
2023年2月20日~2月24日までの株式市場振り返りです。

2月に入ってからアメリカ経済指標強すぎですね・・
NASDAQが3%超え下落でした。。

先週に続き、今週も注目の経済指標が発表されました。
特に2/22のFOMC議事要旨公表、2/24個人消費支出が注目されていました。
FOMCは1月までのディスインフレ指標だったこともあり、予想通りだったわけですが、その時の議論がどうだったのか?注目されていました。
議事要旨からは、0.5%利上げを支持する人もいたことが分かり、タカ派寄り意見もありました。2月からの経済指標が強すぎたこともあり、3月FOMCは厳しいものになりそうです。
個人消費支出からは、前月よりも上昇したことも懸念されました。根強い物価上昇になっていることから長い闘いになりそうです。

日本は、次期日銀総裁植田氏の国会での所信表明に注目が集まりました。金融緩和継続支持もあり、ハト派寄り発言➡市場は安堵となっています。アメリカ指標も合わさり、ドル円が136円台まで円安に振れています。

日米主要株式指数はすべてマイナスとなり、特にアメリカ株は急落となっています。
・NYダウ -2.99%
・NASDAQ -3.33%
・S&P500 -2.67%
・日経平均 -0.22%
・TOPIX -0.18%
・マザーズ -2.25%

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
①アメリカ経済指標について
②株式以外の重要指数について(金利、為替、原油)
③日米主要株価指数について
④日本市場振り返り:セクター成績
⑤アメリカ市場振り返り:セクター成績
好不調3セクターをピックアップして分析しています。
⑥アメリカ主要銘柄決算内容
の順でまとめています。
アメリカ経済指標
今週のアメリカ経済指標は、
・2/21:購買担当者景気指数(PMI)
・2/21:中古住宅販売件数
・2/22:2月FOMC議事要旨公表
・2/23:2022年4Q GDP改定値
・2/24:個人所得
・2/24:個人消費支出(PCE)
・2/24:新築住宅販売件数
が注目されました。
今週は良いニュースでしたが、市場としては悪いニュースとなってしまいました。
・景気指数が良い:FRBがタカ派になる➡長期金利上昇➡株安へ
・景気指数が悪い:FRBがハト派になる?➡長期金利下落➡株高へ
・景気指数が悪すぎ:リセッション局面➡株安へ
丁度よい塩梅が今は求められています。
FOMC議事要旨
・ほぼすべての参加者が0.25%利上げを支持
・少数が0.5%利上げを主張
➡上昇幅が高い方が「十分な引締め水準金利」により早く近づけることができる。
12月に当局が予想したターミナルレート水準5.1%を上回る必要がある
・インフレ率は目標の2%からは大きくかけ離れているため、継続的に政策金利を
引き上げ、維持させることが重要
購買担当者景気指数(PMI)
総合購買担当者指数(PMI)
・2月予想:47.5
・2月結果:50.2
2月分は予想を上回り、大きく上昇しています。
8か月ぶりの高水準となっており、アメリカ経済は堅調なことが示されています。中でもサービス業が牽引しました。
製造業購買担当者指数(PMI)
・2月予想:47.1
・2月結果:47.8
2月分は1月分及び予想を上回りました。
ただし好不況の分岐点である50を下回っている状態が続いています。「製造業」については経済が良くは無いことを示唆しています。
サービス業購買担当者指数(PMI)
・2月予想:47.2
・2月結果:50.5
2月分は1月分及び予想を大きく上回りました。
好不況の分岐点である50も上回っており、8か月ぶりの水準まで戻しています。
建築指数
中古物件販売件数
・1月予想:413万件
・1月結果:400万件
1月分は予想・先月を下回り、前年同月比で-36.9%という結果。
中古住宅市場は厳しい相場が続いています。
中古住宅価格 中央値
・1月:359,000USD
1月分は7か月連続前月を下回り、前年同月比で1.3%となり、ほぼ元通りの価格に戻ってきました。
新築住宅販売件数
・1月予想:61.8万件
・1月結果:67.0万件
1月分は予想・先月を上回り、前月比+7.2%という高い伸び。
前年同月比では-19.4%と冷え込みは解消されてはいません。
新築住宅販売件数
2023年1月はマイナス成長となりました。
価格が下がったことも新築販売件数が増えた要因となっています。
GDP改定値 2022年4Q
GDP成長率(年率換算) 改定値
・1Q:-1.6%
・2Q:-0.6%
・3Q:+3.2%
・4Q:+2.7% (速報値:+2.9%)
速報値から下方修正となりました。年末商戦苦戦で国内消費が少なかったことが要因の一つです。
個人消費支出 改定値
・1Q:+1.3%
・2Q:+2.0%
・3Q:+2.3%
・4Q:+1.4% (速報値:+2.1%)
速報値から大幅下方修正となりました。年末商戦が不発の影響。
その反動からか年明けからは小売りが活況
物価指数
GDPデフレーター 改定値
・1Q:+8.4%
・2Q:+9.1%
・3Q:+4.4%
・4Q:+3.9% (速報値:+3.5%)
速報値から大幅上方修正となりました。最近の物価データからも上方修正は頷ける内容。
個人消費支出価格指数(PCEデフレーター) 前年同月比
・1月予想:+4.9%
・1月結果:+5.4%
12月分が上方修正されています。予想を大きく上回る+前月から上昇してしまったことがショッキング➡発表後株価は急落しています。
個人消費支出価格指数(PCEコアデフレーター) 前年同月比
コア:エネルギーと食料品を除いた指数
・1月予想:+4.3%
・1月結果:+4.7%
12月分が上方修正されています。価格変動が大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も予想を大きく上回る+前月から上昇してしまっている
➡発表後株価は急落しています。
個人消費支出(PCE)
・1月予想:+1.0%
・1月結果:+1.8%
12月分が上方修正されています。1年ぶりの予想を大きく上回る水準に達しています。
➡発表後株価は急落しています。
個人所得
・1月予想:+0.9%
・1月結果:+0.6%
12月分が上方修正されています。予想より賃金の伸びが鈍化したことは好感されています。
次週注目の経済指標
・2/28:シカゴ購買部協会景気指数
・2/28:コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/1:ISM製造業景気数
・3/3:ISM非製造業景気指数
が注目されています。
株式以外の重要指標
2023年FOMC時 金利見通し
更にターミナルレートが5.50~5.75%となる確率も上がってきています。
先週までは年内に利下げを想定されていましたが、利下げが無いことを織り込んでいます。現時点のシナリオ)
・2023年3月:+0.25%
・2023年5月:+0.25%
・2023年6月:+0.25% ここがターミナルレート:5.25~5.50%
→FOMCドットチャートでは、2023年末で5.1%(中央値)であり、それを超えた
予想となっています。3月FOMCでドットチャートが更新されるため注目です。
2023年3月FOMC時 利上げ確率
3月+0.25%の利上げ確率が82%となっていますが、+0.5%利上げ確率が上昇しています。
長期金利
・5年金利:4.215% (先週末比:+0.182%)
・10年金利:3.947%(先週末比:+0.125%)
・30年金利:3.934%(先週末比:+0.062%)
短期側の上昇が大きくなっています。
➡引き続き長短金利差が拡大しています。
200日移動平均線(赤ライン)で反発して以降、50日移動平均線(紫ライン)と100日移動平均線(黄ライン)を一気に上抜けして右肩上がりで推移。今週は節目の4.0%を見据えた動きとなりました。
2022/7/5~ずっとマイナス。差が再度拡大中
金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。
金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。
2023年もアメリカ金利で大きく株式市場は変動すると予想されていますが、中期的に見ると金利は下落していく方向であるため、私は、債券・ゴールド・新興国に着目しています。
為替(ドル円)
135円前半が上値レジスタンスでしたが、2/24の米PCE結果を受けたことで一気に136.5円まで円安に振れました。
原油価格WTI
主要指数成績
●先週末比/昨年末比
●過去4週履歴
先週末からハイテク・グロース株中心に下落しています。
・NYダウ -2.99%
・NASDAQ -3.33%
・S&P500 -2.67%
★株価上昇要因
・ドル高円安➡輸出関連中心に上昇
・日米長期金利高止まり➡銀行・保険株など中心に上昇
★株価下落要因
・日米長期金利高止まり➡グロース株下落
・日経平均 -0.22%
・TOPIX -0.18%
・マザーズ -2.25%
・グロース株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果
となりました。金利が下がっていくときはグロース株優位な展開はあると思いますが、リセッションが起きるとグロース株は厳しくなることが予想されています。
FRBがタカ派姿勢が続くとなるとグロース株が再度下落する可能性も出てきています。
一方で、大型バリュー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。
日本市場振り
主要指数結果
アメリカ株に追従する形ですが、2/24の次期日銀総裁植田氏ハト派寄り発言で、市場は安堵感が出た為、株価が上昇しています。
日経平均日足チャート分析
上値レジスタンスライン(黄丸)と収束している移動平均線が近づいているため、近々トレンド転換する可能性があります。
2/22に200日、100日移動平均線を下抜けましたが、50日移動平均線付近で反発し、2/24に元の位置に戻りました
TOPIX日足チャート分析
上値レジスタンスライン(2020ポイント若しくは2000ポイント)で抑えつけられているような形となっています。
マザーズ指数日足チャート分析
過去1年間成績
マザーズ指数 +14.77%
TOPIX +7.04%
日経平均 +5.71%
セクター成績
nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。
●セクターヒートマップ
●セクター成績TOP10
●全セクター成績
バリュー+高配当に資金がシフトしているような格好になっています。
・ゴム製品が1位:先週から好調。
・海運株が2位:バルチック海運急上昇+格付けUP
・サービス業最下位:リクルート決算イマイチ
・グロース下落:精密機器や電気機器など
アメリカ市場振り返り
主要指数結果
・2022年初:115円
・2022年終:131.1円
資産分散のためにもアメリカ銘柄を持っておく必要が更に上がってきています。
円安のため、中々ドルを持つことが厳しいですが、暴落相場はアメリカ株が買いやすい状態ではあるため、引き続き少量ですがアメリカ株へ投資を続けていきたいと考えています。
引き続き高配当株とS&P500、NASDAQ100への投資信託を積み立てていきます。
NYダウ日足チャート分析
上値レジスタンスラインで抑えつけられているような形となっており、三角持ち合いとなっています。今週になって、この三角持ち合いを下抜けてしまいました。
NASDAQ総合指数日足チャート分析
上値レジスタンスライン(12,300ポイント)も平行であり長い目で見るとレンジ相場。
200日移動平均線(赤ライン)を守れるか注目です。
S&P500日足チャート分析
今週末に200日移動平均線(赤ライン)まで下落しました。
過去1年間推移
NYダウ:-1.22%
S&P500:-7.43%
NASDAQ総合指数:-15.43%
ヒートマップ
finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。
真っ赤っか‥一般消費財が大きく下落、生活必需品がマシな結果。2022年に逆戻りのような形となっています。
セクター別成績
生活必需品、公共事業、ヘルスケアなどディフェンシブ・バリュー株へ資金移動がされてきているような格好になっています。
●上位3セクター
ディフェンシブ要素が強く、グロース株からの資金移動で、生活必需品・公共事業・ヘルスケアがマシな結果
●下位3セクター
・一般消費財:中国ECサイト株が大幅下落
・コミュニケーションサービス:グロース株が急落
・不動産:金利上昇の為、厳しい
これらセクターの大手株結果を下記にてまとめています。
TOP:生活必需品: -0.38%
アフターコロナでアルコール株のアンハイザー・ブッシュ・インベブが堅調です。
全体的にボラティリティが少ないセクターだということが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
アンハイザー・ブッシュ・インベブ | BUD | 2.45% | 0.02% | 7.85% | 16.02% | -3.72% | 0.47% |
プロクター・アンド・ギャンブル | PG | 1.55% | -1.74% | -4.37% | -4.50% | -10.71% | -8.12% |
コカ・コーラ | KO | 1.05% | -1.79% | -4.03% | -7.02% | -2.84% | -5.93% |
ディアジオ | DEO | 0.58% | -4.82% | -2.61% | -5.16% | -11.92% | -1.53% |
ペプシコ | PEP | 0.26% | 2.34% | -4.80% | -1.84% | 5.56% | -2.60% |
モンデリーズ・インターナショナル | MDLZ | -0.20% | 0.85% | -1.15% | 1.47% | -1.10% | -1.65% |
ユニリーバ PLC | UL | -1.10% | -0.42% | 2.40% | 7.12% | -2.56% | -0.14% |
ウォルマート | WMT | -1.25% | 0.09% | -6.08% | 5.56% | 5.49% | 0.48% |
フィリップ モリス インターナショナル | PM | -1.71% | -4.68% | 1.46% | 0.96% | -9.22% | -2.60% |
コストコホールセール | COST | -3.07% | -0.46% | -8.15% | -10.05% | -1.34% | 7.03% |
No.2:公共事業:-1.71%
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
ナショナル・グリッド | NGG | 0.71% | -1.74% | 3.48% | -7.69% | -12.88% | 5.11% |
アメリカン・エレクトリック・パワー | AEP | -0.30% | -2.08% | -3.50% | -11.91% | 6.84% | -4.76% |
デューク・エナジー | DUK | -1.39% | -4.44% | -0.78% | -12.63% | -0.77% | -5.89% |
センプラ | SRE | -1.39% | -2.33% | -3.15% | -7.81% | 16.19% | 0.48% |
ドミニオンエナジー | D | -1.89% | -8.54% | -5.39% | -32.39% | -26.58% | -7.05% |
ザ・サザン | SO | -1.97% | -4.01% | -2.11% | -18.14% | 2.74% | -9.59% |
エクセロン | EXC | -2.75% | -0.24% | 4.74% | -9.17% | 0.85% | -4.42% |
ネクストエラ・エナジー | NEE | -3.66% | -4.79% | -13.30% | -17.80% | 0.83% | -12.78% |
No.3:ヘルスケア:-1.97%
メルク、あっび、ノボノルディスクが堅調です。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
メルク | MRK | 3.17% | 1.20% | 2.80% | 22.09% | 44.90% | -0.96% |
アッヴィ | ABBV | 2.13% | 3.33% | -4.43% | 10.73% | 4.05% | -5.51% |
ノボノルディスク | NVO | 2.10% | 1.95% | 22.72% | 28.70% | 44.96% | 4.63% |
ノバルティス | NVS | -0.40% | -7.75% | -2.37% | 2.40% | -1.04% | -5.62% |
ユナイテッドヘルス | UNH | -0.62% | -1.66% | -7.41% | -9.72% | 5.38% | -8.65% |
イーライリリー | LLY | -1.36% | -8.03% | -10.87% | 0.87% | 34.97% | -12.08% |
ジョンソンエンドジョンソン | JNJ | -1.43% | -7.99% | -11.79% | -5.80% | -3.26% | -11.71% |
アストラゼネカ | AZN | -2.33% | -0.39% | 0.56% | -1.88% | 9.63% | -2.11% |
サーモフィッシャー | TMO | -2.65% | -5.65% | -0.36% | -5.30% | 2.69% | -1.43% |
ファイザー | PFE | -2.79% | -7.37% | -14.93% | -11.98% | -10.92% | -18.52% |
ワースト1:一般消費財:-5.28%
中国ECサイトのピンデュオデュオとアリババが暴落しています。
決算ミスのホームデポも大きく下落しました。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
マクドナルド | MCD | -0.81% | -3.41% | -4.03% | 1.08% | 6.41% | 0.06% |
テスラ | TSLA | -2.55% | 36.32% | 15.87% | -33.73% | -22.70% | 59.83% |
トヨタ自動車 | TM | -4.66% | -6.91% | -6.39% | -11.94% | -26.00% | -0.39% |
アマゾン | AMZN | -4.74% | -3.79% | 0.32% | -30.12% | -35.44% | 11.31% |
ナイキ | NKE | -5.10% | -6.92% | 11.39% | 5.95% | -13.73% | 0.88% |
スターバックス | SBUX | -5.52% | -5.03% | 3.22% | 18.07% | 13.33% | 2.42% |
ロウズカンパニー | LOW | -5.83% | -2.22% | -6.03% | -3.30% | -6.30% | 1.15% |
ホームデポ | HD | -7.65% | -6.49% | -8.69% | -3.72% | -3.82% | -6.08% |
ピンデュオデュオ | PDD | -13.50% | -13.23% | 25.40% | 57.34% | 61.56% | 2.66% |
アリババ | BABA | -13.68% | -25.99% | 17.12% | -3.80% | -18.88% | 1.03% |
ワースト2:コミュニケーションサービス:-5.07%
ネットフリックスは一部価格を下げることが報道されたため株価が下落。アルファベット(google)はChatGPTが驚異的と考えられ、AI競争激化を想定されたことで株価下落が続いています。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
AT&T | T | -0.10% | -5.78% | 1.26% | 6.83% | 8.09% | 4.51% |
アメリカ・モヴィル | AMX | -0.24% | -3.35% | 0.05% | 17.33% | 22.16% | 12.58% |
アクティビジョン・ブリザード | ATVI | -0.89% | 2.92% | 1.24% | -3.10% | -4.82% | 0.35% |
メタ・プラットフォームズ | META | -1.19% | 20.42% | 52.90% | 4.37% | -14.14% | 41.59% |
Tモバイル | TMUS | -1.58% | -2.47% | -4.74% | -0.63% | 18.91% | 3.15% |
ベライゾン | VZ | -2.76% | -3.94% | -1.17% | -11.04% | -27.47% | -1.68% |
ウォルト・ディズニー | DIS | -5.23% | -7.23% | 4.25% | -13.84% | -31.24% | 15.45% |
アルファベット | GOOGL | -6.68% | -6.40% | -8.16% | -21.60% | -30.14% | 1.02% |
コムキャスト | CMCSA | -6.85% | -7.73% | 5.41% | -0.30% | -18.01% | 5.80% |
ネットフリックス | NFLX | -9.57% | -13.81% | 10.62% | 38.13% | -13.69% | 7.55% |
ワースト3:不動産:-4.40%
長期金利上昇により、ローン金利が上昇し再度株安へなっています。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
サイモン プロパティ | SPG | -2.03% | -2.68% | 2.05% | 14.20% | -9.13% | 3.70% |
パブリック ストレージ | PSA | -2.11% | 0.33% | -2.04% | -14.51% | -13.67% | 4.66% |
プロロジス | PLD | -3.51% | -3.43% | 4.84% | -7.43% | -13.77% | 7.67% |
エクイニクス | EQIX | -5.18% | -4.86% | 4.38% | 1.99% | 1.58% | 4.54% |
クラウンキャッスル | CCI | -6.15% | -9.84% | -5.71% | -24.98% | -17.99% | -3.30% |
アメリカン・タワー | AMT | -7.67% | -10.49% | -10.27% | -25.99% | -13.95% | -7.61% |
こんな人におススメです♪
・不動産投資に興味はあるけど、何から始めたら良いか分からない方
・不動産投資怖そう…というイメージを持たれている方
・サラリーマン給料以外の副収入が欲しい方
アメリカ主要銘柄決算(四半期)
比較的時価総額が小さい企業の決算発表が多数ありラッシュが続いています。
大手株に絞って決算発表をまとめました。
ホーム・デポ(HD)
世界最大のホームセンター・住宅リフォーム・建設資材小売チェーン
2月21日 寄り付き前に決算発表
●売上高: 前年同月比 +0.3% の 358.3 億ドル。 アナリスト予想より -0.4% |
●EPS: 前年同月比 +0.09 の 3.30 ドル。 アナリスト予想より +0.02 ドル |
・4Q決算は前年同期比で増収増益。売上高は予想を下回るもののEPSは予想を上回る結果
・配当10%UP
・通期決算は前年度比で増収増益
・来年度ガイダンス:売上高は横ばい、EPS成長率は1ケタ台半ばと予想を下回る内容
久しぶりの決算ミス発表後、若干株価は大きく下落しています。

メドトロニック(MDT)
慢性疾患の治療用医療機器の開発・製造を手掛ける世界最大の医療機器会社
2月21日 寄り付き前に決算発表
●売上高: 前年同月比 -0.4% の 77.3 億ドル。 アナリスト予想より +2.5% |
●EPS: 前年同月比 -0.07 の 1.30 ドル。 アナリスト予想より +0.03 ドル |
・3Q決算は前年同期比で減収減益ながら、売上高・EPSは予想を上回る結果
・通期決算(3Qまで)は前年度比で減収減益
・来四半期ガイダンス:前年同期比で売上高・EPSともに上昇する内容
・来年度ガイダンス:EPSは今期比で大幅上昇
決算発表後、株価は少し上に行きましたが、ほぼ変化が無い結果でした。

ウォルマート(WMT)
世界最大のスーパーマーケット
2月21日 寄り付き前に決算発表
●売上高: 前年同月比 +7.3% の 1640.5 億ドル。 アナリスト予想より +2.7% |
●EPS: 前年同月比 +0.18 の 1.71 ドル。 アナリスト予想より +0.19 ドル |
・4Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は前年度比で増収減益
・来四半期ガイダンス:EPSは市場予想を下回る内容
・来年度ガイダンス:EPSは市場予想を下回る内容
決算発表後、株価はほぼ変化が無い結果でした。

パロ・アルト・ネットワークス(PANW)
サイバーセキュリティ企業
2月21日 引け後に決算発表
●売上高: 前年同月比 +25.4% の 16.55 億ドル。 アナリスト予想より +0.3% |
●EPS: 前年同月比 +0.47 の 1.05 ドル。 アナリスト予想より +0.27 ドル |
・2Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに予想を上回る好結果
・通期決算(2Qまで)は前年度比で増収増益
・来四半期ガイダンス:EPSは市場予想を上回り、売上高は市場予想を下回る内容
・来年度ガイダンス:売上高は市場予想を上回る内容
決算発表後、株価は前日比+12.5%と急上昇となりました。

TJXカンパニーズ(TJX)
アパレル、ホームインテリアなどを提供する大手小売会社
2月22日 寄り付き前に決算発表
●売上高: 前年同月比 +4.8% の 145.2 億ドル。 アナリスト予想より +3.3% |
●EPS: 前年同月比 +0.11 の 0.89 ドル。 アナリスト予想より 0.00ドル |
・4Q決算は前年同期比で増収増益。売上高予想を上回り、EPSは予想と一致。
・通期決算は前年度比で増収増益
・来四半期ガイダンス:売上高成長率は市場予想を下回る内容
・来年度ガイダンス:売上高・EPSともに市場予想を下回る内容
決算発表後、株価は下落しました。

バイドゥ(BIDU)
中国最大級のインターネット検索エンジン。中国版Google
2月22日 引け後に決算発表
●売上高: 前年同月比 -0.0% の 330.77 億元。 アナリスト予想より +3.0% |
●EPS: 前年同月比 +3.65 の 15.25 元。 アナリスト予想より +1.36 元。 |
・4Q決算は前年同期比で減収増益。売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は前年度比で減収増益
・50億株の自社株買い
決算発表後、株価は下落しました。

エヌビディア(NVDA)
世界的な大手半導体企業
2月22日 引け後に決算発表
●売上高: 前年同月比 -20.8% の 60.5 億ドル。 アナリスト予想より +0.7% |
●EPS: 前年同月比 -0.44 の 0.88 ドル。 アナリスト予想より +0.07 ドル |
・4Q決算は前年同期比で減収減益なものの、売上高・EPSは予想を上回る
・通期決算は前年度比で増収減益
・来四半期ガイダンス:売上高・粗利率は市場予想を下回る内容
決算発表後、株価は前日比+14%と急騰しました。

アリババ(BABA)
中国最大級のECサイト運営
2月23日 寄り付き前に決算発表
●売上高: 前年同月比 +2.1% の 2477.6 億元。 アナリスト予想より +0.4% |
●EPS: 前年同月比 +0.30 の 2.41 元。 アナリスト予想より +0.33 元。 |
・3Q決算は前年同期比で減収増益。売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算(3Qまで)は前年度比で増収減益
決算発表後、株価は一気に上昇するもののそこから大きく下落しています。

モデルナ(MRNA)
バイオテクノロジー企業。コロナワクチンで一気に有名に。
2月23日 寄り付き前に決算発表
●売上高: 前年同月比 -29.5% の 50.84 億ドル。 アナリスト予想より +0.7% |
●EPS: 前年同月比 -7.68 の 3.61 ドル。 アナリスト予想より -1.09 ドル |
・4Q決算は前年同期比で大幅減収減益。売上高は予想を上回るものの、EPSは予想を下回る
・通期決算は前年度比で増収減益。EPSは激減
・来四半期ガイダンス:売上高・粗利率は市場予想を下回る内容
決算発表後、株価は急落しています。

ドミノ・ピザ(DPZ)
大手ピザチェーン
2月23日 寄り付き前に決算発表
●売上高: 前年同月比 +3.7% の 13.9 億ドル。 アナリスト予想より -3.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.18 の 4.43 ドル。 アナリスト予想より +0.46 ドル |
・4Q決算は前年同期比で増収増益。売上高は予想を下回るものの、EPSは予想を上回る
・通期決算は前年度比で増収減益。
・2~3年間は見通しが悪いと予想されている
決算発表後、株価は-11.7%と急落しています。

インテュイット(INTU)
会計ソフトなどで有名なソフトウェア大手
2月23日 引け後に決算発表
●売上高: 前年同月比 +13.9% の 30.4 億ドル。 アナリスト予想より +4.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.65 の 2.20 ドル。 アナリスト予想より +0.73 ドル |
・2Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算(2Qまで)は前年度比で増収増益。
・来四半期ガイダンス:EPSは予想を下回る
・通期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容
決算発表後、株価はやや上昇しています。

次週決算発表の注目銘柄
小売:コストコ、ロウズカンパニー、ハイテク:セールスフォース、ブロードコムに注目です。
日付 | ティッカー | 会社名 | 時価総額 (10億USD) |
2023/2/27 | OXY | オキシデンタル・ペトロリアム | 53.61 |
2023/2/27 | WDAY | ワークデイ | 47.06 |
2023/2/27 | OKE | ワンオーク | 30.20 |
2023/2/27 | DELL | デル | 29.80 |
2023/2/28 | TGT | ターゲット | 76.85 |
2023/2/28 | MNST | モンスタービバレッジ | 52.82 |
2023/2/28 | SRE | センプラ・エナジー | 48.81 |
2023/2/28 | AZO | オートゾーン | 48.22 |
2023/2/28 | A | アジレント・テクノロジー | 41.81 |
2023/2/28 | ROST | ロス・ストアーズ | 38.38 |
2023/2/28 | HPQ | HP | 28.70 |
2023/3/1 | CRM | セールスフォース | 162.20 |
2023/3/1 | LOW | ロウズカンパニー | 121.87 |
2023/3/1 | SNOW | スノーフレーク | 47.74 |
2023/3/1 | DLTR | ダラー・ツリー | 31.85 |
2023/3/2 | AVGO | ブロードコム | 241.43 |
2023/3/2 | COST | コストコホールセール | 216.81 |
2023/3/2 | VMW | ヴイエムウェア | 47.94 |
2023/3/2 | KR | クローガー | 31.32 |
2023/3/3 | MRVL | マーベル・テクノロジー | 37.41 |
コメント