【NASDAQ急騰】今週を振り返り、明日からの投資を考えましょう♪ ~2023年3月3週目

市場振り返り
この記事は約25分で読めます。

次週からの投資を考えるためにも、今週振り返りは重要です。
2023年3月13日~3月17日までの株式市場振り返りをしていきましょう♪

金融不安が続く中、NASDAQが急騰でしたね!
経済指標、チャート分析、米決算分析も交えながら振り返りお願いします。

金融不安が続いていますね~。
アメリカ地方銀行経営破綻、クレディスイス銀行やドイツ銀行、ファースト・リパブリック・バンクなどの銀行が経営不安になっており、金融業界が非常に厳しい状況になってきています。

アメリカ消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、小売売上高などの結果からは、インフレ抑制できつつあることが示されています。

金融不安やインフレ抑制の結果から、これ以上の金融引き締めは実施されないだろう。との憶測が広がっています。その影響で、
・長期金利急落(国債価格上昇)
・ドル安
となっています。長期金利が急落していることから、アメリカはグロース株が大幅上昇となりました。

日本株は、アメリカ金融不安と円高に振れてきていることから、大型株中心に株価が大幅下落となりました。

そのような背景の下、日米株で明暗が分かれています。
・NYダウ: -0.15%
・NASDAQ: +4.41%
・S&P500: +1.43%
・日経平均: -2.88%
・TOPIX: -3.55%
・マザーズ: +0.05%

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
 ①アメリカ経済指標について
 ②株式以外の重要指数について(金利、為替、原油)
 ③日米主要株価指数について
 ④日本市場振り返り:セクター成績
 ⑤アメリカ市場振り返り:セクター成績
  好不調3セクターをピックアップして分析しています。
 ⑥アメリカ主要銘柄決算内容

の順でまとめています。

全世界が注目!アメリカ経済指標

今週のアメリカ経済指標は、
・3/14:消費者物価指数(CPI)
・3/15:生産者物価指数(PPI)
・3/15:小売売上高
・3/16:建築許可件数
・3/16:住宅着工件数
・3/17:鉱工業生産
・3/17:ミシガン大学消費者信頼感指数

が注目されました。

市況と市場マインドは現在逆に向いていることが多いです。

良いニュースは悪いニュースの意味合い
・景気指数が良い:FRBがタカ派になる➡長期金利上昇➡株安へ
・景気指数が悪い:FRBがハト派になる?➡長期金利下落➡株高へ
・景気指数が悪すぎ:リセッション局面➡株安へ
丁度よい塩梅が今は求められています。

消費者物価指数(CPI)

前月比

総合もコアも予想を上回る結果となりました。

 総合コア
1月+0.5%+0.4%
2月予想+0.3%+0.3%
2月結果+0.4%+0.5%

2023/3/14 アメリカ消費者物価指数 対前月比

前月比 詳細

食料品、エネルギーが下落しましたが、他の商品でインフレが根強くコアは上昇

2023/3/14 アメリカ消費者物価指数(CPI)詳細 対前月比

前月比 コア詳細

衣服が高止まり、住居費、輸送サービスが上昇

アメリカ消費者物価指数(CPI) コア詳細 対月比

前年同月比

予想と一致したことは好感されています。
コアの下落幅が鈍化してきていることが気がかりです。

 総合コア
1月+6.4%+5.6%
2月予想+6.0%+5.5%
2月結果+6.0%+5.5%

230314 アメリカ消費者物価指数 対前年同月比

前年同月比 詳細

食料品、エネルギーが大きく下落➡すべての商品で大幅下落の要因。
しかし他の商品でインフレが根強く、コアの下落幅は小さいものとなっています。

アメリカ消費者物価指数(CPI) 対前年同月比

前年同月比 コア詳細

・住居費が右肩上がり
・輸送サービスが高止まり
コアの下落幅が小さい要因となっています。

アメリカ消費者物価指数(CPI) コア詳細 対前年同月比

生産者物価指数(PPI)

前月比 

1月分が大幅下方修正となり、2月分は予想を大きく下回る結果となりました。
企業側の物価は抑制されてきていることが確認されました。
 総合コア
1月+0.3%
+0.7%から下方修正
+0.1%
+0.5%から下方修正
2月予想+0.4%+0.4%
2月結果-0.1%0.0%

アメリカ生産者物価指数(PPI) 対前月比

前年同月比

1月分が大幅下方修正となり、2月分は予想を大きく下回る結果となりました。
企業側の物価は抑制されてきていることが確認されました。
 総合コア
1月+5.7%
+6.0%から下方修正
+5.0%
+5.4%から下方修正
2月予想+5.4%+5.1%
2月結果+4.6%+4.4%

アメリカ生産者物価指数(PPI) 対前年同月比

小売売上高 前月比

1月分が上方修正。イレギュラー的に高すぎる結果。
2月分は総合、コアともマイナス。総合は予想を大きく下回り、コアは予想と一致
 総合コア
1月+3.2%
+3.0%から上方修正
+2.4%
+2.3%から上方修正
2月予想+0.2%-0.1%
2月結果-0.4%-0.1%

アメリカ小売売上高

住宅着工件数と建築許可数

対前月、予想を大きく上回る結果。宅市場下落に歯止めが掛かった?

 住宅着工件数建築許可件数
前月比+9.8%+13.8%
前年同月比-18.4%-17.9%

アメリカ住宅着工件数と建築許可数

設備稼働率と鉱工業生産指数(前月比)

両方とも予想を下回り、軟調となっています。
設備稼働率(80を超える➡設備投資が増える指数)が、7か月連続下回っています。
 設備稼働率鉱工業生産指数前月比
1月78.0%+0.3%
2月予想78.5%+0.5%
2月結果78.0%0.0%

設備稼働率と鉱工業生産指数(前月比)

ミシガン大学消費者信頼感指数

・2月:67.0 速報値66.4から上方修正
・3月予想:68.0
・3月結果:63.4
予想を大きく下回る結果。
3月に入り一気に消費者マインドが下がってきていることが分かります。

ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学消費者期待インフレ率

3月分は前月から下落。消費者マインドとしてインフレ率は1年後には大きく低下しているだろうと考えていることが分かります。
 1年後5年後
1月+4.1%
+4.2%から下方修正
+2.9%
2月予想+3.8%+2.8%

ミシガン大学消費者 期待インフレ率

次週注目の経済指標

・3/21:中古物件販売件数
・3/21、22:FOMC
・3/23:新築販売件数
・3/24:購買担当者景気指数(PMI)
いよいよFOMCとなります。3月初旬まではタカ派になると思われていましたが、金融不安が広がっている中、どのように決断されるのか?非常に注目されています。

 
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株価につながる重要指数

2023年FOMC時 金利見通し

CMEのFedWatch ツール - CME Group
フェデラル・ファンド(FF)の目標金利に基づくCME FedWatchツールで、次回のFOMC(連邦公開市場委員会)会合までをカウントダウン。ツールを見る
相次ぐアメリカ地方銀行経営破綻、クレディスイス銀行やドイツ銀行、ファースト・リパブリック・バンクなどの銀行が経営不安になっており、金融業界が非常に厳しい状況になってきています。リーマンショックの時のような大危機に繋がるとは思われていませんが、市場不安が出てきています。

FRBも金融引き締めを強めすぎると、更に市場は大混乱を引き起こす可能性も秘めていることから利上げ停止するのでは?という憶測が広がり、この1週間でターミナルレートや利下げ確率が大きく変化しています。

現時点のシナリオ)
・2023年3月:+0.25% ここがターミナルレート:4.75~5.00%
・2023年5月:維持
・2023年6月:利下げ開始。ここからほぼ毎回0.25%の利下げ

 →FOMCドットチャートでは、2023年末で5.1%(中央値)であり、それを超えた
  予想となっています。3月FOMCでドットチャートが更新されるため注目です。

2023年FOMC利上げ確率

2023年3月FOMC時 利上げ確率

3/10以降の金融不安で0.25%利上げに留まるという憶測が主軸。
利上げ無しということも視野に入っているようです。

2023年3月FOMC利上げ確率

長期金利

●3/17終了時点

・2年金利:3.848% (先週末比:-0.745%)
・5年金利:3.504% (先週末比:-0.466%)
・10年金利:3.436%(先週末比:-0.267%)
・30年金利:3.632%(先週末比:-0.080%)
地銀経営破綻、経営不安の影響で特に短期側金利が大幅下落

●10年金利
先週末以降金融不安から、長期金利は暴落中。長期金利下落=国債価格上昇であるため投資家は一気に国債へ資金移動していることが分かります。200日移動平均線(赤ライン)を挟んだ展開となっています。

アメリカ10年金利チャート

●10年金利と2年金利との差
差がマイナスだとリセッション兆候と言われています。
先週まではマイナス幅が拡大方向でしたが、短期側金利が一気に下落したため、長短金利差が縮小しています。

アメリカ10年と2年の金利差チャート

金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。

金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。

2023年もアメリカ金利で大きく株式市場は変動すると予想されていますが、中期的に見ると金利は下落していく方向であるため、私は、債券・ゴールド・新興国に着目しています。

為替(ドル円)

世界各国の金融不安が加速しており、ドル売り円買いが加速しています。50日移動平均線(紫ライン)を割り込み始めています。

為替ドル円日足チャート

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原油価格WTI

100日移動平均線(黄色ライン)と50日移動平均線(紫ライン)が意識されており、そこで上値を抑えられているような動きとなっています。下値サポートラインは72.5と70USDでしたが、そこを下抜けました。金融不安と景気後退リスクが合わさる形で原油価格下落となっています。

原油WTI日足チャート

日米株式指数成績

●先週末比/昨年末比

2023年3月3週日米主要株式指数結果

●過去4週履歴

2023年3月3週 日米主要株式指数結果 過去4週履歴

●アメリカ株
銀行や原油関連が大幅下落となった一方、長期金利が急落したことで、グロース株が大幅上昇となっています。

・NYダウ: -0.15%
・NASDAQ: +4.41%
・S&P500: +1.43%

●日本株
世界各国の金融不安と円高により、先週までの動きと一変しています。
大型株中心に下落となりました。

・日経平均: -2.88%
・TOPIX: -3.55%
・マザーズ: +0.05%

2022年は1年を通じて

・グロース株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果

となりました。金利が下がっていくときはグロース株優位な展開はあると思いますが、リセッションが起きるとグロース株は厳しくなることが予想されています。
FRBがタカ派姿勢が続くとなるとグロース株が再度下落する可能性も出てきています。
一方で、大型バリュー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。

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日本市場振り

主要指数結果

3/10から3日連続大幅下落となりました。

2023年3月3週日本市場振り返り

日経平均日足チャート分析

日経平均日足チャート

3/3に上値レジスタンスラインを一気に上抜けした後、3/9までは非常に強いチャートでした。しかしアメリカ地銀経営破綻がトリガーで、そこからは一気に下落。元々のレンジに戻ってきました。

TOPIX日足チャート分析

TOPIX日足チャート

3/3に上値レジスタンスラインを一気に上抜けした後、3/9までは非常に強いチャートでした。しかしアメリカ地銀経営破綻がトリガーで、そこからは窓を開けて一気に下落。元々のレンジの真ん中くらいの位置で週末を迎えました。

マザーズ指数日足チャート分析

マザーズ指数日足チャート

サポートラインで複数回反発(赤丸)し、下値が切り上がってきていましたが、3/16はそこを下にブレイク。3/17に再度レンジに戻ってきています。

過去1年間成績

マザーズ指数:+6.77%
TOPIX:+3.18%
日経平均:+2.55%

2023/3/17 日本主要株式指数結果 過去1年チャート

セクター成績

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

●セクターヒートマップ

2023年3月3週東証セクターヒートマップ

●セクター成績TOP10

2023年3月3週東証セクター上位10セクター

●全セクター成績

2023年東証セクター成績

上昇:2業種、下落:31業種とほぼ全部の業種が下落となりました。
・上昇業種は、ディフェンシブの医薬と陸運業のみ。
・世界各国の金融不安で金融関連業が軒並み暴落となっています。
 また、先々の景気不安から素材や原油関連株も大きく下落しています。

アメリカ市場振り返り

主要指数結果

金融不安やCPI、PPI、小売売上高結果などから金融引き締めは緩んでくると想定されています。
そのためグロース株中心に上昇となり、NASDAQが大幅上昇となりました。

2023年3月3週アメリカ主要株式指数結果

円安基調が一服してきています。2022年は、1年を通じて見ると、大きく円安に振れた一年になっています。
・2022年初:115円
・2022年終:131.1円
資産分散のためにもアメリカ銘柄を持っておく必要が更に上がってきています。
円安のため、中々ドルを持つことが厳しいですが、暴落相場はアメリカ株が買いやすい状態ではあるため、引き続き少量ですがアメリカ株へ投資を続けていきたいと考えています。
引き続き高配当株とS&P500、NASDAQ100への投資信託を積み立てていきます。

NYダウ日足チャート分析

NYダウチャート分析

三角持ち合いを下抜けてから弱いチャートとなっています。
現在は200日移動平均線(赤ライン)が上値レジスタンスラインとなっています。

NASDAQ総合指数日足チャート

NASDAQ総合指数日足チャート分析

平行サポートラインで複数回反発してきています。
上値レジスタンスライン(12,300ポイント)も平行であり長い目で見るとレンジ相場。
50日移動平均線(紫ライン)と200日移動平均線(赤ライン)とでゴールデンクロス。チャート的には上昇傾向。

S&P500日足チャート分析

S&P500日足チャート分析

3/7FRBパウエル議長発言以降大きく下落しています。
現在は100日移動平均線(黄色ライン)が上値レジスタンスラインとなっている状態です。

過去1年間推移

マイナス幅が大きい結果が続いています。
・NYダウ:-7.59%
・S&P500:-11.22%
・NASDAQ総合指数:-14.57%

2023/3/17 アメリカ主要株式指数結果過去1年チャート

ヒートマップ

finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。

2023年3月3週アメリカ市場ヒートマップ

金融とエネルギーが真っ赤。
逆にGAFAMをはじめとしたハイテクグロース株が大きく上昇しています。

セクター別成績

2023年アメリカセクター成績一覧

上昇:6セクター、下落:5セクター
コミュニケーションサービスがTOPで+6.85%、エネルギーがワーストで-7.62%と明暗が大きく分かれた週となりました。

【上昇】
・コミュニケーションサービス:グロース株が大きく上昇
・テクノロジー:グロース株が大きく上昇
・公共事業:原油価格下落により上昇
【下落】
・エネルギー:原油大幅下落
・金融:金融不安により銀行株が大幅下落
・素材:貴金属以外、景気先行き不透明で大幅下落

上位下位3セクターの大手株結果を下記にてまとめています。

TOP:コミュニケーションサービス:+6.85%

メタプラットフォームズが特に好調となっています。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
アルファベットGOOGL12.13%4.83%6.89%-1.25%-23.75%15.18%
メタプラットフォームズMETA8.97%10.41%60.88%30.80%-3.94%62.55%
ネットフリックスNFLX3.67%-16.03%-4.51%28.94%-15.11%2.92%
TモバイルTMUS2.11%-3.46%0.06%1.01%11.50%1.75%
コムキャストCMCSA2.04%-8.60%1.92%5.97%-22.06%3.03%
アクティビジョン・ブリザードATVI1.31%1.66%2.53%2.81%-0.16%3.19%
ベライゾンVZ0.30%-8.89%-1.76%-10.33%-29.91%-6.62%
ウォルトディズニーDIS-0.40%-14.68%-1.01%-15.86%-32.53%7.27%
AT&TT-1.63%-5.82%-4.07%8.17%3.26%-1.52%
アメリカンモヴィルAMX-5.87%-0.50%8.45%25.50%9.61%9.34%

No.2:テクノロジー:+4.99%

マイクロソフト、エヌビディア、セールスフォースが特に好調

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
マイクロソフトMSFT12.41%3.75%8.63%13.88%-5.08%16.52%
エヌビディアNVDA12.02%13.01%45.55%98.97%5.02%76.03%
セールスフォースCRM6.74%8.04%37.18%19.43%-10.08%39.41%
ASMLASML5.40%-6.37%2.90%36.09%-2.60%15.98%
アップルAAPL4.38%-0.21%8.23%1.73%-2.88%19.30%
シスコシステムズCSCO3.36%3.59%1.81%15.94%-10.07%5.35%
ブロードコムAVGO2.63%3.83%9.84%26.16%3.93%12.85%
台湾セミコンダクターTSM2.54%-3.55%11.81%14.73%-15.35%20.11%
オラクルORCL1.42%-3.49%4.20%21.38%6.63%4.31%
アクセンチュアACN-1.17%-13.09%-14.22%-8.71%-23.06%-6.31%

No.3:公共事業:+3.18%

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ザ・サザン・カンパニーSO6.19%1.69%-4.51%-12.15%-0.90%-4.92%
エクセロンコーポレーションEXC4.88%-1.24%-1.59%-2.54%-2.99%-2.52%
ドミニオンエナジーD4.12%-4.89%-6.53%-31.54%-31.40%-9.65%
デューク・エナジーDUK3.83%-2.89%-6.69%-9.31%-9.04%-6.41%
ネクストエラ・エナジーNEE3.64%-1.65%-13.07%-12.02%-8.29%-9.49%
アメリカン・エレクトリック・パワーAEP3.62%-0.24%-7.91%-9.47%-4.60%-4.48%
ナショナル・グリッドNGG2.00%0.08%0.87%6.45%-13.91%5.59%
センプラSRE0.85%-8.24%-11.24%-14.95%-5.85%-5.95%

ワースト1:エネルギー:-7.62% 

ここ最近特に弱い結果が続いています。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
エンブリッジENB-3.38%-7.47%-7.93%-12.68%-16.95%-6.50%
シェブロンコーポレーションCVX-4.59%-9.86%-11.60%-5.16%-3.40%-15.13%
トータルエナジーSETTE-6.97%-12.22%-6.44%15.37%15.25%-8.57%
エクソン モービル コーポレーションXOM-7.37%-13.98%-6.22%5.28%29.78%-9.48%
エクイナー ASAEQNR-9.10%-15.32%-25.35%-21.17%-11.96%-22.68%
コノコフィリップスCOP-9.43%-15.46%-15.85%-16.63%2.70%-20.01%
BPBP-9.84%-13.97%1.06%11.65%22.93%0.69%
シェルSHEL-10.62%-13.62%-4.95%1.60%7.41%-5.27%
シュルンベルジェ リミテッドSLB-12.39%-20.20%-11.40%12.74%17.95%-16.42%

ワースト2:金融:-4.83%

クレジットカード大手のマスターカードとビザ、投資会社のバークシャー以外の銀行株が軒並み暴落中です。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
マスターカードMA0.73%-5.41%-2.20%10.32%1.44%0.56%
ビザV0.58%-5.04%1.91%11.27%2.61%4.64%
バークシャー・ハサウェイBRK-B-3.33%-5.21%-5.10%6.08%-12.67%-4.98%
ロイヤル バンク オブ カナダRY-3.73%-10.52%-2.96%-4.16%-16.59%-1.46%
アメリカン・エキスプレス・カンパニーAXP-5.54%-13.37%1.56%0.25%-13.34%5.94%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーJPM-5.87%-12.51%-5.70%6.74%-9.10%-6.18%
HSBC ホールディングス plcHSBC-6.32%-10.30%8.03%7.86%1.22%6.16%
モルガン・スタンレーMS-6.52%-16.51%-6.98%-4.62%-8.26%-0.99%
バンク・オブ・アメリカ・コーポレーションBAC-8.09%-21.77%-13.82%-19.39%-35.00%-16.00%
ウェルズ・ファーゴ・アンド・カンパニーWFC-8.70%-21.28%-10.48%-14.45%-26.82%-8.55%

ワースト3:素材:-2.51%

ドル安、金融不安を背景に貴金属は上昇
それ以外の素材株が急落しています。

素材分類1週間1か月3か月6か月1年年初来
13.44%4.03%-7.21%10.41%-34.50%-4.57%
12.63%5.64%3.01%25.51%-19.71%4.44%
その他の貴金属と鉱業3.35%1.91%2.59%15.36%-24.30%1.45%
木材と木材生産-1.16%-15.99%-9.56%-11.70%-26.51%-4.67%
特殊化学品-3.01%-8.71%-7.79%0.10%-5.44%-3.32%
その他の工業用金属および鉱業-3.98%-12.43%-7.05%12.90%-8.35%-6.95%
建材-4.25%-9.88%-0.38%10.96%-8.31%4.88%
-5.04%-11.97%0.64%32.60%-13.63%3.32%
化学品-5.21%-14.62%-3.77%1.99%-22.61%-1.45%
農業投入物-5.40%-9.54%-8.09%-14.91%-17.72%-3.80%
紙・紙製品-6.12%-11.65%-15.83%-3.52%-26.46%-10.13%
-8.15%-12.24%1.99%25.69%-3.19%6.67%
原料炭-11.70%-14.32%-1.46%12.37%4.19%-1.26%
アルミニウム-12.06%-18.34%-10.14%-4.87%-45.04%-8.75%
会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
リンデLIN-3.24%-0.61%-3.37%16.82%8.52%1.32%
BHPグループリミテッドBHP-4.18%-13.77%-7.71%11.46%-3.37%-7.17%
リオ ティント グループRIO-4.25%-13.11%-8.55%16.84%-11.07%-9.17%
ベールSAVALE-2.53%-7.39%-3.78%21.41%-8.81%-6.95%
エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズAPD-2.32%-3.42%-15.50%10.57%22.32%-10.87%
シャーウィン・ウィリアムズ・カンパニーSHW1.50%-6.59%-12.61%-2.93%-11.07%-8.43%
サザン・カッパー・コーポレーションSCCO-5.87%-9.79%11.13%45.66%-3.35%12.78%
フリーポートマクローマンFCX-4.36%-14.37%-7.96%22.18%-21.27%-4.50%
ニュートリエンNTR-4.04%-5.63%-4.40%-18.17%-22.50%-0.44%
エコラボECL-2.21%-5.72%2.75%-4.47%-9.48%6.20%

アメリカ主要銘柄決算(四半期)

比較的時価総額が小さい企業の決算発表が多数ありラッシュが続いています。
大手株に絞って決算発表をまとめました。

レナー(LEN)

米国第2位の住宅建築会社
3月14日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +4.7% の 64.9 億ドル。 アナリスト予想より +9.8%
●EPS: 前年同月比 +0.43 の 2.12 ドル。 アナリスト予想より +0.57 ドル

1Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSとも予想を上回る好決算
来四半期ガイダンス:EPSが市場予想を上回る
決算発表後に株価が大きく上昇しています。

レナー(LEN)株価

LENの株価とチャート — NYSE:LEN — TradingView
Lennar Corporationのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やLENの財務や市場ニュースもチェック。

アドビ(ADBE)

文書・画像処理ソフトウェア大手
3月15日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +9.4% の 46.6 億ドル。 アナリスト予想より +0.9%
●EPS: 前年同月比 +0.43 の 3.80 ドル。 アナリスト予想より +0.12 ドル

1Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSとも予想を上回る好決算
来四半期ガイダンス:売上高・EPSともに市場予想よりも上回る
通期ガイダンス:EPSは市場予想を上回る
決算発表後に+5.9%と株価が大きく上昇しています。

アドビ(ADBE)株価

ADBEの株価とチャート — NASDAQ:ADBE — TradingView
Adobe Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やADBEの財務や市場ニュースもチェック。

ダラー・ゼネラル(DG)

米国の大手ディスカウント・ストア
3月16日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 +17.9% の 102 億ドル。 アナリスト予想より -0.5%
●EPS: 前年同月比 +0.39 の 2.96 ドル。 アナリスト予想より -0.03 ドル

4Q決算は前年同期比で増収増益売上高・EPSとも予想を下回る結果
通期決算は前期比で増収増益
来四半期ガイダンス:既存店売上高が市場予想を下回る
決算発表後に-3.0%と株価が大きく下落しています。

ダラー・ゼネラル(DG)株価

DGの株価とチャート — NYSE:DG — TradingView
Dollar General Corporationのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やDGの財務や市場ニュースもチェック。

フェデックス(FDX)

米国の大手ディスカウント・ストア
3月16日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 -5.9% の 222 億ドル。 アナリスト予想より -2.4%
●EPS: 前年同月比 -1.18 の 3.41 ドル。 アナリスト予想より +0.65 ドル

3Q決算は前年同期比で減収減益。売上高は予想を下回るもののEPSは予想を大きく上回る結果
通期決算(9か月)は前期比で減収減益
通期ガイダンス:EPSが市場予想を大きく上回る内容
決算発表後に+8.0%と株価が大きく上昇しています。

フェデックス(FDX)株価

FDXの株価とチャート — NYSE:FDX — TradingView
FedEx Corporationのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やFDXの財務や市場ニュースもチェック。

次週の注目決算

日付ティッカー会社名時価総額
2023/3/20

PDD

ピンデュオデュオ116.25
2023/3/21

NKE

ナイキ186.69
2023/3/23

ACN

アクセンチュア164.60
2023/3/23

GIS

ゼネラル・ミルズ47.05
2023/3/23

DRI

ダーデン・レストランツ18.07
次週は、
・金融不安がどうなるか?
・FOMC
が特に注目されています。

このような状況下のため、安全資産のゴールドにも注目です。

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