
2022年2月14~18日までの株式市場振り返りです。

また荒れだしているね・・・

ウクライナ情勢が一時緊張緩和か?となりましたが
結局更に緊張感を増す形になり、市場は悪い方向になっています。

アメリカ相場と比較すると日本市場の方が悪い結果でした。
特にハイテク株が多いマザーズ市場が酷い下げとなりました。

その中で引き続きコモディティが好調です。

日本株で一番良かったセクターは海運でした。
主要指数成績
指数 | 終値 | 先週末差 | 先週末比 |
NYダウ | 34,079.18 | -658.88 | -1.90% |
NASDAQ | 13,548.07 | -243.08 | -1.76% |
S&P500 | 4,348.87 | -69.77 | -1.58% |
日経平均 | 27,122.07 | -574.01 | -2.07% |
TOPIX | 1,924.31 | -38.30 | -1.95% |
マザーズ | 708.81 | -66.48 | -8.57% |
●前週との比較/4週間成績
見ての通り全指数はマイナスとなり、特にマザーズが酷い結果でした。
日本市場振り返り
一時暴落はあったものの、海運が好調を維持しています。
これは好業績による配当引き上げが「買い」と判断されていることです。
サプライチェーンの混乱は収まる気配がないので、海運は強さを維持するものと言われています。
一方でコロナの影響を大きく受けているサービス業、アメリカ金融引き締めがあと少しでスタートするということで高PER株が売られ、機械、精密機器、電気機器などが売られています。
アメリカ市場振り返り
見ての通りほぼ真っ赤っかですが、右上の消費者防衛セクターがプラスとなっていることが分かります。やはりこういうときはコモディティ以外と考えるとディフェンシブセクターが堅実ですね。
セクター別成績
Consumer Defensive:消費者防衛
Basic Materials:素材
の2セクターのみプラスとなりました。
エネルギーが悪いのは、ウクライナ情勢が緊迫しているものの先週までずっと右肩上がりだったので一旦小休止になっていることと、イランの核問題が片付きそうなこと、イランが石油供給量を増やすといった報道が出ていることからエネルギー関連株が下がっています。
プラス業種とマイナス業種を2つずつピックアップしました。
消費者防衛
Ticker | |
コカ・コーラ | 3.73% |
P&G | 2.31% |
ウォルマート | 1.97% |
コストコ | 0.59% |
ペプシコ | -0.52% |
素材
ゴールド | 6.59% |
アルミニウム | 5.17% |
原料炭 | 2.54% |
その他の貴金属および鉱業 | 2.31% |
銀 | 1.75% |
紙および紙製品 | 1.02% |
製材・木材生産 | 0.85% |
銅 | 0.44% |
鋼 | 0.11% |
特殊化学品 | -0.76% |
その他の工業用金属および鉱業 | -0.93% |
農業投入物 | -1.02% |
建材 | -1.09% |
化学薬品 | -1.39% |
ゴールドがここに来て一気に上がってきています。
有事の際のゴールド!
コミュニケーションサービス
Ticker | Perf Week |
ディズニー | 1.26% |
ベライゾン | 0.96% |
コムキャスト | -2.06% |
グーグル | -2.89% |
メタ | -6.10% |
メタの下げが止まりません。
MACDからするとそろそろ下げ止まりそうな気はしますが。
テクノロジー
ティッカー | |
シスコ | 6.14% |
ASML | 3.12% |
ブロードコム | 1.15% |
アップル | -0.79% |
エヌビディア | -1.28% |
台湾セミコンダクター | -1.40% |
マイクロソフト | -2.41% |
アクセンチュア | -2.43% |
セールスフォース | -5.32% |
オラクル | -6.50% |
アドビ | -6.63% |
市場予想を上回った+自社株買いのシスコがTOP。
ただマイナス銘柄が多い結果でした。
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