2/3:平均時給
・2/3:ISM非製造業景気指数
が注目されています。中でもFOMCが注目です。
株式以外の重要指標
2023年FOMC時 金利見通し
現時点のシナリオ)
・2023年2月:+0.25%
・2023年3月:+0.25% →ターミナルレート4.75~5.00を迎える
・2023年5月:利上げ無 or +0.25% 利上げがあれば、5.00-5.25を迎える
・2023年6月:以降は政策金利維持
・2023年11月以降:順次利下げ or 維持
2023年2月FOMC時 利上げ確率
ほぼ100%の確率で0.25%利上げとなっており、完全に織り込みがされています。
2023年3月FOMC時 利上げ確率
市場は2月+0.25%、3月+0.25%の利上げ確率が高いと想定しています。
長期金利
・2年金利:4.203% (先週末比:+0.029%)
・5年金利:3.614% (先週末比:+0.051%)
・10年金利:3.505%(先週末比:+0.021%)
・30年金利:3.623%(先週末比:-0.033%)
明らかに逆イールドとなっています。→リセッションの兆候は変わらず
200日移動平均線(下図赤ライン)と50日移動平均線(下図紫ライン)の間でずっと推移。
中期的には下落傾向が続いています。
2022/7/5~ずっとマイナス。差が再度拡大中
金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。
金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。
2023年もアメリカ金利で大きく株式市場は変動すると予想されていますが、中期的に見ると金利は下落していく方向であるため、私は、債券・ゴールド・新興国に着目しています。
為替(ドル円)
若干上に出始めては来ていますが、現在はヨコヨコで130円周辺をウロウロしています。
長期的には円高に行くと考えられていますが、短期的に円安に戻す動きとなっています。

原油価格WTI
100日移動平均線(下図黄色ライン)が上値レジスタンスになっている様子。
50日移動平均線(下図紫ライン)を挟んだ攻防が続いています。
インフレ指数が抑制されている最要因がエネルギーコスト。
原油高になると、再度インフレ率が向上するため注視が必要です。
主要指数成績
●先週末比/昨年末比
●過去4週履歴
4週連続NASDAQ総合指数は上昇しました。今週は特にリスクオン相場となったことからグロース株優位な状態となっており、NASDAQ総合指数が堅調でした。また、決算発表ラッシュとなっており、予想を上回る結果が出ている銘柄については急伸するものも多く出てきています。
・NYダウ +1.81%
・NASDAQ +4.32%
・S&P500 +2.47%
18日に日銀金融政策維持発表があり、市場は政策変更があるかも?と予想していたことから、長期金利が下落➡円安➡株価上昇となりました。この流れが続いていることと、今週のアメリカ株上昇及び中国経済回復期待も合わさり、株価が上昇しています。
一方で東京消費者物価指数(CPI)が約42年ぶりの高水準になったことから警戒感が出ています。
・日経平均 +3.12%
・TOPIX +2.90%
・マザーズ +2.30%
・グロース株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果
となりました。金利が下がっていくときはグロース株優位な展開はあると思いますが、リセッションが起きるとグロース株は厳しくなることが予想されています。
一方で、大型バリュー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。
日本市場振り
主要指数結果
一方でグロース株が多いマザーズ指数は東京CPI結果を受けたこともあり、1/27に大きく下落しました。
過去1年間成績
マザーズ指数は6月を底に反発していることがわかります。
セクター成績
nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。
●セクターヒートマップ
・内需株(建設、繊維、紙など)上昇:ドル円安定(円高期待)、中国景気回復期待など
・中国経済期待:鉄鋼を中心とした素材株、インバウンド株(空運・小売り)、輸出関連
・日銀政策維持:銀行株、保険株下落➡最終日に東京CPI結果を受け上昇
・海運大幅下落:世界TOP1,2位のアライアンス解消で競争激化懸念
●セクター成績TOP10
●全セクター成績
プラス:32業種、マイナス:1業種(海運)と上昇業種が多い結果となりました。
特に中国経済回復期待で「鉄鋼」「機械」「化学」、日銀政策変更期待で「銀行」業種の上昇が目立ちます。
アメリカ市場振り返り
主要指数結果
・NYダウ:50日移動平均線(下図紫ライン)を上抜ける
・NASDAQ:50日移動平均線(下図紫ライン)から大きく反発し、
一気に200日移動平均線(下図赤色ライン)を上抜ける
・S&P500:200日移動平均線(下図赤ライン)を上抜ける
・2022年初:115円
・2022年終:131.1円
資産分散のためにもアメリカ銘柄を持っておく必要が更に上がってきています。
円安のため、中々ドルを持つことが厳しいですが、暴落相場はアメリカ株が買いやすい状態ではあるため、引き続き少量ですがアメリカ株へ投資を続けていきたいと考えています。
引き続き高配当株とS&P500、NASDAQ100への投資信託を積み立てていきます。
過去1年間推移
NYダウはあと一歩でプラス圏。
ヒートマップ
finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。
・テクノロジー
・コミュニケーションサービス
・一般消費財
が大きく上昇していることが分かります。金融も良い結果。
一方で、ディフェンシブセクターであるヘルスケア、生活必需品、公共事業が弱い結果となっています。
2022年と流れが変わってきています。
セクター別成績
コミュニケーションサービス、一般消費財が5週連続上昇と非常に強い状態が続いています。
また、テクノロジーも4週連続上昇となっており、グロース株優位となっています。
●上位3セクター
・一般消費財:テスラが暴騰し牽引
・テクノロジー:半導体株中心に大きく上昇
・不動産:ローン金利下落
●下位3セクター
・ヘルスケア、公共事業、生活必需品:ディフェンシブからグロースへの流れ
これらセクターの大手株結果を下記にてまとめています。
TOP:一般消費財: +5.76%
テスラとアマゾンがこの1か月で暴騰していますが、まだ絶頂期からは程遠いところにあることが分かります。一方で中国ECサイトのピンデュオデュオとアリババが非常に強い結果となっています。
またスターバックスやナイキといったグロース/バリューの間の銘柄はすでに回復が進んでいることが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
テスラ | TSLA | 33.34% | 63.06% | -20.81% | -36.67% | -43.07% | 44.42% |
ピンデュオデュオ | PDD | 12.75% | 22.86% | 97.17% | 105.62% | 93.57% | 28.36% |
アマゾン | AMZN | 5.13% | 23.12% | -11.60% | -16.39% | -26.38% | 21.71% |
スターバックス | SBUX | 3.79% | 9.90% | 26.93% | 28.76% | 14.06% | 9.90% |
マクドナルド | MCD | 1.44% | 2.11% | 6.18% | 3.42% | 9.05% | 3.39% |
トヨタ自動車 | TM | 0.72% | 8.08% | 6.69% | -7.74% | -24.21% | 7.75% |
ナイキ | NKE | 0.72% | 8.48% | 38.03% | 13.63% | -11.43% | 8.99% |
ホームデポ | HD | 0.54% | -0.90% | 9.15% | 5.69% | -11.36% | 0.26% |
ロウズカンパニー | LOW | -1.00% | 0.39% | 4.62% | 6.13% | -11.23% | 1.63% |
アリババ | BABA | -1.23% | 31.74% | 72.79% | 17.73% | 4.42% | 34.39% |
No.2:テクノロジー:+4.28%
2週連続上昇2位となっています。
半導体株上昇が牽引していることが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
エヌビディア | NVDA | 14.16% | 44.22% | 57.92% | 13.24% | -10.57% | 39.35% |
アップル | AAPL | 5.85% | 12.23% | -2.29% | -7.26% | -8.62% | 12.31% |
アドビ | ADBE | 4.02% | 10.63% | 15.67% | -8.13% | -25.98% | 10.16% |
シスコシステムズ | CSCO | 3.70% | 2.06% | 9.31% | 6.33% | -12.33% | 1.83% |
ブロードコム | AVGO | 3.54% | 6.77% | 28.15% | 10.75% | 6.08% | 5.70% |
マイクロソフト | MSFT | 3.31% | 4.73% | 7.28% | -10.22% | -16.36% | 3.48% |
ASML | ASML | 2.86% | 24.24% | 37.86% | 19.03% | 2.16% | 22.14% |
台湾セミコンダクター | TSM | 2.49% | 25.54% | 53.35% | 5.29% | -24.20% | 25.25% |
オラクル | ORCL | 1.99% | 9.89% | 18.94% | 15.51% | 11.81% | 8.87% |
アクセンチュア | ACN | -1.14% | 4.51% | -0.93% | -8.70% | -15.95% | 3.91% |
No.3:不動産:+2.80%
ローン金利が下落していることもあり、2022年悪かった不動産セクターも回復基調です。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
プロロジス | PLD | 5.72% | 14.61% | 18.18% | -1.93% | -14.42% | 15.18% |
パブリック ストレージ | PSA | 3.54% | 5.75% | 0.42% | -7.60% | -10.54% | 6.83% |
エクイニクス | EQIX | 1.41% | 11.56% | 31.54% | 2.66% | 4.94% | 11.48% |
アメリカン・タワー | AMT | -0.28% | 4.69% | 12.12% | -17.89% | -8.99% | 4.22% |
クラウンキャッスル | CCI | -1.38% | 6.67% | 13.84% | -19.39% | -17.43% | 7.69% |
ワースト1:ヘルスケア:-0.72%
2022年好調であったヘルスケア(特に製薬)が落ちてきていることが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
ユナイテッドヘルス | UNH | -0.14% | -8.64% | -10.52% | -10.24% | 6.02% | -8.32% |
ジョンソンエンドジョンソン | JNJ | -0.30% | -5.19% | -2.31% | -3.43% | -0.09% | -4.77% |
イーライリリー | LLY | -1.15% | -6.24% | -4.40% | 3.42% | 43.82% | -6.49% |
ノボノルディスク | NVO | -2.13% | 3.63% | 28.09% | 18.64% | 48.32% | 2.03% |
アッヴィ | ABBV | -2.21% | -10.25% | -4.08% | -2.32% | 8.98% | -9.49% |
ノバルティス | NVS | -2.80% | -1.80% | 12.41% | 2.56% | 6.23% | -1.36% |
ファイザー | PFE | -2.93% | -14.36% | -4.93% | -13.66% | -17.39% | -14.54% |
サーモフィッシャー | TMO | -3.37% | 5.17% | 14.04% | -4.02% | 1.91% | 4.17% |
メルク | MRK | -4.15% | -6.01% | 7.08% | 17.17% | 33.16% | -5.02% |
アストラゼネカ | AZN | -5.23% | -3.53% | 13.06% | -1.78% | 14.72% | -3.35% |
ワースト2:公共事業:-0.07%
他のセクターよりも、安定的な銘柄が多くあることが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
センプラ | SRE | 2.43% | 1.88% | 9.69% | -1.07% | 20.19% | 4.72% |
ザ・サザン・カンパニー | SO | 1.31% | -5.91% | 3.60% | -10.34% | 1.46% | -4.78% |
アメリカン・エレクトリック・パワー | AEP | 0.98% | -3.34% | 6.43% | -4.66% | 4.77% | -1.98% |
ドミニオンエナジー | D | 0.05% | 1.08% | -6.96% | -23.20% | -19.38% | 1.84% |
デューク・エナジー | DUK | -0.24% | -2.02% | 11.86% | -6.76% | -0.36% | -1.37% |
ナショナル・グリッド | NGG | -1.15% | 4.88% | 18.31% | -7.37% | -11.62% | 5.50% |
エクセロンコ | EXC | -1.54% | -3.38% | 10.85% | -9.90% | 4.97% | -3.56% |
ネクストエラ・エナジー | NEE | -7.63% | -10.02% | -0.03% | -10.60% | 4.05% | -9.59% |
ワースト3:生活必需品:+0.27%
グロース株のコストコ、アフターコロナで化粧品大手エスティーローダーが好調です。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
コストコホールセール | COST | 4.83% | 9.77% | 0.77% | -6.13% | 4.10% | 10.25% |
ウォルマート | WMT | 1.96% | -0.35% | 1.53% | 10.44% | 5.56% | 1.06% |
フィリップモリス | PM | 1.91% | 1.05% | 15.83% | 6.78% | 2.35% | 2.52% |
エスティーローダー | EL | 1.21% | 9.06% | 31.45% | -0.18% | -7.44% | 9.14% |
コカ・コーラ | KO | 0.68% | -5.79% | 1.85% | -5.57% | 1.49% | -4.90% |
ペプシコ | PEP | -0.15% | -7.35% | -5.28% | -2.99% | 0.05% | -6.11% |
プロテクターアンドギャンブル | PG | -1.68% | -8.69% | 6.67% | -5.06% | -11.12% | -7.25% |
アンハイザー・ブッシュ・インベブ | BUD | -1.92% | -2.83% | 24.21% | 10.04% | -7.75% | -2.32% |
ユニリーバ | UL | -2.33% | -2.52% | 10.76% | 3.06% | -2.90% | -1.05% |
ディアジオ | DEO | -7.39% | -4.13% | 2.63% | -9.57% | -13.07% | -3.36% |
投資初心者にも非常に分かりやすい内容で、おススメです!
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アメリカ主要銘柄決算内容
大手決算発表が多数ありラッシュ突入週となっています。
ダナハー(DHR)
ライフサイエンス・医療診断機器
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +2.7% の 83.7 億ドル。 アナリスト予想より +6.8% |
●EPS: 前年同月比 +0.18 の 2.87 ドル。 アナリスト予想より +0.37 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算も増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・来四半期ガイダンス:収益成長が弱くなる見込み
決算発表後株価はやや下落しています。

ゼネラル・エレクトリック(GE)
総合電機メーカー
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +7.4% の 218 億ドル。 アナリスト予想より +2.8% |
●EPS: 前年同月比 +0.42 の 1.24 ドル。 アナリスト予想より +0.09 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算も増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算。
特にEPSは53%増とジャンプアップ
・来年度ガイダンス:EPSは予想を大きく下回る内容
2023年に入ってから順調に株価上昇している中、決算発表後も株価は堅調に推移しています。

スリーエム(MMM)
総合化学素材メーカー。ポストイットなど日常品を生産。連続増配高配当銘柄としても有名。
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -6.2% の 80.8 億ドル。 アナリスト予想より +0.2% |
●EPS: 前年同月比 -0.17 の 2.28 ドル。 アナリスト予想より -0.09 ドル |
・4Q決算は減収減益で、EPSは予想を下回る
・通期決算も減収減益
・来年度ガイダンス:EPSは予想を大きく下回る内容
決算発表前から株価は大きく下落しており、決算発表後も下落しました。

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
大手電気通信事業者。高配当銘柄としても人気
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +20.5% の 96.4 億ドル。 アナリスト予想より +10.2% |
●EPS: 前年同月比 -1.80 の 3.4 ドル。 アナリスト予想より -0.04 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高は予想を上回り、EPSは予想を下回る結果
・通期決算も増収減益で、売上高・EPSともに予想を上回る
・来年度ガイダンス:EPSは予想を下回る内容
決算発表後、暴騰暴落が一気に生じました。その後はやや上げたところで推移しています。

トラベラーズ・カンパニーズ(TRV)
商業・個人保険提供企業
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +3.5% の 353 億ドル。 アナリスト予想より +0.5% |
●EPS: 前年同月比 -0.12 の 1.19 ドル。 アナリスト予想より 0.00ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高は予想を上回り、EPSは予想と合致
・通期決算も増収減益
決算発表後、株価は上昇しています。

ロッキード・マーチン(LMT)
世界最大規模の防衛機器製造会社
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +7.1% の 189.9 億ドル。 アナリスト予想より +4.0% |
●EPS: 前年同月比 -0.07 の 7.4 ドル。 アナリスト予想より -0.01 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高は予想を大きく上回るものの、EPSは若干下回る結果
・通期決算は減収減益
・来年度ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容
決算発表前までに大きく下落していましたが、発表後に反発しています。

ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)
世界最大規模で最も多角的なヘルスケア企業
4Qの業績は前年同期比で減収増益
●売上高: 前年同月比 -4.4% の 237 億ドル。 アナリスト予想より -0.8% |
●EPS: 前年同月比 +0.22 の 2.35 ドル。 アナリスト予想より +0.11 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高は予想を下回るものの、EPSは上回る結果
・通期決算も増収増益で、売上高は下回るものの、EPSは上回る結果
・来年度ガイダンス:EPSは予想を上回る内容
決算発表後大きく上昇していましたが、そこから反落し、発表前後で差異が出ませんでした。

レイセオンテクノロジーズ(RTX)
世界最大規模の防衛機器製造会社
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +6.2% の 180.9 億ドル。 アナリスト予想より -0.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.19 の 1.27 ドル。 アナリスト予想より +0.03 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を下回るものの、EPSは上回る結果
・通期決算も増収増益
・来年度ガイダンス:売上高は予想を上回り、EPSは予想を下回る内容
決算発表後、株価は暴騰急落を経て最終的には上昇となりました。

インテュイティブ・サージカル(ISRG)
手術支援ロボット製造開発企業
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +7.1% の 16.6 億ドル。 アナリスト予想より -1.2% |
●EPS: 前年同月比 -0.06 の 1.23 ドル。 アナリスト予想より -0.03 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を下回る
・通期決算は増収減益
決算発表翌日、株価は大きく下落しました。

テキサス・インストゥルメンツ(TXN)
アナログ半導体製造の世界大手
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -3.3% の 46.7 億ドル。 アナリスト予想より +0.4% |
●EPS: 前年同月比 -0.14 の 2.13 ドル。 アナリスト予想より +0.13 ドル |
・4Q決算は減収減益でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は増収増益
・来四半期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容
決算発表翌日、株価は下落しました。

マイクロソフト(MSFT)
ソフトウェア世界最大手。時価総額世界2位
2Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +1.9% の 527 億ドル。 アナリスト予想より -0.8% |
●EPS: 前年同月比 -0.16 の 2.32 ドル。 アナリスト予想より +0.02 ドル |
・4Q決算は増収減益でしたが、売上高は予想を下回り・EPS予想を上回る結果
・PC販売低調クラウド減速が気がかり
決算発表翌日、株価は下落しました。ただ週後半に他ハイテク株同様に大きく上昇しています。

AT&T(T)
大手電気通信事業者
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +0.8% の 313.4 億ドル。 アナリスト予想より -0.3% |
●EPS: 前年同月比 +0.05 の 0.61 ドル。 アナリスト予想より +0.04 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高は予想を下回り、EPSは予想をを上回る結果
・通期決算は減収減益で売上高・EPSともに予想を下回る
・来四半期ガイダンス:EPSは予想を下回る内容
決算発表後、株価は大きく上昇しました。
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-T/
U.S.バンコープ(USB)
アメリカ地方銀行
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +12.1% の 63.7 億ドル。 アナリスト予想より -3.8% |
●EPS: 前年同月比 +0.13 の 1.2 ドル。 アナリスト予想より +0.08 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高は予想を下回り、EPSは予想をを上回る結果
・通期決算は増収増益
決算発表後、株価は大きく上昇しました。

ボーイング(BA)
航空宇宙および防衛の大手企業
4Qの業績は前年同期比で増収・赤字幅縮小
●売上高: 前年同月比 +35.1% の 199.8 億ドル。 アナリスト予想より -1.9% |
●EPS: 前年同月比 +5.94 の -1.75 ドル。 アナリスト予想より -2.02 ドル |
・4Q決算は増収でしたが、予想を下回る結果。EPSは赤字幅縮小で予想を下回る結果
・通期決算は増収、赤字幅拡大
決算発表後、株価はあまり変化無い結果

フリーポート・マクモラン(FCX)
国際的な鉱山会社
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -6.5% の 57.6 億ドル。 アナリスト予想より +7.7% |
●EPS: 前年同月比 -0.44 の 0.52 ドル。 アナリスト予想より +0.08 ドル |
・4Q決算は減収減益でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算も減収減益
決算発表後、株価は上昇しました。

キンバリー・クラーク(KMB)
主に紙ベースの消費者製品を製造するパーソナルケア企業
4Qの業績は前年同期比で減収増益
●売上高: 前年同月比 -0.2% の 49.6 億ドル。 アナリスト予想より -1.0% |
●EPS: 前年同月比 +0.24 の 1.54 ドル。 アナリスト予想より +0.02 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高は予想を下回り、EPSは予想を上回る結果
・通期決算は増収減益
決算発表後、株価は下落しています。

ASML(ASML)
半導体露光装置を販売する世界最大の会社
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +29.0% の 64.3 億ユーロ。 アナリスト予想より +0.8% |
●EPS: 前年同月比 +0.22 の 4.6 ユーロ。 アナリスト予想より +0.26 ユーロ |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は増収減益
・来四半期ガイダンス:売上高が予想を上回る内容
決算発表後、株価は上昇しています。

オートマチック・データ・プロセシング(ADP)
人事管理ソフトウェア運営企業
2Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +9.1% の 43.91 億ドル。 アナリスト予想より +0.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.30 の 1.95 ドル。 アナリスト予想より +0.02 ドル |
・2Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・半期決算は増収減益
・通期ガイダンス:売上高・EPSとも前Qガイドライン維持で大きく伸びる予想
決算発表後、株価は大きく下落しています。

アボット・ラボラトリーズ(ABT)
大手製薬会社
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -11.9% の 101 億ドル。 アナリスト予想より +5.0% |
●EPS: 前年同月比 -0.29 の 1.03 ドル。 アナリスト予想より +0.11 ドル |
・4Q決算は減収減益でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は増収増益ですが、Qごとに売上高・EPSが落ちてきている
決算発表後、株価は下落しています。

ラスベガス・サンズ(LVS)
世界最大級の完全統合型リゾートを運営
4Qの業績は前年同期比で増収、赤字幅縮小
●売上高: 前年同月比 +10.9% の 11.2 億ドル。 アナリスト予想より -4.3% |
●EPS: 前年同月比 +0.03 の -0.19 ドル。 アナリスト予想より -0.10 ドル |
・4Q決算は増収・赤字幅縮小でしたが、売上高・EPSともに予想を下回る結果
・通期決算は減収、赤字幅拡大
決算発表翌日、株価は大きく上昇しました。

サービスナウ(NOW)
企業向けサービスマネジメントクラウドの SaaS プロバイダ
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +20.5% の 19.4 億ドル。 アナリスト予想より 0.0% |
●EPS: 前年同月比 +0.82 の 2.28 ドル。 アナリスト予想より +0.26 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想と一致、EPSは予想を上回る結果
・通期決算は増収増益
・来四半期ガイダンス:サブスク売上高はアナリスト予想を上回る内容
・通期ガイダンス:サブスク売上高はアナリスト予想を上回る内容
決算発表翌日、株価は上昇しました。

ラム・リサーチ(LRCX)
半導体の製造装置の製造
2Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +24.8% の 52.8 億ドル。 アナリスト予想より +3.3% |
●EPS: 前年同月比 +2.18 の 10.71 ドル。 アナリスト予想より +0.66 ドル |
・2Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・半期決算は増収増益
・来四半期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容
決算発表翌日、株価は上昇しました。

IBM(IBM)
世界最大手規模のIT企業
4Qの業績は前年同期比で増益
●売上高: 前年同月比 0.0% の 167 億ドル。 アナリスト予想より +3.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.25 の 3.6 ドル。 アナリスト予想より +0.02 ドル |
・4Q決算は増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は増収増益
・来期ガイダンス:売上成長率は1桁前半と失速を見込む
決算発表翌日、株価は大きく下落しました。

テスラ(TSLA)
電気自動車最大手。自動車会社として時価総額世界No.1
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +37.2% の 243.2 億ドル。 アナリスト予想より -1.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.34 の 1.19 ドル。 アナリスト予想より +0.04 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を下回るもののEPSは予想を上回る
・通期決算は増収増益
・粗利率は低下するものの、売上高・純利益とも大きく上昇
決算発表翌日以降、株価は連日前日比10%を超えるほど暴騰中
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-TSLA/
ネクステラ・エナジー(NEE)
電力会社。再生可能エネルギー最大手
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +22.0% の 61.6 億ドル。 アナリスト予想より -2.8% |
●EPS: 前年同月比 +0.10 の 0.51 ドル。 アナリスト予想より +0.01 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を下回るもののEPSは予想を上回る
・通期決算は増収増益
・来年度ガイダンス:EPSが予想を下回る内容
決算発表後、株価は大きく下落しています。

ダウ・インク(DOW)
世界最大級の素材・化学メーカー
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -17.1% の 119 億ドル。 アナリスト予想より -1.5% |
●EPS: 前年同月比 -1.69 の 0.46 ドル。 アナリスト予想より -0.11 ドル |
・4Q決算は減収減益で、売上高・EPSともに予想を下回る決算ミス
・通期決算は増収減益
・来四半期ガイダンス:売上高が予想を大きく下回る内容
決算発表後、株価はほぼ変化無

サウスウエスト航空(LUV)
航空会社大手
4Qの業績は前年同期比で増収、赤字転落
●売上高: 前年同月比 +22.2% の 61.7 億ドル。 アナリスト予想より -0.8% |
●EPS: 前年同月比 -0.52 の -0.38 ドル。 アナリスト予想より -0.34 ドル |
・4Q決算は増収でしたが赤字転落。売上高・EPSともに予想を下回る結果
・通期決算は増収増益
・来年度ガイダンス:売上高が予想を下回る内容
決算発表後、株価は下落しました。

アメリカン航空(AAL)
航空会社大手
4Qの業績は前年同期比で増収増益。黒字化
●売上高: 前年同月比 +40.0% の 132 億ドル。 アナリスト予想より +2.5% |
●EPS: 前年同月比 +2.59 の 1.17 ドル。 アナリスト予想より +0.34 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は増収増益で黒字化達成
・来年度ガイダンス:EPSが予想を大きく上回る内容
決算発表後、株価は上昇しました。

コムキャスト(CMCSA)
ケーブルテレビ・情報通信・メディアエンターテイメント企業
4Qの業績は前年同期比で増収増益。黒字化
●売上高: 前年同月比 +0.7% の 305.5 億ドル。 アナリスト予想より +0.6% |
●EPS: 前年同月比 +0.05 の 0.82 ドル。 アナリスト予想より +0.04 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は増収増益
決算発表後、株価はやや上昇しました。

シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)
大手建築塗料メーカー
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +9.9% の 52.3 億ドル。 アナリスト予想より -0.6% |
●EPS: 前年同月比 +0.54 の 1.89 ドル。 アナリスト予想より +0.03 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を下回り・EPSは予想を上回る結果
・通期決算は増収増益
・来年度ガイダンス:EPSは今期よりも低減する見込み
決算発表後、株価は大きく下落しました。

マスターカード(MA)
クレジットカード大手
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +11.4% の 58.17 億ドル。 アナリスト予想より +0.3% |
●EPS: 前年同月比 +0.30 の 2.65 ドル。 アナリスト予想より +0.07 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は増収増益
決算発表後、株価はやや下落しました。

ビザ(V)
クレジットカード大手
1Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +12.4% の 79.36 億ドル。 アナリスト予想より +3.1% |
●EPS: 前年同月比 +0.37 の 2.18 ドル。 アナリスト予想より +0.17 ドル |
・1Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
決算発表後、株価は上昇しました。
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-V/
インテル(INTC)
世界最大手のCPUメーカー
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -28.1% の 140.42 億ドル。 アナリスト予想より -3.6% |
●EPS: 前年同月比 -1.05 の 0.1 ドル。 アナリスト予想より -0.12 ドル |
・4Q決算は減収減益で、売上高・EPSともに予想を下回る決算ミス
・通期決算も減収減益
・来四半期ガイダンス:売上高は市場予想を大きく下回り、EPSは市場予想と反して赤字転落予想
決算発表後、株価は急落しました。

シェブロン(CVX)
世界中で探鉱、生産、精製事業を手掛ける総合エネルギー企業
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +17.3% の 564.7 億ドル。 アナリスト予想より +4.9% |
●EPS: 前年同月比 +1.53 の 4.09 ドル。 アナリスト予想より -0.33 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を上回り、EPSは予想を下回る結果
・通期決算も増収増益
決算発表前日に配当増額及び自社株買いを発表し、株価が急上昇
決算発表後は、EPSは予想を下回ったこと等で株価は下落し元の水準に戻りました。

チャーター・コミュニケーションズ(CHTR)
ケーブルテレビ・情報通信・メディアエンターテイメント企業
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +3.5% の 136.7 億ドル。 アナリスト予想より -0.4% |
●EPS: 前年同月比 -1.24 の 7.69 ドル。 アナリスト予想より -1.16 |
・4Q決算は増収減益で、売上高・EPSともに予想を下回る結果
・通期決算は増収増益
決算発表後、株価は下落しています。

コルゲート・パルモリーブ(CL)
日常生活用品メーカー
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +5.2% の 46.3 億ドル。 アナリスト予想より +1.3% |
●EPS: 前年同月比 -0.02 の 0.77 ドル。 アナリスト予想より +0.01 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算も増収減益
・来年度ガイダンス:売上高成長率が今期よりも低い見積もり
決算発表後、株価は大きく下落しています。
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-CL/
HCAヘルスケア(HCA)
医療サービス事業
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +2.9% の 155 億ドル。 アナリスト予想より -0.7% |
●EPS: 前年同月比 +0.22 の 4.64 ドル。 アナリスト予想より -0.14 ドル |
・4Q決算は増収増益でしたが、売上高・EPSともに予想を下回る結果
決算発表当日は株価が乱高下しましたが、結局前日比ではほぼ変化無し

アメリカン・エキスプレス(AXP)
クレジットカード大手
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +16.9% の 142 億ドル。 アナリスト予想より -0.1% |
●EPS: 前年同月比 -0.11 の 2.07 ドル。 アナリスト予想より -0.16 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高・EPSともに予想を下回る好決算
・通期決算は増収減益
・来年度ガイダンス:売上高、EPSともに予想を大きく上回る内容
決算発表後、株価は10%を超える急騰となりました。

次週決算発表の注目銘柄
次週も数多くの大手銘柄の決算が発表されます。
日付 | ティッカー | 会社名 | 時価総額 (10億USD) |
2023/1/31 | XOM | エクソンモービル | 476.1 |
2023/1/31 | PFE | ファイザー | 245.8 |
2023/1/31 | MCD | マクドナルド | 199.6 |
2023/1/31 | UPS | ユナイテットパーセルサービス | 157.5 |
2023/1/31 | CAT | キャタピラー | 137.7 |
2023/1/31 | AMGN | アムジェン | 135.3 |
2023/1/31 | AMD | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | 121.6 |
2023/1/31 | SYK | ストライカー・コーポレーション | 96.2 |
2023/1/31 | CB | チャブ保険 | 94.4 |
2023/1/31 | MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル | 88.4 |
2023/1/31 | MPC | マラソン・ペトロリアム | 62.3 |
2023/1/31 | MCO | ムーディーズ・インベスターズ・サービス | 58.5 |
2023/1/31 | SCCO | サザン・コパー | 57.7 |
2023/1/31 | GM | ゼネラルモーターズ | 53.9 |
2023/1/31 | PSX | フィリップス66 | 51.4 |
2023/2/1 | META | メタプラットフォームズ | 403.4 |
2023/2/1 | BABA | アリババ | 317.3 |
2023/2/1 | TMO | サーモフィッシャー | 225.0 |
2023/2/1 | TMUS | Tモバイル | 182.6 |
2023/2/1 | MO | アルトリア | 79.1 |
2023/2/1 | BSX | ボストン・サイエンティフィック コーポレーション | 65.8 |
2023/2/1 | WM | ウェイスト・マネジメント | 62.6 |
2023/2/1 | HUM | ヒューマナ | 61.0 |
2023/2/1 | EPD | エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ | 57.7 |
2023/2/1 | MET | メットライフ | 56.5 |
2023/2/1 | MCK | マケッソン | 53.8 |
2023/2/2 | AAPL | アップル | 2,311.0 |
2023/2/2 | GOOG | アルファベット | 1,294.0 |
2023/2/2 | AMZN | アマゾン | 1,043.0 |
2023/2/2 | LLY | イーライリリー | 337.7 |
2023/2/2 | MRK | メルク | 267.2 |
2023/2/2 | BMY | ブリストルマイヤーズ | 154.0 |
2023/2/2 | COP | コノコフィリップス | 154.0 |
2023/2/2 | QCOM | クアルコム | 149.5 |
2023/2/2 | HON | ハネウェル | 139.9 |
2023/2/2 | SBUX | スターバックス | 125.1 |
2023/2/2 | GILD | ギリアドサイエンス | 105.0 |
2023/2/2 | EL | エスティーローダー | 96.6 |
2023/2/2 | BDX | ベクトン・ディッキンソン | 71.6 |
2023/2/2 | ITW | イリノイ・ツール・ワークス | 70.9 |
2023/2/2 | APD | エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ | 69.7 |
2023/2/2 | ICE | インターコンチネンタル取引所 | 60.3 |
2023/2/2 | F | フォード | 53.4 |
2023/2/3 | CI | シグナ | 94.3 |
2023/2/3 | REGN | リジェネロン・ファーマシューティカルズ | 80.9 |
2023/2/3 | AON | エーオン | 66.0 |
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