【おむすびの日:2023年1月17日】円高一服+自律反発➡輸出関連株中心に日本株上昇!

2023/1/17日米株式市場振り返り市場振り返り
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阪神・淡路大震災で、被災地に「おむすび」が届けられた温かい心の象徴として記念日=おむすびの日🍙:1月17日の株式市場振り返りです。

阪神・淡路大震災から28年ですね。大きな地震は多いですが、少しでも防災できるようになれば良いですね。

本日の日本市場は、反発してくれましたね!

昨日まで一気に円高にシフトしてきたため、一旦修正が入ったような形でやや反発しています。1/16に127.2円を付けた後反発し、本日は一時129.2円まで円安となりました。円安に振れたことと、昨日までの大きな株価下落の自律反発で、大型・グロース株中心に上昇しています。
一方で日本長期金利は高いレンジであるため、小型グロース株は下落しました。

昨日は、マーティン・ルーサー・キング・デー:人種差別撤廃運動で有名なキング牧師を讃える日で、アメリカ市場は休みとなっています。

日米主要株式指数

・アメリカ株:2023/1/13
・日本株:2023/1/17

 終値前日比前日比
NYダウ34,302.61+0.33%+112.64
NASDAQ11,079.16+0.71%+78.05
S&P5003,999.09+0.40%+15.92
日経平均26,138.68+1.23%+316.36
TOPIX1,902.89+0.88%+16.58
マザーズ721.65-0.58%-4.18

 

●アメリカ株
・1/16:休み

●日本株
日経平均とTOPIXは3日ぶりに反発となりました。
しかしながら、グロース株の多いマザーズ指数は下落しています。

株式以外の重要指標

2023年FOMC時 金利見通し

CMEのFedWatch ツール - CME Group
フェデラル・ファンド(FF)の目標金利に基づくCME FedWatchツールで、次回のFOMC(連邦公開市場委員会)会合までをカウントダウン。ツールを見る
現時点のシナリオ)
米CPI結果やミシガン大学消費者期待インフレ率からFRB金融政策がややハト派寄りになると想定されています。
・2023年2月:+0.25% 90%を超えてきました。
・2023年3月:+0.25% ここで利上げ打ち止め
・2023年5~9 or 11月:維持
・2023年11or12月以降:順次利下げ ※9月の利下げも確率UP
 →FOMCドットチャートでは、2023年末で5.1%(中央値)であるため
  GAPがあることがネック

2023年FOMC利上げ確率

2023年2月FOMC時 利上げ確率

CPIとミシガン大学消費者期待インフレ率を受け、0.25%確率が90%程度となりました。

2023年2月FOMC時利上げ確率

2023年3月FOMC時 利上げ確率

市場は2月+0.25%、3月+0.25%の利上げ確率が高いと想定しています。

2023年3月FOMC時利上げ確率

アメリカ長期金利推移(10年債利回り)

先週は米CPI結果とミシガン大学消費者期待インフレ率からハト派寄りに政策がなると
想定され、長期金利が下落しましたが、今週に入りやや反発しています。

・2年金利:4.240%
・5年金利:3.643%
・10年金利:3.559%
・30年金利:3.682%
10年と2年で逆イールド
→リセッションの兆候は変わらず
 ※10年金利が大幅下落で再度差が拡大

アメリカ10年債券利回り日足チャート

金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。

金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。

2023年の市場動向について、為替と長期金利の観点から予測しました。

為替(ドル円)

下降トレンドラインの上値で反落中。
先週は米CPI結果やミシガン大学消費者期待インフレ率から長期金利が下落したため、ドル安円高が加速しました。1/16にやや反発し、本日1/17は一時129円を回復するなど円安方向に戻しています

為替ドル円日足チャート

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原油価格WTI

50日移動平均線(紫ライン)をアタック。
やや超えたライン上ですが、80USDが上値として意識されています。
高値維持となっており、エネルギー株にとっては追い風物価抑制には逆風となっています。

原油価格WTI日足チャート

日本市場振り

先週から続いていた円高が少しだけ反発したため、株価も上昇しました。
・日本10年国債利回りが3日連続で上限の0.5%超え。
・日銀会合1日目がスタートし、緩和見直しが入る
 可能性もあり警戒は出ていますが、昨日まで
 一気に円高が進んだため、調整反発で円安へ。
・輸出関連が上昇し、銀行株が売られました

日経平均チャート

2022年5月、6月、10月の下値付近で本日は再度反発となりました。
取引開始から10:00ごろまで上昇し、その後はヨコヨコの展開となりました。
明日の日銀決定会合で政策変更となれば、ここを割り込む可能性はあります。従来通りの路線継続であれば大きく上昇すると思われます。

2023/1/17日経平均2日間の動き

2023/1/17日経平均日足チャート

日経平均ヒートマップ

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

2023/1/17日経平均ヒートマップ

昨日から一転し、上昇が支配的

【銘柄数】
・値上がり:172銘柄
・変化無し:11銘柄
・値下がり:42銘柄

【セクター】
上昇:28業種
下落:5業種

値嵩株、電気機器が大きく上昇
医薬品、銀行株が下落

業種成績 上位/下位5業種

先週まで暴騰していた銀行・保険・鉄鋼株に売りが入りました。
一方で円安に振れたことから、自動車関連株や電気機器などが大きく上昇しました。

2023/1/17東証セクター成績上位下位5業種

上昇銘柄

2023/1/17日経上昇寄与度ランキング10

<代表銘柄>
一旦円安へシフト☞自動車株上昇
・トヨタ自動車:+2.5%
・デンソー:+2.7%
・ホンダ:+1.9%
・日産自動車:+2.7%

電気機器が大きく上昇
・レーザーテック:+3.0%
・東京エレクトロン:+2.0%
・ソニー:+2.4%
・キーエンス:+2.4%
・村田製作所;+3.1%
・アドバンテスト:+2.8%

下落銘柄

2023/1/17日経平均下落寄与度ランキング10

<代表銘柄>
銀行:先週までの暴騰の利益確定
・三井住友:-0.8%
・りそな:-1.8%
・三井トラスト:-1.0%
・福岡銀行:-1.9%
・千葉銀行:-3.4%
・コンコルディア:-2.6%
・ゆうちょ銀行:-0.7%

陸運:12営業日中11営業日で下落と不調
・JR東日本:-0.5%
・JR西日本:-0.8%
・JR東海:-1.3%

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