【アメリカ・日本株】週間振り返り~2022年11月1週目

2022年11月1週日米市場振り返り市場振り返り
 
 

2022年10月31日~11月4日までの株式市場振り返りです。

先週まで強かったアメリカ株が急落してしまいましたね。

今週はビックイベントのFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)がありました。FOMCでの内容がタカ派だったため、グロース株中心に大きく下落しました。日本株もアメリカ株と同じ流れでグロース株が下落しました。

●NYダウ:-1.40%

●NASDAQ総合指数:-5.65%
●S&P500:-3.35%
●日経平均:+0.35%
●TOPIX:+0.86%
●マザーズ:-1.90%

 

ただある程度はFOMC内容は織り込みが済んだため、週最終日11/4はアメリカ株が上昇しています。

次週は、アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表される予定であり、この結果次第で株価は大きく変化すると思われます。

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
 ①アメリカ経済指標について
 ②株式以外の重要指数について(金利、為替、原油)
 ③日米主要株価指数について
 ④日本市場振り返り:セクター成績
 ⑤アメリカ市場振り返り:セクター成績
  好不調3セクターをピックアップして分析しています。
 ⑥アメリカ主要銘柄決算内容

の順でまとめています。

 
投資にも使えるdポイントを貯めよう♪d払いポイントGETモール


 
 
  1. アメリカ経済指標
    1. 10月シカゴ購買部協会景気指数
    2. 10月ISM製造業景況指数
    3. 10月ISM非製造業景況指数
    4. 10月非農業部門雇用者数変化(前月比)
    5. 失業率
    6. FOMC内容
    7. 次週注目の経済指標
  2. 株式以外の重要指標
    1. 11月FOMCでの利上げ確率
    2. 12月FOMCでの利上げ確率
    3. 2023年の金利見通し
    4. アメリカ長期金利推移
    5. 為替(ドル円)
    6. 原油価格WTI
  3. 主要指数成績
  4. 日本市場振り
    1. 主要指数結果
    2. セクター成績
  5. アメリカ市場振り返り
    1. 主要指数結果
    2. ヒートマップ
    3. セクター別成績
      1. TOP:素材:+3.01%
      2. No.2:エネルギー:+2.32%
      3. No.3:公共事業:+0.11%
      4. ワースト1:コミュニケーションサービス:-6.84%
      5. ワースト2:テクノロジー:-6.75%
      6. ワースト3:一般消費財:-3.63%
  6. アメリカ主要銘柄決算内容
    1. オンセミコンダクター (ON)
    2. アメリカン・ウォーター・ワークス (AWK)
    3. マラソン・ペトロリアム (MPC)
    4. ニューモント (NEM)
    5. イーライリリー (LLY)
    6. ウーバー・テクノロジーズ (UBER)
    7. ファイザー (PFE)
    8. アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)
    9. クアルコム (QCOM)
    10. エクイニクス (EQIX)
    11. エスティーローダー (EL)
    12. コノコフィリップス (COP)
    13. スターバックス (SUBX)
    14. アムジェン (AMGN)
    15. ペイパル (PYPL)
    16. モデルナ (MRNA)
    17. デュークエナジー (DUK)
    18. ドミニオンエナジー (D)
    19. 次週決算発表の注目銘柄

アメリカ経済指標

今週のアメリカ経済指標は、

・10/31:10月シカゴ購買部協会景気指数
・11/1: 10月ISM製造業景況指数
・11/2:FOMC政策金利発表
・11/3:10月ISM非製造業景況指数
・11/4:10月非農業部門雇用者数変化(前月比)
・11/4:失業率
の発表がありました。

10月シカゴ購買部協会景気指数

・前月:45.7
・予想:47.2
・結果:45.2
好不況の分岐点である50を2か月連続で下回りました。
9月に一気に下がり、10月予想は若干回復を見込んでいましたが、前月/予想ともに下回り、企業側景気の冷えが加速していっています。

シカゴ購買担当者景気指数

10月ISM製造業景況指数

・前月:50.9
・予想:50.0
・結果:50.2
10月については、予想は上回るものの前月から下落しました。
好不況の分け目とされる50をギリギリ確保しましたが、右肩下がりにドンドン下がってきています。

ISM製造業景気指数

10月ISM非製造業景況指数

・前月:56.7
・予想:55.2
・結果:54.4
サービス部門(非製造業)は、製造業程はまだ下落していない状況です。
しかしながら10月分は、前月及び予想を大きく下回る内容となってしまいました。

ISM非製造業景気指数

10月非農業部門雇用者数変化(前月比)

・前月:+31.5万人
・予想:+19.1万人
・結果:+26.1万人
先月と比べると増加数は下がっていますが、予想を上回り労働市場の堅調さ確認されました。

アメリカ非農業部門雇用者増加数 (対前月比)

失業率

・前月:3.5%
・予想:3.6%
・結果:3.7%
雇用増加数は予想を超えましたが、失業率は予想より悪い結果となり、市場の反応としては
相殺された様な状態となっています。

アメリカ失業率

FOMC内容

織り込み済み内容
 :11月利上げは+0.75%

織り込みがされていなかった内容
:最終的な想定金利が更に上昇必要、2023年利下げは時期尚早

11/2FOMC要点
・インフレ率を2%に戻すために行動する(利上げ、バランスシート圧縮)
・経済は冷えつつあるが、雇用と家計は未だ堅調
・インフレ率は予想を超える動きを示しており、まだ道半ば

利上げについて
11月利上げは0.75%→政策金利目標は3.75~4.00%へ
12月利上げ幅は縮小するかも?
政策金利最終地点は従来予想よりも高いレンジになる(はず)
利下げを議論するには時期尚早(2023年中は無い?)

次週注目の経済指標

・11/10:消費者物価指数
・11/11:ミシガン大学消費者信頼感指数

消費者物価指数は、現時点では前月よりも低減するという予想となっていますが、これを超えてくると相場は厳しくなる恐れがあるため注意が必要です。

株式以外の重要指標

 

11月FOMCでの利上げ確率

FOMC直前に0.75%利上げ確率が約9割。
結局0.75%利上げとなり、織り込み済み内容でした。
※3.00~3.25%→3.75~4.00%へ政策金利誘導目標が変更されました。

2022年11月FOMC利上げ確率fedWatch

12月FOMCでの利上げ確率

11月FOMCで、利上げペース鈍化が議論されることになっているため、0.50%利上げ確率が上昇してきています。
現時点では0.50%利上げ確率と0.75%利上げ確率が拮抗状態となっています。

2022年12月FOMC利上げ確率fedWatch

2023年の金利見通し

11月FOMC後に政策金利確率が変動しています
最大金利が上昇(5.25~5.50%がターミナルレートになる?)
高いレンジで維持
FOMC前の淡い期待が弾けましたが、織り込みも一気にされた様子です。
「維持」がどのタイミングまでかがカギとなりそうです。

2023年アメリカ政策金利確率

アメリカ長期金利推移

10年金利は、8月からの上昇トレンドラインを10/27にブレイクし、先週終値で4%を切りました。
しかし、以降はまた右肩上がりに上昇中となっています。
FOMC終了後、短期金利が大きく上昇しました。

・2年金利:4.663%
・5年金利:4.334%
・10年金利:4.163%
・30年金利:4.253%

明らかに逆イールドとなっています。
7/5~ずっとマイナスでリセッションの兆候は変わらずです。
先週までマイナス0.4%あたりでずっと推移していましたが、FOMCから2年金利が大きく上昇したため、差が拡大しマイナス0.5%で週間は終えています。

アメリカ10年債券利回り日足チャート

アメリカ債券利回り10年と2年差

金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。

金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。

為替(ドル円)

9/22:2.8兆円
10/21:5.5兆円
10/24:1~1.2兆円
合計で約9.5兆円規模の為替介入を実施。
今週は円高基調になってきており、50日移動平均線(紫)の144.95円に近づいてきました。

為替ドル円日足チャート

FX初心者にもおススメ! LINEでサポートもしてくれます♪
初心者も安心のサポート充実【DMM FX】



原油価格WTI

50日移動平均線(紫) 下値抵抗線として機能し、今週は一気に100日移動平均線(黄)まで上昇90USDを久しぶりに突破しました。

原油価格WTI日足チャート

主要指数成績

11月1週日米主要株式指数結果

 

日米主要株式指数結果過去4週履歴

2022年日米主要株式指数結果

グロース株の比率が高い
・NASDAQ総合指数:-5.65%
・S&P500:-3.35%
・マザーズ指数:-1.90%
が大きく下落した週となりました。

S&P500が昨年末比で-20%を下回り、再度弱気相場となっています。

昨年末比で見ると、
・ハイテク関連株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果
大型エコノミー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。

11/3が祝日であったため、今週は4日間の相場となりました。
11/2夜にアメリカFOMC発表があり、アメリカ株は11/2、11/3と大きく下落しました。
その影響を受けて、11/4の日本市場は下落しています。

2022年11月1週日本市場振り返り

セクター成績

nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。

2022年11月1週東証セクターヒートマップ

2022年東証セクター成績履歴

2022年11月1週東証セクターTOP10

プラスは16業種、マイナスは17業種と業種数は拮抗した内容でした。

<プラス>
・原油関連
 :原油高により上昇卸売業(商社)、鉱業、石油・石炭

<マイナス>
・グロース:精密機器

素材株の明暗が分かれた週でした。
・金属、ガラス土石、化学は下落
・石油/石炭、非鉄金属、鉄鋼は上昇

アメリカ市場振り返り

主要指数結果

 

11/2まではFOMCを見据え、グロース株中心に売りが先行しました。
FOMC後は、更にグロース株が下落しました。
一方である程度は織り込み済み内容もあったため一定の織り込みが進み、11/4は反発しています。週間では久しぶりにマイナスとなりました。

2022年11月1週アメリカ主要株式指数結果

円安に大きく振れてきており、アメリカ銘柄を持っておく必要が更に上がってきています。
円安のため、中々ドルを持つことが厳しいですが、暴落相場はアメリカ株が買いやすい状態ではあるため、引き続き少量ですがアメリカ株へ投資を続けていきたいと考えています。
引き続き高配当株とS&P500、NASDAQ100への投資信託を積み立てていきます。

ヒートマップ

finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。

2022年11月1週アメリカヒートマップ

原油高を受け、エネルギーセクターが上昇したことが分かります。
グロース株の筆頭であるGAFAM+テスラが酷い結果となりました。
・アップル:-11.15%
・マイクロソフト:-6.14%
・アルファベット:-10.23%
・メタプラットフォームズ:-8.48%
・アマゾン:-12.02%
・テスラ:-9.21%

セクター別成績

2022年11月1週アメリカセクター成績

3業種プラス、8業種マイナスとなりました。

TOP:素材。工業系金属が上昇しました。
2位:エネルギー。原油高で堅調
3位:公共事業。ディフェンシブセクターとして堅調

一方でグロース株比率が高いセクターが大きくマイナスとなっています。

TOP:素材:+3.01%

工業系金属が大きく上昇しました。
石炭関連は年初来でも+80%程度と非常に強い状態が続いています。

分類1週間1か月3か月6か月1年年初来
11.54%14.20%14.82%-8.54%-2.60%-11.50%
その他の工業用金属および鉱業10.61%1.81%-0.29%-10.48%7.00%-3.86%
原料炭6.87%17.18%24.94%5.56%83.15%79.74%
アルミニウム6.68%7.07%-11.12%-29.98%-18.91%-30.88%
4.87%13.70%0.30%-8.39%-3.53%-3.59%
化学品4.82%10.29%-1.67%-7.73%-12.62%-12.71%
その他の貴金属と鉱業4.30%1.48%-4.08%-18.79%-35.96%-30.12%
紙・紙製品2.16%14.65%10.49%4.82%19.36%2.79%
1.77%-4.79%-10.64%-19.84%-34.48%-27.14%
建材1.43%6.26%-4.43%-3.64%-22.64%-27.40%
特殊化学品-0.40%4.06%-5.54%-10.45%-20.68%-22.70%
木材と木材生産-0.66%1.39%-16.94%-15.10%-9.07%-17.51%
-0.68%-4.32%-6.22%-28.54%-20.14%-22.36%
農業投入物-4.52%-2.46%-3.03%-12.74%18.10%10.35%
会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
ベール SAVALE13.84%-0.83%10.03%-6.49%24.69%4.85%
BHPグループリミテッドBHP11.59%2.85%-2.46%-9.68%11.84%-1.45%
リオ ティントRIO10.43%2.05%-4.05%-14.29%-3.37%-12.15%
エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズAPD8.50%15.70%5.46%17.06%-8.35%-9.27%
リンデLIN2.36%10.80%2.64%0.09%-6.81%-10.82%
シャーウィン・ウィリアムズ・カンパニーSHW-4.42%-0.25%-10.09%-20.90%-32.13%-38.60%
ニュートリエンNTR-11.01%-14.26%-14.31%-29.39%9.14%-2.54%

No.2:エネルギー:+2.32%

年初来でコノコフィリップス、エクソンモービルは約80%上昇と非常に強い状態が続いています。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
トータルエナジーSETTE4.87%13.27%13.27%6.88%15.69%16.13%
コノコフィリップスCOP4.05%12.47%43.35%25.61%85.57%87.96%
エクイナー ASAEQNR3.18%7.56%4.70%7.57%48.31%45.89%
BPBP2.32%8.93%12.47%6.47%24.20%27.38%
シェブロンCVX1.91%13.63%19.56%7.46%61.59%56.30%
シェルSHEL1.57%10.43%9.79%-1.11%27.17%31.47%
エクソン モービルXOM1.45%10.04%26.26%22.49%74.37%83.54%

 

No.3:公共事業:+0.11%

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
センプラSRE1.60%3.98%-3.81%-6.11%21.58%17.05%
ネクストエラ・エナジーNEE-0.29%-0.14%-9.96%8.73%-7.03%-15.60%
デューク・エナジーDUK-0.41%3.13%-14.15%-15.91%-7.34%-10.76%
ザ・サザン・カンパニーSO-2.16%-1.25%-15.91%-13.07%3.86%-5.35%
ドミニオンエナジーD-3.28%1.77%-17.52%-20.10%-11.02%-14.55%

ワースト1:コミュニケーションサービス:-6.84%

2週連続最下位セクターとなっています。
メタプラットフォームズ、ネットフリックスはその中でも特に酷い状態です。
一方でAT&TやTモバイルといったモバイル関連はバリュー株であることから堅調です。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
AT&TT-0.87%19.58%1.78%-8.54%-2.43%-1.64%
ベライゾンVZ-1.14%-1.59%-16.39%-22.85%-28.18%-28.33%
TモバイルTMUS-1.44%6.75%2.94%17.37%21.35%28.32%
コムキャストCMCSA-2.97%3.16%-19.67%-22.50%-41.21%-38.41%
ウォルトディズニーDIS-6.01%-0.46%-8.73%-9.71%-41.52%-35.71%
メタプラットフォームズMETA-8.48%-34.72%-46.67%-55.44%-72.97%-73.01%
アルファベットGOOGL-10.08%-14.63%-26.19%-25.20%-41.61%-40.23%
ネットフリックスNFLX-11.81%8.65%11.69%44.11%-60.98%-56.71%

ワースト2:テクノロジー:-6.75%

半導体株は今週は比較的良好でしたが、年初来で見ると非常に厳しいことが分かります。
アップルが暴落と呼べるような週間マイナスが気がかりです。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
エヌビディアNVDA2.33%7.81%-20.44%-24.20%-52.50%-51.87%
テキサスインスツルメンツTXN0.80%-2.34%-11.02%-2.87%-14.89%-13.70%
台湾セミコンダクターTSM0.76%-15.97%-28.95%-31.81%-46.96%-48.07%
ブロードコムAVGO-1.61%-2.96%-14.71%-19.79%-15.19%-30.07%
オラクルORCL-1.76%16.39%-0.61%4.84%-20.53%-12.85%
シスコシステムズCSCO-2.45%7.23%-1.11%-9.75%-22.06%-29.75%
ASMLASML-4.17%1.43%-18.16%-14.93%-44.88%-41.12%
マイクロソフトMSFT-6.14%-10.29%-21.02%-19.42%-34.20%-34.17%
アクセンチュアACN-9.25%-3.08%-15.84%-11.69%-28.80%-37.00%
アップルAAPL-11.15%-4.85%-16.07%-12.02%-8.33%-22.07%

ワースト3:一般消費財:-3.63%

アリババが大きく上昇しました。これは中国株全体が、ゼロコロナ政策緩和期待とアメリカ上場維持に向けた取り組みが好感されたことによります。
マクドナルドはバリュー株であるため、やはり堅調です。
一方でテスラやアマゾンは厳しい相場となっていることが分かります。

会社ティッカー1週間1か月3か月6か月1年年初来
アリババBABA9.52%-17.21%-23.15%-22.48%-57.64%-41.23%
スターバックスSBUX5.46%2.81%7.16%20.05%-18.10%-21.47%
ナイキNKE2.09%6.23%-15.97%-16.33%-45.40%-42.53%
マクドナルドMCD0.04%16.98%6.94%9.51%8.35%2.44%
トヨタ自動車TM-1.56%0.87%-12.07%-20.74%-24.32%-25.88%
ホームデポHD-4.90%-2.19%-8.96%-3.49%-23.68%-31.56%
ロウズカンパニーLOW-8.34%-8.92%-9.76%-5.27%-23.40%-29.53%
テスラTSLA-9.21%-12.88%-28.56%-28.10%-49.39%-41.10%
アマゾンAMZN-12.02%-24.37%-34.74%-20.73%-47.67%-45.43%

アメリカ主要銘柄決算内容

https://jp.investing.com/
を参照しています。

決算スケジュールについては、
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-usa/earnings/
をまとめています。

オンセミコンダクター (ON)

大手パワー半導体メーカー
3Qの業績は増収増益

売上高前年同期比25.9%増の21.9億ドル。アナリスト予想より+3.3%
EPS前年同期より+0.58ドル。アナリスト予想より+0.14ドル

増収増益で予想も上回る好決算でした。
しかし来四半期ガイダンス:売上高が予想を下回りました。
ガイダンスがイマイチであったことや市況により決算発表後株価は大きく下落しました。
オンセミコンダクター株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-ON/

アメリカン・ウォーター・ワークス (AWK)

アメリカ最大の水道廃水会社
3Qの業績は減収増益

売上高前年同期比0.9%減の10.9億ドル。アナリスト予想より-0.9%
EPS前年同期より+0.10ドル。アナリスト予想より+0.10ドル

ほぼ予想通りの結果となりました。
決算発表後、株価は上昇しています。

アメリカン・ウォーター・ワークス株価

AWKの株価とチャート — NYSE:AWK — TradingView
American Water Works Company, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やAWKの財務や市場ニュースもチェック。

マラソン・ペトロリアム (MPC)

中堅石油精製会社
3Qの業績は大幅増収増益

売上高前年同期比44.9%増の472.4億ドル。アナリスト予想より+30.3%
EPS前年同期より+7.08ドル。アナリスト予想より+1.15ドル

大幅増収増益で予想も大きく上回る好決算でした。
決算発表後、株価は上昇しています。
マラソン・ペトロリアム株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-MPC/

ニューモント (NEM)

ゴールドの生産会社
3Qの業績は減収減益

売上高前年同期比10.3%減の26億ドル。アナリスト予想より-18.2%
EPS前年同期より-0.33ドル。アナリスト予想より-0.23ドル

減収減益で売上高・EPSともに予想を下回る結果でした。
決算発表後、株価は大きく下落しています。
ニューモント株価

NEMの株価とチャート — NYSE:NEM — TradingView
Newmont Corporationのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やNEMの財務や市場ニュースもチェック。

イーライリリー (LLY)

大手製薬会社
3Qの業績は増収増益

売上高前年同期比2.5%増の69.4億ドル。アナリスト予想より+0.4%
EPS前年同期より+0.04ドル。アナリスト予想より+0.07ドル

増収増益で予想を上回る結果でした。
通期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容でした。
決算発表後、株価は下落しています。
イーライリリー株価

LLYの株価とチャート — NYSE:LLY — TradingView
Eli Lilly and Companyのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やLLYの財務や市場ニュースもチェック。

ウーバー・テクノロジーズ (UBER)

配車・デリバリーサービス会社。日本ではウーバーイーツが有名
3Qの業績は増収、赤字幅縮小

売上高前年同期比71.1%増の83億ドル。アナリスト予想より+2.2%
EPS前年同期より+0.67ドルで赤字幅が縮小。アナリスト予想より-0.43ドル

予想よりEPSは悪い結果でしたが、大幅増収で予想も上回りました。
大幅増収となったことが好感され、決算発表後、株価は大きく上昇しました。
ウーバーテクノロジーズ株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-UBER/

ファイザー (PFE)

大手製薬会社
3Qの業績は減収増益

売上高前年同期比6.2%減の226億ドル。アナリスト予想より+6.0%
EPS前年同期より+0.44ドル。アナリスト予想より+0.34ドル

減収ながら、売上高・EPSともに予想を上回る結果でした。
通期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を上回る内容でした。
決算発表後、株価は上昇しています。

ファイザー株価

ファイザーの株価とチャート — NYSE:PFE — TradingView
Pfizer, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やPFEの財務や市場ニュースもチェック。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)

大手半導体会社
3Qの業績は増収減益

売上高前年同期比29.2%増の55.7億ドル。アナリスト予想より-0.9%
EPS前年同期より-0.06ドル。アナリスト予想より-0.02ドル

増収ながら、売上高・EPSともに予想を下回る結果でした。
通期ガイダンス、来四半期ガイダンス:売上高は予想を下回りました。
PC市場が急速に下がってきていることが要因とされています。
決算発表後、株価は時間外で上昇しましたが、その後下落しています。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ株価

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) 株価&チャート — TradingView
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やAMDの財務や市場ニュースもチェック。

クアルコム (QCOM)

移動体通信技術および半導体設計開発会社
4Qの業績は増収増益

売上高前年同期比22.2%増の113.9億ドル。アナリスト予想より+0.4%
EPS前年同期より+0.58ドル。アナリスト予想より-0.02ドル

増収増益ながら、売上高は予想を上回りEPSは予想を下回りました。
通期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を上回りました。
来四半期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回りました。
ガイダンスがイマイチであったため、株価は急落しました。
クアルコム株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-QCOM/

エクイニクス (EQIX)

データセンターの保有・リースおよび関連サービス会社
3Qの業績は増収増益

売上高前年同期比7.1%増の18億ドル。アナリスト予想より-2.2%
EPS前年同期より+6.05ドル。アナリスト予想より+5.90ドル

増収増益でEPSは予想を大きく上回る結果でした。
決算発表後、株価は大きく上昇しました。

エクイニクス株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-EQIX/

エスティーローダー (EL)

大手化粧品会社
3Qの業績は減収減益

売上高前年同期比10.5%減の39.3億ドル。アナリスト予想より-1.5%
EPS前年同期より-0.46ドル。アナリスト予想より+0.10ドル

減収減益で売上高は予想を下回りました
決算発表後、株価は時間外で大きく下落しました。
エスティーローダー株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-EL/

コノコフィリップス (COP)

中堅総合石油エネルギー会社
3Qの業績は増収増益

売上高前年同期比86%増の216.1億ドル。アナリスト予想より+17.0%
EPS前年同期より+1.83ドル。アナリスト予想より+0.14ドル

増収増益で売上高・EPSともに予想を大きく上回る結果でした。
自社株買い計画を上方修正し、配当も+11%増額を発表しました。
決算発表後、株価は大きく上昇しました。
コノコフィリップス株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-COP/

スターバックス (SUBX)

世界最大のコーヒーショップ会社
4Qの業績は増収減益

売上高前年同期比3.1%増の84億ドル。アナリスト予想より+1.0%
EPS前年同期より-0.19ドル。アナリスト予想より+0.09ドル

減益ながら売上高・EPSともに予想を上回る結果でした。
通期ガイダンス:売上高、EPSともに予想を上回る内容でした。
2023年もアメリカでの成長を見込んでいることや、中国のコロナ対策緩和を
期待し売上は回復する見込みとしています。
決算発表後、株価は大きく上昇しました。
スターバックス株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-SBUX/

アムジェン (AMGN)

バイオテクノロジー会社
3Qの業績は減収増益

売上高前年同期比0.1%減の67億ドル。アナリスト予想より+2.1%
EPS前年同期より+0.03ドル。アナリスト予想より+0.26ドル

前年同期とあまり変化が無い決算でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果でした。
通期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を上回る内容でした。
決算発表翌日、大きく下げましたが当日中にそこから回復しています。
アムジェン株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-AMGN/

ペイパル (PYPL)

インターネット決済サービス大手
3Qの業績は増収減益

売上高前年同期比10.8%増の68.5億ドル。アナリスト予想より+0.4%
EPS前年同期より-0.03ドル。アナリスト予想より+0.12ドル

減益ながら、売上高・EPSともに予想を上回る結果でした。
来四半期及び通期ガイダンス:EPSは予想を上回る内容でしたが
売上高は予想を下回る内容でした。
決算発表翌日、株価は大きく下げています。

ペイパル株価

PYPLの株価とチャート — NASDAQ:PYPL — TradingView
PayPal Holdings, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やPYPLの財務や市場ニュースもチェック。

モデルナ (MRNA)

バイオテクノロジー会社
3Qの業績は減収減益

売上高前年同期比32.4%減の33.6億ドル。アナリスト予想より-27.4%
EPS前年同期より-5.17ドル。アナリスト予想より-2.28ドル

大幅な減収減益で売上高・EPSともに予想を下回る結果でした。
世界中でアフターコロナにシフトしたため、コロナワクチンが振るわずの状況です。
決算発表翌日、株価は大きく下げています。

モデルナ株価

モデナの株価 — MRNAのチャート — TradingView
Moderna, Incのライブチャートで株式のプライスアクションを確認して下さい。市場予測やMRNAの財務や市場ニュースもチェック。

デュークエナジー (DUK)

電力ガス会社
3Qの業績は増収減益

売上高前年同期比14.7%増の79.7億ドル。アナリスト予想より+7.8%
EPS前年同期より-0.10ドル。アナリスト予想より-0.06ドル

売上高は前年同期比、予想も上回る結果でしたが、
EPSは減益であり、予想も下回る結果でした。
通期・来年度ガイダンス:EPSが予想を下回る内容でした。
株価はあまり反応していない状態です。
デュークエナジー株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-DUK/

ドミニオンエナジー (D)

電力ガス会社
3Qの業績は増収

売上高前年同期比38.1%増の43.9億ドル。アナリスト予想より+10.0%
EPS前年同期と同水準。アナリスト予想より+0.03ドル

EPSは前年同期と同水準でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果でした。
来四半期ガイダンス:EPSが予想を下回る内容でした。
株価は下落しています。
ドミニオンエナジー株価
https://jp.tradingview.com/symbols/NYSE-D/

次週決算発表の注目銘柄

来週は中小規模の会社決算が多く、大手銘柄決算発表は少ないです。

日付ティッカー会社名時価総額
(10億USD)
2022/11/7ATVIアクティビジョン・ブリザード56.30
2022/11/7BNTXバイオンテック35.25
2022/11/8DISウォルトディズニー181.54
2022/11/8OXYオキシデンタルペトロリウム68.25
2022/11/8DDデュポン・ド・ヌムール31.02
2022/11/8CEGコンステレーション・エナジー30.83
2022/11/9CPNGクーパン30.14
2022/11/10BAMブルックフィールド66.41
2022/11/10BDXベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー62.98
2022/11/10TDGトランスダイム・グループ31.44

来週はアメリカ消費者物価指数(CPI)発表がメインイベントとなります。
fedWatchから見ると、利上げについてはある程度織り込みが進んできているため、CPIが酷い結果でなければ、株価は上がりやすいのかなと思っています。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました