【日経平均9週連続上昇♪】今週を振り返り、来週からの投資を考えましょう♪ ~2023年6月2週目

2023年6月2週 株式市場振り返り市場振り返り
この記事は約13分で読めます。

次週からの投資を考えるためにも、今週振り返りは重要です。

●アメリカ
 ・6月FOMCは利上げ無しを想定
 ・7月または9月に再度利上げを想定
 ・カナダ中央銀行利上げもあり、長期金利は上昇傾向

●日本
 ・日経平均、TOPIXがバブル後最高値
 ・6/9がメジャーSQであったため、警戒感から6/7と6/8は下落
 ・メジャーSQを無難に通過したことから6/9は大きく上昇

など株式市場には大きな刺激があった2023年6月5日~6月9日までの株式市場振り返りをしていきましょう♪

日本株が強すぎる
アメリカはマチマチだけど、しっかりNASDAQは7週連続上昇♪

今週は、メジャーSQが6/9に控えていたため、どうなるかな?と思いましたが、最終的には上昇で終えたことが日本株の強さを物語っています。

アメリカは重要経済指標発表が乏しかったこともあり、次週のFOMCを見据えたどっちつかずの展開となりました。

※メジャーSQ:先物とオプション両方の清算がある日。3か月に1度両方の清算があることから、この日の前は荒れやすい

こうした中、先週末ですべての日米主要指数は上昇となりました。

・NYダウ: +0.34%
・NASDAQ: +0.14%
・S&P500: +0.39%
・日経平均: +2.35%
・TOPIX: +1.91%
・マザーズ: +1.97%

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
 ①アメリカ経済指標について
 ②政策金利予想
 ③日米主要株価指数について
 ④日本市場振り返り:セクター成績
 ⑤アメリカ市場振り返り:セクター成績
  時価総額が高い銘柄をピックアップ

の順でまとめています。

 

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全世界が注目!アメリカ経済指標

今週のアメリカ経済指標は、

日付時間主要経済指標等
6月5日23:005月ISM非製造業景況指数(総合) 

が注目されました。

現在の市場マインド
・インフレが高止まり:FRBがタカ派になる➡長期金利上昇➡株安へ
・インフレが予想通り:FRBがハト派になる?➡長期金利下落➡株高へ
・インフレが予想以上に鈍化:FRBがハト派➡長期金利下落➡株高へ

ISM景気指数

先週は「製造業」が発表され、今週は「非製造業(サービス業)」が発表されました。
いずれも予想を下回り、景気が徐々に落ちてきていることを示唆する内容となりました。
製造業については右肩下がりでずっと来ていますが、大きく崩れてはいない状態ではあります。この結果から、FRBによる金融政策が和らぐのでは?ということから株価を下支えしています。

2023/6/5 ISM景気指数

次週注目の経済指標

日付時間主要経済指標等
6月13日21:305月消費者物価指数(CPI)
6月14日21:305月生産者物価指数(PPI)
6月14日27:00米連邦公開市場委員会(FOMC)
6月15日21:305月小売売上高
6月15日22:155月鉱工業生産
6月15日22:155月設備稼働率 
6月16日23:006月ミシガン大学消費者態度指数

来週はインフレ指数として消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)が注目。
更にFOMCがあるため、非常に重要な週となります。

投資スタイルを確立して勝っていきましょう♪
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2023年FOMC時 金利見通し

CMEのFedWatch ツール - CME Group
フェデラル・ファンド(FF)の目標金利に基づくCME FedWatchツールで、次回のFOMC(連邦公開市場委員会)会合までをカウントダウン。ツールを見る

2023/6/10 fedWatch 2023年FOMC後政策金利確率

先週と変化が無い状態となり、6月政策金利は据え置き、7月or9月に1回利上げとなることを市場は想定しています。

年末に1回利下げが現時点で予想されていますが、FOMCメンバーからは年内利下げは
無いと言われています。市場と当局のGAPは少しずつ埋まってきていますが、まだ開きがなる内容となっています。

現在のシナリオ)
・2023年6月:維持
・2023年7、9月:利上げ
・2023年11月:利下げ開始。

金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。

金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。

2023年もアメリカ金利で大きく株式市場は変動すると予想されていますが、中期的に見ると金利は下落していく方向であるため、私は、債券・ゴールド・新興国に着目しています。

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日米株式指数成績

●先週末比/昨年末比

2023年6月2週 日米主要株式指数結果

●過去4週履歴

2023年6月2週 日米主要株式指数結果 過去4週履歴

日経平均は9週連続上昇、NASDAQは7週連続上昇となりました。

●アメリカ
あまり大きなイベントも無く、次週のFOMCを見越した動きとなっています。
経済活動はまだまだ底堅さを示していますが、
・どこまで金融引き締めが続くのか?
・引き締めが終わった時に、経済はどこまで落ち込んでくるのか?
が注目されています。

6月FOMCでは新たな利上げは無いと想定されており、株価を押し上げました。

先週末比)
・NYダウ: +0.34%
・NASDAQ: +0.14%
・S&P500: +0.39%

●日本株
日経平均とTOPIXはまたまたバブル後最高値を更新‼
海外からの資金が多く入ってきており、先週までの海外からは10週連続買い越しが続いています。
・著名投資家ウォーレンバフェット氏が日本株投資意欲
・東証によるPBR 1倍割れ企業に改善要求
・円安が続いているため海外投資家からすると割安
・日銀による金融緩和継続。世界中見ても日本のみ
・西側諸国を中心に地政学リスクで日本へ目が向きやすい
 中でも半導体関連への注目が集まっています。
・新NISAが2024年から始まるため、日本人も投資へ興味UP
・アメリカ債務上限問題がクリアになったことから金融株に安心感
など日本株に追い風が吹いています。

あとは増税などネガティブ要素が無ければ。。

先週末比)
・日経平均: +2.35%
・TOPIX: +1.91%
・マザーズ: +1.97%

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日本市場振り

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

ヒートマップ

2023年6月2週 東証セクターヒートマップ

メジャーSQの影響で6/7,8と多くの業種が下落していることが分かります。
ただその前後の6/5、6/6、6/9は上昇している業種が多くなっています。

全業種データ

2023年東証セクター成績推移

2023年6月2週 東証セクター成績TOP10

上昇:32業種
下落:1業種

とほぼ全面高となりました。下落は精密機器のみとなっています。精密機器については先週TOPであったため、その利確の影響とHOYAがレーティング引き下げとなったことが影響していると思います。

上昇業種

高配当銘柄が多い業種が上位を占めています。特に商社株中心の卸売業は好調をキープ。
また円安恩恵で自動車、機械株なども堅調となっています。

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アメリカ市場振り

finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。

2023年6月2週 アメリカセクターヒートマップ

緑と赤が入り混じっており、マチマチの結果となりました。
上昇しているのは、景気敏感株であったり、自動車、エネルギーなどのセクターが上昇していることが読み取れます。

セクター成績

2023年 アメリカセクター成績履歴

2023年6月2週 アメリカセクター成績 

テクノロジーとコミュニケーションサービスは先週まで大きく上昇していましたが、一休みという結果となりました。一方で先週TOPの一般消費財は、テスラを中心に自動車関連が牽引し、今週もTOPとなりました。

大型株株価推移

時価総額2,000億ドル以上銘柄の推移をまとめました。

青塗りつぶし:ハイテク・グロース株が非常に強いことが分かります。
ピンク塗りつぶし:ヘルスケアが生活必需品が弱い➡逆にチャンスか?

会社Tickerセクタ1W1M3M6M1Y年初来
テスラTSLA一般消費財14.22%45.01%40.91%40.43%1.05%98.41%
アドバンスト・マイクロ・デバイスAMDテクノロジー5.99%28.76%51.11%78.10%22.59%92.87%
アドビADBEテクノロジー4.04%31.97%37.87%38.97%5.87%34.91%
台湾セミコンダクターTSMテクノロジー3.90%21.08%17.82%29.73%9.98%38.01%
オラクルORCLテクノロジー3.74%12.64%30.66%39.44%53.89%34.39%
ウォルマートWMT生活必需品2.87%0.35%11.77%2.67%25.18%7.97%
ノバルティスAGNVSヘルスケア2.04%-2.61%25.11%10.03%15.55%11.25%
アストラゼネカ PLCAZNヘルスケア2.03%-1.08%15.38%7.57%14.43%9.23%
バンク・オブ・アメリカ・コーポレーションBAC金融1.95%7.14%-3.30%-10.60%-18.45%-11.62%
ジョンソン・エンド・ジョンソンJNJヘルスケア1.94%-1.01%5.54%-9.69%-9.74%-9.42%
トヨタ自動車TM一般消費財1.81%3.52%7.73%4.78%-10.11%8.83%
バークシャー・ハサウェイBRK-B金融1.76%3.81%10.43%9.64%8.60%8.54%
シェブロンCVXエネルギー1.66%1.13%-0.51%-7.92%-12.30%-11.49%
ファイザーPFEヘルスケア1.59%1.75%-1.07%-22.43%-27.12%-23.95%
エクソンモービルXOMエネルギー1.54%-0.32%-0.36%3.61%2.68%-2.64%
アリババグループホールディングリミテッドBABA一般消費財1.46%3.07%3.06%-3.20%-28.52%-2.94%
セールスフォースCRMテクノロジー1.07%5.11%24.33%65.01%13.81%62.39%
アッヴィABBVヘルスケア0.96%-5.63%-7.70%-16.46%-7.42%-14.50%
コストコホールセールCOST生活必需品0.91%3.53%9.79%7.33%10.53%13.31%
イーライリリー アンド カンパニーLLYヘルスケア0.84%2.32%41.59%19.91%42.28%21.92%
ノボ ノルディスク A/SNVOヘルスケア0.58%-6.71%11.86%26.20%36.30%16.78%
ホームデポHD一般消費財0.48%2.88%3.86%-7.12%-0.06%-5.86%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーJPM金融0.38%3.32%5.51%7.23%10.16%5.15%
プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーPG生活必需品0.03%-4.85%6.83%-2.45%1.00%-3.30%
アップルAAPLテクノロジー0.01%4.27%21.86%28.40%22.30%39.28%
アマゾン・ドット・コムAMZN一般消費財-0.66%12.02%36.04%39.53%1.86%46.94%
シスコシステムズCSCOテクノロジー-0.72%6.32%2.27%3.07%10.55%4.24%
ブロードコムAVGOテクノロジー-0.91%28.48%30.87%55.18%42.32%43.91%
ペプシコPEP生活必需品-0.93%-6.14%6.00%0.09%10.03%0.94%
マクドナルドMCD一般消費財-1.08%-3.30%9.45%6.08%16.77%8.83%
コカ・コーラ カンパニーKO生活必需品-1.13%-4.77%2.13%-4.83%-3.85%-4.94%
ユナイテッドヘルス・グループ・インコーポレーテッドUNHヘルスケア-1.19%0.72%7.23%-9.08%0.02%-6.90%
マスターカードMA金融-1.21%-3.48%6.37%6.27%1.90%6.18%
ASMLホールディングNVASMLテクノロジー-1.21%8.94%19.07%19.04%26.16%31.01%
エヌビディアNVDAテクノロジー-1.42%34.22%68.82%140.51%107.90%165.29%
メルクMRKヘルスケア-1.61%-6.10%2.80%0.56%23.73%-0.22%
アルファベットGOOGLコミュニケーションサービス-1.96%9.38%34.87%28.74%4.30%38.54%
ビザV金融-2.29%-3.33%3.43%7.58%4.71%7.60%
マイクロソフトMSFTテクノロジー-2.57%4.64%31.46%33.73%20.85%36.26%
メタプラットフォームズMETAコミュニケーションサービス-2.81%13.67%47.60%132.56%34.74%120.17%

次週は重要な経済指標としてCPI、PPIがあり、更にFOMCがあります。
また、アメリカ決算はソフトウェア大手のオラクル、アドビに注目です。
finvizのヒートマップを見ながら波に乗っていきましょう♪

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