【米経済指標強すぎ】物価指数と小売り売上が予想を上回る➡日米ともマチマチな結果 週間振り返り~2023年2月3週目

2023年2月3週株式市場振り返り市場振り返り

2023年2月13日~2月17日までの株式市場振り返りです。

今週は消費者・生産者物価指数、小売業売上高発表と忙しい相場でしたね~。FRB関係者はずっとタカ派発言するし…

注目の経済指標が相次いで発表される週でした。詳細は下記本編で詳しく解説しています。

2/14に米消費者物価指数(CPI)が発表され、予想を上回る結果となりました。2/3の雇用統計から、ある程度上振れする可能性があるだろうと言われていたため、株価への影響は限定的でした。
ただ、FRBの今後の動きはタカ派が決定的

2/15には米小売業売上高が発表され、これも予想を上回る結果となりました。12月のクリスマス商戦は盛り上がりに欠けましたが1月はその反動からか、非常に強い消費者環境であることが確認されました。
これについてもFRBがよりタカ派になることを後押しするような結果でした。

2/16には米生産者物価指数(PPI)が発表され、これについてもCPI同様に上振れしました。インフレ抑制の難しさが露呈するような結果となり、相次ぐFRB関係者のタカ派発言と合わさり、株価が下落していきました。

日本は、2/14に次期日銀総裁「植田氏」案が国会に提出されました。ほぼ決定的であり、どのようなかじ取りをするのか注目されています。当面は金融緩和継続というコメントがありましたが、日本でも物価高が顕著になってきているため、イールドカーブコントロールにはどこかのタイミングで手を付けるだろうと言われています。

先週末比で、NASDAQ総合指数とTOPIXが上昇しました。しかしながら、2/16から流れが変わってきていて、グロース株からディフェンシブ株へ資金が流れ始めています。長期金利高止まり+再上昇を危惧した動きが進みつつあります。

 

・NYダウ -0.13%
・NASDAQ +0.59%
・S&P500 -0.28%
・日経平均 -0.57%
・TOPIX +0.25%
・マザーズ -1.89%

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
 ①アメリカ経済指標について
 ②株式以外の重要指数について(金利、為替、原油)
 ③日米主要株価指数について
 ④日本市場振り返り:セクター成績
 ⑤アメリカ市場振り返り:セクター成績
  好不調3セクターをピックアップして分析しています。
 ⑥アメリカ主要銘柄決算内容

の順でまとめています。

  1. アメリカ経済指標
    1. 物価指数
      1. 消費者物価指数(CPI) 対前月比
      2. 消費者物価指数(CPI) 対前年同月比
      3. 消費者物価指数(CPI) コア 対前月比
      4. 消費者物価指数(CPI) コア 対前年同月比
      5. 生産者物価指数(PPI) 対前月比
      6. 生産者物価指数(PPI) 対前年同月比
      7. 生産者物価指数(PPI) コア 対前月比
      8. 生産者物価指数(PPI) コア 対前年同月比
    2. 小売業売上高 対前月比
    3. 小売業売上高 コア 対前月比
    4. 鉱工業生産指数 対前月比
    5. 設備稼働率
    6. 住宅建築許可件数
    7. 住宅着工件数
    8. FRB高官発言
    9. 次週注目の経済指標
  2. 株式以外の重要指標
    1. 2023年FOMC時 金利見通し
    2. 2023年3月FOMC時 利上げ確率
    3. 長期金利
    4. 為替(ドル円)
    5. 原油価格WTI
  3. 主要指数成績
  4. 日本市場振り
    1. 主要指数結果
    2. 日経平均日足チャート分析
    3. TOPIX日足チャート分析
    4. マザーズ指数日足チャート分析
    5. 過去1年間成績
    6. セクター成績
  5. アメリカ市場振り返り
    1. 主要指数結果
    2. NYダウ日足チャート分析
    3. NASDAQ総合指数日足チャート分析
    4. S&P500日足チャート分析
    5. 過去1年間推移
    6. ヒートマップ
    7. セクター別成績
      1. TOP:一般消費財: +1.71%
      2. No.2:生活必需品:+1.38%
      3. No.3:資本財:+0.89%
      4. ワースト1:エネルギー:-5.00%
      5. ワースト2:不動産:-0.89%
      6. ワースト3:素材:-1.03%
  6. アメリカ主要銘柄決算(四半期)
    1. コカ・コーラ(KO)
    2. ゾエティス(ZTS)
    3. エアビーアンドビー(ABNB)
    4. クラフト・ハインツ(KHC)
    5. アナログ・デバイセズ(ADI)
    6. バイオジェン(BIIB)
    7. ロク(ROKU)
    8. シスコ・システムズ(CSCO)
    9. シノプシス(SNPS)
    10. エクイニクス(EQIX)
    11. アプライド・マテリアルズ(AMAT)
    12. ディア(DE)
    13. 次週決算発表の注目銘柄

アメリカ経済指標

今週のアメリカ経済指標は、
・2/14:消費者物価指数(CPI)
・2/15:小売売上高
・2/15:鉱工業生産指数
・2/16:住宅着工件数、建設許可件数
・2/16:生産者物価指数(PPI)
が注目され、特に消費者物価指数は今後を占う意味でも世界中から注目されました。

物価指数

①物価高=経済が過熱しすぎている
②物価を抑えるためには、経済を冷やす必要がある
③経済を冷やす方法として、金利を上げてお金の動きを制限
 ※借金しにくくなるため、お金の動きが悪くなり、景気が冷える
④景気悪化で失業率上昇、企業業績悪化
⑤物価高抑制
⑥景気を戻すために、金利を少しずつ下げていく

株価としては④を危惧するため、特に借金が多いグロース株が下落していきます。
⑥を期待して1月から株価は大きく上昇していましたが、今週発表の物価指数結果から巻き戻すような感じで株安へと繋がる可能性が出てきています。

消費者物価指数(CPI) 対前月比

・12月:+0.1% (-0.1%から上方修正)
・1月予想:+0.5%
・1月結果:+0.5% 
12月分は上方修正。
1月分は予想と一致でしたが、大きく上昇してしまっています。
急速に落ちてきていたエネルギー価格が一気に上昇したことが響いています。

アメリカ 消費者物価指数(CPI) 対前月比

アメリカ 消費者物価指数(CPI) 食料品とエネルギー 対前月比

消費者物価指数(CPI) 対前年同月比

・12月:+6.5%
・1月予想:+6.2%
・1月結果:+6.4% 
7か月連続で下落でしたが予想を上回る結果となり、前月からインフレ抑制が鈍化してしまっています。対前月比同様にエネルギーが上昇が響いていることが分かります。

アメリカ 消費者物価指数(CPI) 対前年同月比

アメリカ 消費者物価指数(CPI) 食料品とエネルギー 対前年同月比

消費者物価指数(CPI) コア 対前月比

コア:エネルギーと食料品を除く指数

・12月:+0.4% (+0.3%から上方修正)
・1月予想:+0.4%
・1月結果:+0.4% 
先月分が上方修正1月分は予想と一致。

・価格下落:中古車・トラック、医療サービス
・若干上昇:新車
・上昇:住居費
・大幅上昇:衣服、医療用品、輸送サービス

アメリカ 消費者物価指数(コアCPI) 対前月比

アメリカ 消費者物価指数(コアCPI)対前月比 詳細

消費者物価指数(CPI) コア 対前年同月比

・12月:+5.7%
・1月予想:+5.5%
・1月結果:+5.6% 
予想を上回る結果となってしまっています。

・価格下落:中古車・トラック
・若干上昇(下落傾向):衣服、医療用品、医療サービス
・上昇(ペース鈍化):新車
・上昇(加速):住居費
・大幅上昇:輸送サービス

住居費が右肩上がりに上昇していっていることが気がかりです。
ただし、住宅販売指数は下落していっているため、どこかのタイミングで下落することが期待されてはいます。

アメリカ 消費者物価指数(コアCPI) 対前年同月比

アメリカ 消費者物価指数(コアCPI)対前年同月比 詳細

生産者物価指数(PPI) 対前月比

・12月:-0.2% (-0.5%から上方修正)
・1月予想:+0.4%
・1月結果:+0.7% 
前月比で2022年6月以来大きく上昇。CPI結果と同様にインフレ抑制が鈍化してしまっていることが確認されました。

アメリカ 生産者物価指数(PPI) 対前月比

生産者物価指数(PPI) 対前年同月比

・12月:+6.5% (+6.2%から上方修正)
・1月予想:+5.4%
・1月結果:+6.0% 
12月よりは下落していますが、予想を大きく上回りました。CPI結果と同様にインフレ抑制が鈍化してしまっている状態です。

アメリカ 生産者物価指数(PPI) 対前年同月比

生産者物価指数(PPI) コア 対前月比

コア:エネルギーと食料品を除く指数

・12月:+0.3% (+0.1%から上方修正)
・1月予想:+0.2%
・1月結果:+0.5% 
前月比で2022年3月以来の大きな上昇。CPI結果と同様にインフレ抑制が鈍化してしまっていることが確認されました。

アメリカ 生産者物価指数(PPI)コア 対前月比

生産者物価指数(PPI) コア 対前年同月比

・12月:+5.8% (+5.5%から上方修正)
・1月予想:+4.8%
・1月結果:+5.4% 
12月よりは下落していますが、予想を大きく上回りました。
CPI結果と同様にインフレ抑制が鈍化してしまっている状態です。

アメリカ 生産者物価指数(PPI) コア対前年同月比

小売業売上高 対前月比

良いニュースは悪いニュースの意味合い
・景気指数が良い:FRBがタカ派になる➡長期金利上昇➡株安へ
・景気指数が悪い:FRBがハト派になる?➡長期金利下落➡株高へ
・景気指数が悪すぎ:リセッション局面➡株安へ
丁度よい塩梅が今は求められています。

小売り売上高は上記の通りとなってしまいました。

・12月:-1.1%
・1月予想:+1.7%
・1月結果:+3.0% 
予想を遥かに超え、非常に高い伸びを示しました。

アメリカ 小売り売上高 前月比

小売業売上高 コア 対前月比

・12月:-1.1%
・1月予想:+0.9%
・1月結果:+2.3% 
自動車を除いた指数でも予想を遥かに超え、非常に高い伸びを示しました。

アメリカ 小売り売上高(コア) 前月比

鉱工業生産指数 対前月比

・12月:-1.0%
・1月予想:+0.4%
・1月結果:+0.0% 
12月より大幅上昇となりましたが、3か月連続予想より低い結果となっています。
サービス業が強く、製造業は落ちてきているといった他の指数の裏付けデータとなりました。

アメリカ 鉱工業生産指数 対前月比

設備稼働率

生産能力に対する実際の生産量の比率で、設備投資やインフレの先行指数になります。80%を超えると投資が活発化する傾向。

・12月:78.4%
・1月予想:79.0%
・1月結果:78.3% 
4か月連続前月より下落し、更に予想を下回っています。
鉱工業生産指数同様に製造業は落ちてきているといったことが確認されました。

アメリカ 設備稼働率

住宅建築許可件数

①建築許可➡②建築着工➡③新築販売と流れのうち、今週は①②が発表されました。

・12月:133.7万件 (133.0万件から上方修正)
・1月予想:132.0万件
・1月結果:133.9万件
 前年同月比:-27.3%
前月及び予想を上回りましたが、2022年3月以来右肩下がりで下落が進んでいます。
ここで底となるのかどうか?が注目です。

アメリカ 住宅建築許可件数

住宅着工件数

・12月:137.1万件 (138.2万件から下方修正)
・1月予想:133.5万件
・1月結果:130.9万件
 前年同月比:-21.4%
前月及び予想を下回り、2022年4月以来右肩下がりで下落が進んでいます。

アメリカ 住宅着工件数

FRB高官発言

今週もタカ派発言が繰り返されました…

FRB高官 タカ派?ハト派?

2/14
●ウィリアムズNY連銀総裁(ややタカ派)
・インフレはなお高すぎる
・2023年末の政策金利は5.00-5.25%で適切
2/16
●メスター・クリーブランド連銀総裁(タカ派)
・CPI結果から、インフレを抑制するためにまだ成すべきことある
・政策金利を5%を上回る水準に引き上げる必要がある
2月FOMCで50bp利上げに説得力を感じた
2/16
●ブラード・セントルイス連銀総裁(タカ派)

3月FOMCで0.5%利上げを支持する可能性を排除しない
 ※2月も0.5%利上げを支持していた(投票権は無い)
政策金利をできるだけ早期に5.375%に引き上げ望む

次週注目の経済指標

・2/20:休日(プレジデント・デー:ワシントンとリンカーン大統領誕生日)
・2/21:購買担当者景気指数(PMI)
・2/21:中古住宅販売件数
・2/22:2月FOMC議事要旨公表
・2/23:2022年4Q GDP改定値
・2/24:個人所得
・2/24:個人消費支出(PCE)
・2/24:新築住宅販売件数
が注目されています。

 
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株式以外の重要指標

2023年FOMC時 金利見通し

2/3雇用統計以降、FRBがタカ派になるデータが揃ってきています。
今週は、CPI、PPIなどのインフレ指数が抑制鈍化となったことや、力強い小売り業結果などもありターミナルレートが5.25~5.50%(今から3回利上げ)と想定されています。また、3月FOMCでも0.5%利上げ確率が急上昇となっています。

現時点のシナリオ)
・2023年3月:+0.25% 
・2023年5月:+0.25% ここで利上げ打ち止め。ターミナルレート5.00~5.25%?
・2023年6月:+0.25% or 維持 ここで利上げがあるなら5.25~5.50%
・2023年11or12月:順次利下げ ※利下げタイミングは意見が割れている
 →FOMCドットチャートでは、2023年末で5.1%(中央値)であり
  今まで市場と乖離がありましたが、市場が織り込もうとしています。
  更なる利上げも意識されている模様。
  また、2023年中の利下げは考えていないというFRBと、
  市場は年末に利下げがあるとの部分に乖離がある状態です。

2023年FOMC時利上げ確率

2023年3月FOMC時 利上げ確率

3月+0.25%の利上げ確率が82%となっていますが、+0.5%利上げ確率が上昇しています。

2023年3月FOMC時利上げ確率

長期金利

●2/17終了時点

・2年金利:4.623% (先週末比:+0.104%)
・5年金利:4.033% (先週末比:+0.107%)
・10年金利:3.822%(先週末比:+0.080%)
・30年金利:3.872%(先週末比:+0.051%)
短期側の上昇が大きくなっています。
➡引き続き長短金利差が拡大しています。リセッション懸念は変わらず。

●10年金利
雇用統計発表後に50日移動平均線(紫ライン)を上抜けして以降、右肩上がりで推移。
2/15小売業売上結果で100日移動平均線(黄ライン)も突破。

アメリカ10年債券利回り日足チャート

●10年金利と2年金利との差
2022/7/5~ずっとマイナス。差が再度拡大中

アメリカ10年債券利回りと2年債券利回り差日足チャート

金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。

金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。

2023年もアメリカ金利で大きく株式市場は変動すると予想されていますが、中期的に見ると金利は下落していく方向であるため、私は、債券・ゴールド・新興国に着目しています。

為替(ドル円)

2/3雇用統計以降、ドル高円安に傾向が転換しています。
2/14に日銀総裁候補植田氏案を国会に提出。植田氏は金融緩和は当面続けると発言➡円安方向に行きやすい構図。50日移動平均線(紫ライン)が上値レジスタンスとして先週まで機能していましたが、今週になってブレイクアウト。

為替ドル円日足チャート

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原油価格WTI

100日移動平均線(黄色ライン)と50日移動平均線(紫ライン)が意識されており、そこで上値を抑えられているような動きとなっています。今週も100日移動平均線で下落し、50日移動平均線ライン上で推移しています。下値サポートラインは70USD。
CPI結果からはエネルギー価格が上昇してしまっていることから、今後の原油価格次第で政策金利にも影響が出る可能性があります。

原油WTI日足チャート

主要指数成績

●先週末比/昨年末比

2023年2月3週日米主要株式指数結果

●過去4週履歴

2023年2月3週日米主要株式指数結果 過去4週履歴

●アメリカ株
先週大幅マイナスになったNASDAQ総合指数が反発しました。債券相場や為替相場はリスクオフの動きですが、株式相場は楽観視しているような傾向が週前半続きました。ただ2/16~グロース株が下落し始めています。

・NYダウ -0.13%
・NASDAQ +0.59%
・S&P500 -0.28%

●日本株
★株価上昇要因
 ・ドル高円安➡輸出関連中心に上昇
 ・日米長期金利高止まり➡銀行・保険株など中心に上昇
★株価下落要因
 ・日米長期金利高止まり➡グロース株下落

・日経平均 -0.57%
・TOPIX +0.25%
・マザーズ -1.89% 

2022年は1年を通じて

・グロース株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果

となりました。金利が下がっていくときはグロース株優位な展開はあると思いますが、リセッションが起きるとグロース株は厳しくなることが予想されています。
FRBがタカ派姿勢が続くとなるとグロース株が再度下落する可能性も出てきています。
一方で、大型バリュー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。

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日本市場振り

主要指数結果

先週まで6日連続上昇のTOPIXが今週も上昇しています。

2023年2月3週日本株式市場結果

日経平均日足チャート分析

日経平均日足チャート

サポートラインで複数回反発(赤丸)してきています。
上値レジスタンスライン(下落トレンド)で抑えつけられているような形となっています。
移動平均線と上値レジスタンスラインが収束してきているため、近々どちらかをブレイクアウトしそうです。MACDがクロス➡下落傾向へ?

TOPIX日足チャート分析

TOPIX日足チャート

サポートラインで複数回反発(赤丸)し、下値が切り上がってきています。
上値レジスタンスライン(2020ポイント若しくは2000ポイント)で抑えつけられているような形となっています。MACDがクロス➡下落傾向へ?

マザーズ指数日足チャート分析

マザーズ指数日足チャート

サポートラインで複数回反発(赤丸)し、下値が切り上がってきています。
上値レジスタンスライン(790ポイント)で抑えつけられているような形となっています。
MACDがクロス➡下落傾向へ?

過去1年間成績

2022年1月に暴落したマザーズ指数は最近の上昇を経てプラスに転じています。
マザーズ指数 +7.87%
TOPIX    +3.14%
日経平均   +1.03%

2023/2/17 日本主要株式指数1年成績日足チャート

セクター成績

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

●セクターヒートマップ

2023年2月3週東証セクターヒートマップ

●セクター成績TOP10

2023年2月3週東証セクター成績上位10業種

●全セクター成績

2023年東証セクター成績一覧

プラス:22業種、マイナス:11業種と上昇業種が多い結果となりました。
バリュー+高配当に資金がシフトしているような格好になっています。

・鉄鋼がTOP:バリュー+高配当+中国経済回復期待で2022年末から非常に強い
・ゴム製品が2位:ブリヂストン好決算

・長期金利上昇による株高:銀行・保険・その他金融(リースなど)
・グロース下落:精密機器や電気機器など

アメリカ市場振り返り

主要指数結果

相次ぐグロース株にとって逆風の経済指標、FRB関係者からのタカ派発言で2/16、17と潮目が変わったような感じとなっています。

2023年2月3週アメリカ主要株式指数結果

円安基調が一服してきています。2022年は、1年を通じて見ると、大きく円安に振れた一年になっています。
・2022年初:115円
・2022年終:131.1円
資産分散のためにもアメリカ銘柄を持っておく必要が更に上がってきています。
円安のため、中々ドルを持つことが厳しいですが、暴落相場はアメリカ株が買いやすい状態ではあるため、引き続き少量ですがアメリカ株へ投資を続けていきたいと考えています。
引き続き高配当株とS&P500、NASDAQ100への投資信託を積み立てていきます。

NYダウ日足チャート分析

NYダウ日足チャート

サポートラインで複数回反発してきています。上値レジスタンスラインで抑えつけられているような形となっており、三角持ち合いとなっています。そろそろ三角持ち合いトレンドは終わりが見えそう?

NASDAQ総合指数日足チャート分析

NASDAQ総合指数日足チャート

平行サポートラインで複数回反発してきています。上値レジスタンスライン(12,300ポイント)も平行であり長い目で見るとレンジ相場。一旦200日移動平均線(赤色)の11,420ポイント付近まで下落する?50日移動平均線(紫色)と100日移動平均線(黄色)でゴールデンクロス。MACDがクロス➡下落へ?

S&P500日足チャート分析

S&P500日足チャート

サポートラインで複数回反発し、下値を切り上げてきています。1月下旬に三角持ち合いを上へブレイク。今は、4200ポイントが上値レジスタンスライン
50日移動平均線(紫色)と200日移動平均線(赤色)でゴールデンクロス

過去1年間推移

1月からの急騰でマイナス幅が減少してきました。
NYダウ:-1.41%
S&P500:-6.88%
NASDAQ総合指数:-14.07%

2023/2/17アメリカ主要株式指数1年間チャート

ヒートマップ

finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。

2023年2月3週アメリカ市場ヒートマップ

先週上昇したエネルギー株が大きく下落。急上昇と急落が交互になっています。
生活必需品や一般消費財など、消費者側へのサービスを提供しているセクターが上昇しています。

セクター別成績

生活必需品や一般消費財など、消費者側へのサービスを提供しているセクターが上昇し、週末にかけてバリュー株へ資金移動がされてきているような格好になっています。

2023年アメリカセクター成績一覧

●上位3セクター
・一般消費財:テスラが強い!
・生活必需品:ディフェンシブ要素が強く、グロース株からの資金移動
・資本財:バリュー要素が強い銘柄が上昇

●下位3セクター
・エネルギー:先週上昇TOP。ボラティリティが高い
・不動産:金利上昇の為、厳しい
・素材:ドル指数上昇により、逆相関の関係である貴金属下落

これらセクターの大手株結果を下記にてまとめています。

TOP:一般消費財: +1.71%

テスラがこの1か月で+63.8%と強烈。それでも最高値からは程遠い状態です。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
テスラTSLA5.80%63.80%11.44%-31.22%-32.32%69.11%
マクドナルドMCD2.88%2.43%-0.92%1.28%6.68%2.45%
ナイキNKE2.14%0.25%18.64%7.61%-14.78%6.69%
ロウズカンパニーLOW1.90%5.25%-1.11%-1.72%-6.28%6.78%
ピンデュオデュオPDD1.05%3.55%38.28%99.49%55.18%14.56%
ホームデポHD0.45%2.27%0.97%-2.23%-9.18%0.66%
スターバックスSBUX0.01%2.72%10.33%20.95%12.52%7.96%
トヨタ自動車TM-0.40%-0.92%0.51%-10.23%-24.93%4.59%
アマゾンAMZN-0.42%3.76%0.08%-31.69%-38.52%15.71%
アリババBABA-3.51%-14.21%27.96%10.22%-20.35%13.53%

No.2:生活必需品:+1.38%

全体的にボラティリティが低いことが分かります。
高配当+連続増配銘柄が多くある為、先行きが見えにくい状況下では旨味があります。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ユニリーバ UL2.52%1.67%5.63%8.13%-1.31%1.69%
ディアジオDEO1.93%-5.50%-0.61%-7.56%-12.20%-2.10%
ウォルマートWMT1.89%5.48%-1.39%5.30%9.67%3.28%
コストコホールセールCOST1.50%8.09%-3.17%-9.53%-0.96%11.17%
アンハイザー・ブッシュ・インベブBUD1.33%-0.86%6.87%10.38%-8.41%-2.03%
プロクター・アンド・ギャンブルPG1.27%-1.69%-1.22%-6.52%-11.39%-7.62%
エスティ ローダーEL1.05%-2.55%13.44%-10.21%-18.07%1.92%
コカ・コーラKO0.84%0.67%-0.66%-7.82%-1.28%-5.49%
ペプシコPEP0.05%3.92%-1.15%-2.28%6.00%-2.42%
フィリップ モリスPM-0.53%0.62%7.51%1.31%-8.74%0.60%

No.3:資本財:+0.89%

好決算を発表した農業機器製造企業のディアが堅調です。また重機製造のキャタピラー、兵器製造のレイセオン、ロッキードマーティンなども引き続き堅調な状態が続いています。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ディア&カンパニーDE3.71%6.05%6.62%17.75%10.95%1.06%
オートマチックデータプロセッシングADP1.27%-1.98%-9.83%-12.36%11.97%-4.26%
レイセオン テクノロジーズRTX0.89%7.71%7.59%7.18%7.13%0.58%
ハネウェルインターナショナルHON0.47%0.38%-5.88%-1.13%6.54%-6.01%
キャタピラーCAT0.05%0.83%6.61%25.56%21.68%3.44%
ボーイングBA-0.58%2.21%22.57%25.47%-3.32%11.11%
ロッキード・マーチンLMT-1.08%8.27%2.01%8.26%22.93%-2.23%
ユナイテッド・パーセル・サービスUPS-1.09%4.01%3.47%-11.94%-14.91%5.39%
ユニオン パシフィックUNP-1.90%-1.90%-5.03%-16.67%-20.57%-2.65%
カナディアン パシフィック レイルウェイ リミテッドCP-2.59%-0.26%0.05%-5.38%4.13%4.05%

ワースト1:エネルギー:-5.00%

大手銘柄がすべてマイナスとなりました。
先週TOPだったセクターですが、今週分は最下位…
難しい相場となっています。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
BPBP-1.55%12.61%17.81%25.38%23.21%14.57%
シェルSHEL-1.78%2.59%8.67%12.98%12.25%6.51%
トータルエナジーTTE-2.31%-2.06%5.42%18.08%9.05%0.29%
エンブリッジENB-4.16%-5.99%-3.78%-10.22%-6.58%-0.51%
シェブロンCVX-5.30%-9.02%-11.97%2.41%21.26%-9.27%
シュルンベルジェ リミテッドSLB-5.36%-7.04%0.66%43.66%27.94%-0.22%
エクソン モービルXOM-6.62%-0.04%-1.44%17.91%42.03%0.89%
エクイナー ASAEQNR-7.21%-1.26%-10.46%-16.40%9.18%-12.49%
コノコフィリップスCOP-9.51%-12.97%-18.93%1.33%19.08%-11.76%

ワースト2:不動産:-0.89%

長期金利上昇で再度厳しくなってきています。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
パブリック ストレージPSA-0.30%3.99%2.72%-15.26%-11.54%6.72%
クラウンキャッスルCCI-0.58%-3.14%3.74%-22.30%-14.57%3.72%
エクイニクスEQIX-1.78%1.99%10.63%2.19%6.41%9.42%
プロロジスPLD-2.16%3.32%10.27%-8.28%-13.20%11.17%
アメリカン・タワーAMT-2.98%-5.86%-4.06%-23.68%-9.50%-0.76%

ワースト3:素材:-1.03%

先週に続き工業系金属と貴金属が弱い結果でした。
ドル指数上昇が痛手。
原料炭(製鉄用のコークス,都市ガスや化学原料用のガスなどを製造する目的で使用される石炭)と鉄鋼が堅調です。日本でも鉄鋼が非常に注目されています

会社1週間1か月3か月6か月1年年初来
原料炭6.99%5.32%12.68%16.63%48.22%17.49%
3.57%6.61%19.12%23.27%19.40%21.08%
紙・紙製品2.38%-2.02%-9.95%-5.52%-10.33%0.46%
その他の工業用金属および鉱業1.84%-3.05%13.81%19.66%1.67%6.08%
建材1.81%6.18%10.88%6.46%-8.12%13.04%
特殊化学品0.08%2.40%0.45%-3.17%-6.36%4.59%
-0.26%-4.16%17.48%41.18%0.06%15.70%
その他の貴金属と鉱業-0.31%-3.73%10.08%22.14%-20.05%1.83%
アルミニウム-1.68%-2.66%-0.03%-7.96%-37.41%8.34%
-2.10%-12.83%-6.30%0.08%-29.42%-8.37%
化学品-2.52%-0.70%2.02%2.53%-3.95%3.72%
農業投入物-4.71%-0.03%-5.10%-11.01%2.28%4.77%
-4.99%-12.03%1.39%7.76%-17.62%-2.94%
木材と木材生産-6.64%5.87%-5.11%-16.66%-16.15%3.96%
会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ベールSAVALE2.78%-5.81%12.21%30.37%0.04%0.29%
リオ ティントRIO1.53%-3.72%15.39%23.06%-4.48%4.55%
BHPグループリミテッドBHP0.70%-3.54%13.22%16.30%8.40%7.07%
サザン・カッパーSCCO0.61%-2.78%24.81%49.82%7.88%22.60%
シャーウィン・ウィリアムズSHW-1.09%-2.71%-5.33%-8.43%-16.38%-3.94%
フリーポートマクローマンFCX-1.46%-5.44%11.85%34.22%-4.85%10.02%
エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズAPD-2.82%-6.73%-5.22%4.53%14.01%-9.26%
リンデLIN-3.17%-0.93%-3.66%3.66%5.82%-1.43%
ニュートリエンNTR-6.68%-1.99%-3.89%-18.71%-0.47%2.30%
投資の勉強法
YouTubeでも大活躍中の「バフェット太郎氏」「高橋ダン氏」
投資初心者にも非常に分かりやすい内容で、おススメです!

アメリカ主要銘柄決算(四半期)

比較的時価総額が小さい企業の決算発表が多数ありラッシュが続いています。
大手株に絞って決算発表をまとめました。

コカ・コーラ(KO)

世界最大のノンアルコール飲料製造販売企業
2月14日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 +7.0% の 101.25 億ドル。 アナリスト予想より +1.1%
●EPS: 前年同月比 0.00 の 0.45 ドル。 アナリスト予想より 0.00ドル ドル

・4Q決算は前年同期比で増収。EPSは、変化無。売上高は予想を上回り、EPSは予想と一致。
・2四半期連続減収減益
・通期決算は前年度比で増収増益
・来年度ガイダンス:通期売上成長率は予想を上回る内容
決算発表後、若干株価は下落しています。

コカ・コーラ(KO)株価

コカ・コーラの株価 — KOのチャート — TradingView
Coca-Cola Company (The)のライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やKOの財務や市場ニュースもチェック。

ゾエティス(ZTS)

世界最大のペット・家畜用医薬品製造企業
2月14日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 +3.7% の 20.4 億ドル。 アナリスト予想より +1.6%
●EPS: 前年同月比 +0.15 の 1.15 ドル。 アナリスト予想より 0.00ドル 

・4Q決算は前年同期比で増収増益。売上高は予想を上回り、EPSは予想と一致
・通期決算は前年度比で増収増益
・来年度ガイダンス:売上高・EPSともに市場予想を上回る内容
決算発表後、若干株価は大きく上昇しています。

ゾエティス(ZTS)株価

ZTSの株価とチャート — NYSE:ZTS — TradingView
Zoetis Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やZTSの財務や市場ニュースもチェック。

エアビーアンドビー(ABNB)

世界最大のオンライン代替宿泊旅行代理店
2月14日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +24.2% の 19 億ドル。 アナリスト予想より +2.2%
●EPS: 前年同月比 +0.40 の 0.48 ドル。 アナリスト予想より +0.23 ドル

・4Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は前年度比で増収増益
・来四半期ガイダンス:売上高が市場予想を上回る内容
決算発表後、株価は前日比13%超の急騰しました。

エアビーアンドビー(ABNB)株価

ABNBの株価 — Airbnbのチャート — TradingView
Airbnb, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やABNBの財務や市場ニュースもチェック。

クラフト・ハインツ(KHC)

世界第5位の食品メーカー。トマトケチャップなどで有名
2月15日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 +10.0% の 73.8 億ドル。 アナリスト予想より +1.9%
●EPS: 前年同月比 +0.06 の 0.85 ドル。 アナリスト予想より +0.07 ドル

・4Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は前年度比で増収減益
・来年度ガイダンス:売上高成長率は2022年度よりも鈍化、EPSは減益を予想
決算発表後、株価はほぼ変化が無い状態です。

クラフト・ハインツ(KHC)株価

KHCの株価とチャート — NASDAQ:KHC — TradingView
The Kraft Heinz Companyのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やKHCの財務や市場ニュースもチェック。

アナログ・デバイセズ(ADI)

半導体デバイス製造企業
2月15日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 +21.3% の 32.5 億ドル。 アナリスト予想より +3.2%
●EPS: 前年同月比 +0.81 の 2.75 ドル。 アナリスト予想より +0.14 ドル

1Q決算は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに予想を上回る好決算
来年度ガイダンス:売上高・EPSともに市場予想を上回る
決算発表後、株価が急騰しています。

アナログ・デバイセズ(ADI)株価

ADIの株価とチャート — NASDAQ:ADI — TradingView
Analog Devices, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やADIの財務や市場ニュースもチェック。

バイオジェン(BIIB)

神経疾患、血液疾患、自己免疫疾患などの治療薬開発をしているバイオテクノロジー企業
2月15日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 -7.0% の 25.4 億ドル。 アナリスト予想より +4.1%
●EPS: 前年同月比 +0.66 の 4.05 ドル。 アナリスト予想より +0.57 ドル

4Q決算は前年同期比で減収増益。売上高・EPSともに予想を上回る結果
通期決算は前年度比で減収減益
来年度ガイダンス:EPSが市場予想を下回る内容
決算発表後、株価は下落しました。

バイオジェン(BIIB)株価

BIIBの株価とチャート — NASDAQ:BIIB — TradingView
Biogen Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やBIIBの財務や市場ニュースもチェック。

ロク(ROKU)

大手ストリーミング配信会社
2月15日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +0.2% の 8.67 億ドル。 アナリスト予想より +8.1%
●EPS: 前年同月比 -1.87 の -1.7 ドル。 アナリスト予想より +0.02 ドル

4Q決算は前年同期比で増収減益で赤字転落売上高・EPSともに予想を上回る結果
通期決算は前年度比で増収減益
来四半期ガイダンス:売上高、EBITDA(調整後)が市場予想を下回る内容
決算発表後、株価は10%以上の急騰となりました。

ロク(ROKU)株価

ROKUの株価とチャート — NASDAQ:ROKU — TradingView
Roku, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やROKUの財務や市場ニュースもチェック。

シスコ・システムズ(CSCO)

世界最大のソフトウェア企業
2月15日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +6.8% の 135.9 億ドル。 アナリスト予想より +1.3%
●EPS: 前年同月比 +0.04 の 0.88 ドル。 アナリスト予想より +0.03 ドル

・2Q決算は前年同期比で減収増益売上高・EPSともに予想を上回る結果
・半期決算は前年同期比で増収増益
・来四半期ガイダンス:EPSが市場予想を上回る内容
決算発表後、株価が5%以上上昇しました。

シスコ・システムズ(CSCO)株価

CSCOの株価とチャート — NASDAQ:CSCO — TradingView
Cisco Systems, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やCSCOの財務や市場ニュースもチェック。

シノプシス(SNPS)

電子系設計ソフトウェア の開発・販売企業
2月15日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +7.1% の 13.6 億ドル。 アナリスト予想より 0.0%
●EPS: 前年同月比 +0.22 の 2.62 ドル。 アナリスト予想より +0.12 ドル

・1Q決算は前年同期比で増収増益。売上高は予想と一致、EPSは予想を上回る結果
・来四半期ガイダンス:売上高・EPSが市場予想を下回る内容
・通期ガイダンス:売上高は予想を下回り、EPSは予想を上回る内容
決算発表後、株価は5%超え下落となりました。

シノプシス(SNPS)株価

SNPSの株価とチャート — NASDAQ:SNPS — TradingView
Synopsys, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やSNPSの財務や市場ニュースもチェック。

エクイニクス(EQIX)

企業ネットワークとクラウドコンピューティングのための世界最大のデータセンターおよびコロケーションプロバイダー
2月15日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +9.4% の 18.7 億ドル。 アナリスト予想より 0.0%
●EPS: 前年同月比 +0.03 の 1.39 ドル。 アナリスト予想より -0.35 ドル

・4Qの業績は前年同期比で増収増益。売上高は予想と一致EPSは予想を下回る結果
・通期決算は前年度比で増収増益
・来四半期ガイダンス:売上高・調整済みEBIDTAともに市場予想を上回る内容
・来年度ガイダンス:売上高は市場予想を上回り調整済みEBIDTAは市場予想を下回る内容
決算発表後、株価一旦大きく下落しましたが、戻しています。

エクイニクス(EQIX)株価

EQIX 株式ファンド価格とチャート — NASDAQ:EQIX — TradingView
Equinix, Incのリアルタイム価格を取得する簡単な方法。ライブのEQIX株式ファンドのチャート、ファンダメンタル、市場ニュースを表示します。

アプライド・マテリアルズ(AMAT)

世界最大級の半導体製造装置メーカー
2月16日 引け後に決算発表

●売上高: 前年同月比 +7.5% の 67.4 億ドル。 アナリスト予想より +0.7%
●EPS: 前年同月比 +0.14 の 2.03 ドル。 アナリスト予想より +0.10 ドル

・1Qの業績は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに市場予想を上回る好決算
・来四半期ガイダンス:売上高・EPSともに市場予想を上回る内容
決算発表後、株価はほぼ変化が無い結果でした。周りのグロース株下落から考えあると踏ん張った感じとなっています。

アプライド・マテリアルズ(AMAT)株価

AMATの株価とチャート — NASDAQ:AMAT — TradingView
Applied Materials, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やAMATの財務や市場ニュースもチェック。

ディア(DE)

世界最大級の農業機器製造企業
2月17日 寄り付き前に決算発表

●売上高: 前年同月比 +32.2% の 126.5 億ドル。 アナリスト予想より +11.0%
●EPS: 前年同月比 +3.63 の 6.55 ドル。 アナリスト予想より +1.02 ドル

1Qの業績は前年同期比で増収増益。売上高・EPSともに市場予想を上回る好決算
通期ガイダンス:純利益が市場予想を上回る
決算発表後、株価は7.5%上昇と急騰しています。

ディア(DE)株価

DEの株価とチャート — NYSE:DE — TradingView
Deere & Companyのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やDEの財務や市場ニュースもチェック。

次週決算発表の注目銘柄

大手株は小売り最大手のウォルマートとホームセンター最大手のホームデポが特に注目です。

日付ティッカー会社名時価総額
(10億USD)
2023/2/21WMTウォルマート394.92
2023/2/21HDホームデポ324.05
2023/2/21MDTメドトロニック112.80
2023/2/21PSAパブリック・ストレージ52.52
2023/2/21PANWパロアルトネットワークス51.18
2023/2/22NVDAエヌビディア526.15
2023/2/22TJXTJXカンパニーズ92.24
2023/2/22BIDUバイドゥ50.90
2023/2/23BABAアリババ268.27
2023/2/23INTUインテュイット113.60
2023/2/23AMTアメリカンタワー97.90
2023/2/23BKNGブッキング・ホールディングス95.50
2023/2/23EOGEOGリソーシズ69.56
2023/2/23MRNAモデルナ64.00
2023/2/23MELIメルカドリブレ55.37
2023/2/23NTES網易(NetEase, Inc.)53.93

 

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