
2023年1月30日~2月3日までの株式市場振り返りです。

NASDAQとマザーズが強ったですね!

2/2までの経済指標がソコソコの結果であったため、FRBがハト派になってくれることを市場は想定➡長期金利下落➡株高へと繋がりました。長期金利が低下すると、グロース株は恩恵が大きくなるため、バリュー株よりも上昇しやすい構図です。

また、2/1のFOMC後発表で、タカ派寄りコメントはありましたが、ハト派とも取れる内容でもあったため、市場は安心感から株高となりました。

しかしながら、2/3のアメリカ雇用統計が予想外に伸びました。雇用が強すぎると物価上昇抑制が鈍っていくことが予想されるため、FRBがタカ派維持する可能性が出てきたこともあり、アメリカ株は下落しています。

日本株は、アメリカ株と同様の傾向で、グロース株が多いマザーズ指数が上昇しています。日経平均は全体的には下落銘柄が多い結果でしたが、値嵩グロース株の影響が強い為指数としては上昇しました。
また、FOMC後にドル安円高が進行したことで、輸出関連株が下落しました。ただし、2/3の雇用統計で今度はドル高が進行したため、2/6の市場は円安メリットとアメリカ金融引き締め(タカ派)のバランスを見ながらの相場観となると思われます。

日米とも決算発表が続いています。決算発表内容で暴騰・急落する銘柄も多く出ています。
アメリカ株30銘柄分の決算を末尾にまとめました。

先週末比で、グロース株比率が低いNYダウとTOPIXは下落しましたが、その他の日米主要株式指数は上昇しました。
特にNASDAQ総合指数は5週連続上昇と非常に強い結果となっています。
・NYダウ -0.15%
・NASDAQ +3.31%
・S&P500 +1.62%
・日経平均 +0.46%
・TOPIX -0.63%
・マザーズ +1.66%

中国の気球(軍事目的?)がアメリカ本土で見つかり撃墜されたことを受け、米中関係悪化が危惧されています。

本投稿は、日本とアメリカ株式市場の振り返りをしています。
①アメリカ経済指標について
②株式以外の重要指数について(金利、為替、原油)
③日米主要株価指数について
④日本市場振り返り:セクター成績
⑤アメリカ市場振り返り:セクター成績
好不調3セクターをピックアップして分析しています。
⑥アメリカ主要銘柄決算内容
の順でまとめています。
- アメリカ経済指標
- 株式以外の重要指標
- 主要指数成績
- 日本市場振り
- アメリカ市場振り返り
- アメリカ主要銘柄決算内容
- エクソン・モービル(XOM)
- キャタピラー(CAT)
- マラソン・ペトロリアム(MPC)
- ムーディーズ(MCO)
- ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)
- ゼネラル・モーターズ(GM)
- ファイザー(PFE)
- アムジェン(AMGN)
- チャブ(CB)
- マクドナルド(MCD)
- モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
- サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(TMO)
- TモバイルUS(TMUS)
- アルトリア(MO)
- メタ・プラットフォームズ(META)
- アフラック(AFL)
- コルテバ(CTVA)
- イーライリリー・アンド・カンパニー(LLY)
- エスティ ローダー(EL)
- ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)
- メルク(MRK)
- ハネウェル(HON)
- アルファベット(GOOGL)
- ギリアド・サイエンシズ(GILD)
- クアルコム(QCOM)
- スターバックス(SBUX)
- アマゾン・ドットコム(AMZN)
- アップル(AAPL)
- フォード(F)
- 次週決算発表の注目銘柄
アメリカ経済指標
良いニュースは悪いニュースの意味合い
・景気指数が良い:FRBがタカ派になる➡長期金利上昇➡株安へ
・景気指数が悪い:FRBがハト派になる?➡長期金利下落➡株高へ
・景気指数が悪すぎ:リセッション局面➡株安へ
丁度よい塩梅が今は求められています。
・1/31:シカゴ購買部協会景気指数
・1/31:消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
・2/1:ADP雇用統計
・2/1:ISM製造業景気指数
・2/1:FOMC終了政策金利発表
・2/3:非農業部門雇用者数変化
・2/3:失業率
・2/3:平均時給
・2/3:ISM非製造業景気指数
が注目されました。特に2/1のFOMC終了後発表が注目されました。
カテゴリーで分けて下記にて解説していきます。
コンファレンスボード消費者信頼感指数
単月だけでなく傾向を掴むことで、消費者マインド状態が分かります。
・1月予想:108.2
・1月結果:107.1
12月結果は上方修正となりました。
1月分は12月分及び1月予想を下回っています。下図からアメリカ消費者は、景気状態をそこまで悪く見ていないことが分かります。
シカゴ購買部協会景気指数(シカゴPMI)
・1月予想:45.0
・1月結果:44.3
12月結果は上方修正となりました。
1月分は12月分及び1月予想を下回り、景気の分岐点である50を5か月連続下回っています。シカゴの企業側は景気が悪化してきていることを実感しているようです。
ISM製造業景気指数
シカゴ購買部協会景気指数は、シカゴ企業のみに対して、ISMは全米を対象とした指数です。
・1月予想:48.1
・1月結果:47.4
1月分は12月分及び1月予想を下回り、景気の分岐点である50を3か月連続下回っています。少なくとも製造業としては、景気が落ちてきているのが実情となっています。
ISM非製造業景気指数
・1月予想:50.4
・1月速報値:55.2
予想を遥かに上回る結果となりました。非製造業(サービス業)は景気分岐点の50を割ったのが12月のみと製造業と比べて堅調となっています。消費者側に近いサービス業等は堅調ということが示唆される内容です。
2023年2月FOMC結果
➡アメリカ長期金利が下落し、
・ハイテクグロース上昇
・相対的に大型バリュー株が軟調
・ドル安
となりました。
➡4.50~4.75%の政策金利
●タカ派寄り
・利上げはあと2回
・2023年中の利下げは想定していない
・金利を長期間高水準で維持する必要
●ハト派寄り
・「ディスインフレのプロセスが始まった」という発言
➡物価コントロールに自信
・金融引き締め過ぎは望んでいない
ADP雇用統計(前月差)
米労働省労働統計局(BLS)が発表する雇用統計の前に、同指数が発表されることから先行指数として扱われています。
・1月予想:+17.9万人
・1月結果:+10.6万人
12月結果は上方修正となりました。
1月分は12月分及び1月予想を下回り、約2年間の中で最低を記録。
※寒波や嵐など天候不良とされています。
先行指数としての位置づけのため、2/3発表の雇用統計は予想通り下落するものと考えられていました。
非農業部門雇用者増加数と失業率
・12月確報値:26.0万人 (速報値:22.3万人から上方修正)
・1月予想:19.0万人
・1月速報値:51.7万人
1月分については予想を大きく上回りました。
レジャー、接客業、専門職とビジネスサービス、ヘルスケアなどが大きく牽引。非常に強い労働市場だということが示されました。
雇用は良すぎると物価上昇抑制に悪影響も出る為、FRBがタカ派になる可能性が高いです。発表後、長期金利が高くなり株価が大きく下落しています。
・12月確報値:3.5% (速報値から変化無)
・1月予想:3.6%
・1月速報値:3.4%
先月分、今月予想を下回るほど労働市場は堅調。
20年間確認しましたが、最も低水準な失業率となりました。
平均時給
・12月確報値:0.4% (速報値:0.3%から上方修正)
・1月予想:0.3%
・1月速報値:0.3%
12月速報値から上方修正があったものの、前月比では予想と一致。
・12月確報値:4.8% (速報値:4.6%から上方修正)
・1月予想:4.4%
・1月速報値:4.4%
12月速報値から上方修正があったものの、前年同月比は予想と一致。
徐々に上昇率が低下してきていることが分かります。
物価上昇抑制には賃金増加を抑える必要があり、物価にとっては良い流れとなっています。
次週注目の経済指標
・2/7:パウエル議長発言
・2/10:ミシガン大学消費者信頼感指数、期待インフレ率
が注目されています。
株式以外の重要指標
2023年FOMC時 金利見通し
FOMC後にハト派になるだろうという見解でしたが、強すぎる雇用統計結果を受け
FRBがタカ派姿勢を強化する可能性も視野。ターミナルレートが5.00~5.25%の
確率が一気に上昇しました。2/1のFOMC後にあと2回利上げがあるとコメントがあったため、それも織り込みつつあります。
現時点のシナリオ)
・2023年3月:+0.25%
・2023年5月:+0.25% →ターミナルレート5.00~5.25を迎える
・2023年6月:以降は政策金利維持
・2023年11月以降:順次利下げ or 維持
2023年3月FOMC時 利上げ確率
3月+0.25%の利上げ確率がほぼ100%となっています。
長期金利
・2年金利:4.291% (先週末比:+0.088%)
・5年金利:3.661% (先週末比:+0.047%)
・10年金利:3.526%(先週末比:+0.021%)
・30年金利:3.616%(先週末比:-0.007%)
短期側で先週末比で上昇幅が大きくなっています。
長短金利差から明らかに逆イールドとなっています。
→リセッションの兆候は変わらず
200日移動平均線(赤ライン)と50日移動平均線(紫ライン)の間でずっと推移。
FOMC後に下落し200日移動平均線にアタックしましたが2/3の雇用統計を受け、大きく反発し、FOMC前水準まで戻しました。

2022/7/5~ずっとマイナス。差が再度拡大中

金利と株価について下記記事にて詳しく記載しています。
金利は逆イールド状態であることから、すぐにはリセッションにはならなくても、近い将来はリセッションが確実になってきています。
リセッションに強いセクターを下記記事でまとめています。
2023年もアメリカ金利で大きく株式市場は変動すると予想されていますが、中期的に見ると金利は下落していく方向であるため、私は、債券・ゴールド・新興国に着目しています。
為替(ドル円)
原油価格WTI
今週はそこから反落し、50日移動平均線(紫ライン)も下抜けました。直近最安値の70USDがターゲットとなりそうです。
主要指数成績
●先週末比/昨年末比
●過去4週履歴
5週連続NASDAQ総合指数は上昇しました。FRBがハト派になることが期待した長期金利低下によりNASDAQ総合指数が堅調でした。また、決算発表ラッシュとなっており、予想を上回る結果や悪材料出尽くし感が出ている銘柄については急伸するものも多く出てきています。ただし、2/3の雇用統計を受け潮目が変わる可能性もあります。
・NYダウ -0.15%
・NASDAQ +3.31%
・S&P500 +1.62%
★株価上昇要因
・アメリカグロース・ハイテク株上昇➡半導体株等が上昇
・中国経済回復期待➡海運上昇(先週下落した反動)
★株価下落要因
・原油安
・円高(2/3まで)
・大型バリュー株からグロース株へ資金シフト
・日経平均 +0.46%
・TOPIX -0.63%
・マザーズ +1.66%
・グロース株が多い、NASDAQとマザーズは大きくマイナス
・時価総額が高く大型株の影響が強いNYダウやTOPIXは「マシ」な結果
となりました。金利が下がっていくときはグロース株優位な展開はあると思いますが、リセッションが起きるとグロース株は厳しくなることが予想されています。
一方で、大型バリュー株は、配当も多く入る銘柄が多いため、このようなボラティリティが高い相場では安心感があります。
日本市場振り
主要指数結果
逆にバリュー株比率が高いTOPIXは4日連続下落となっています。
過去1年間成績
TOPIX +2.62%
日経平均 +0.98%
マザーズ指数 +1.07%
セクター成績
nikkei225jp.comは日経平均ヒートマップとしての使い方が有用です。
また、世界各国株式相場やコモディティ、仮想通貨、為替についての情報も盛り沢山なサイトです。
●セクターヒートマップ
今週は赤が多く、下落した業種が多い週であったことが分かります。
不動産業については6日連続下落と厳しくなってきています。
●セクター成績TOP10
●全セクター成績
・海運がTOP:先週大きく下げたことが要因の一つ。
・グロース株上昇:電気機器、機械、精密機器など
・原油価格下落:鉱業、石油石炭、商社株が大きく下落
・日銀金融政策維持:銀行・保険株下落
アメリカ市場振り返り
主要指数結果
・NYダウ:50日移動平均線(下図紫ライン)を守る
・NASDAQ:一気に200日移動平均線(下図赤色ライン)を上抜ける
・S&P500:50日移動平均線と200日移動平均線でゴールデンクロス
・2022年初:115円
・2022年終:131.1円
資産分散のためにもアメリカ銘柄を持っておく必要が更に上がってきています。
円安のため、中々ドルを持つことが厳しいですが、暴落相場はアメリカ株が買いやすい状態ではあるため、引き続き少量ですがアメリカ株へ投資を続けていきたいと考えています。
引き続き高配当株とS&P500、NASDAQ100への投資信託を積み立てていきます。
過去1年間推移
NYダウ:-3.38%
S&P500:-7.61%
NASDAQ総合指数:-13.49%
ヒートマップ
finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。
・テクノロジー
・コミュニケーションサービス
・一般消費財
が大きく上昇していることが分かります。
一方で、ディフェンシブセクターであるヘルスケア、生活必需品、公共事業が弱い結果となっています。また、原油価格下落を受け、エネルギー株が下落しています。
2022年と流れが変わってきています。
セクター別成績
コミュニケーションサービス、一般消費財が6週連続上昇と非常に強い状態が続いています。
また、テクノロジーも5週連続上昇となっており、グロース株優位となっています。
●上位3セクター
・コミュニケーションサービス:メタプラットフォームズが暴騰し牽引
・テクノロジー:全体的に好調
・資本財:運送業が好調
●下位3セクター
・エネルギー:決算ミスと原油・天然ガス価格下落によるもの
・公共事業:ディフェンシブ銘柄からグロースへ資金が流れている
・素材:上昇一服。ドル指数下落に歯止めが掛かっていることも一因
これらセクターの大手株結果を下記にてまとめています。
TOP:コミュニケーションサービス: +4.07%
メタプラットフォームズが自社株買いを表明したこともあり+23%と暴騰。
全体的に2022年低迷していた同セクター銘柄が復活してきている反面、まだ1年間では大幅マイナスと上昇余地が残っていることが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
メタプラットフォームズ | META | 22.93% | 46.45% | 106.02% | 9.36% | -42.25% | 55.00% |
アルファベット | GOOGL | 5.44% | 18.96% | 20.48% | -11.35% | -29.20% | 18.76% |
チャーターコミュニケーションズ | CHTR | 3.01% | 14.77% | 17.01% | -11.57% | -32.31% | 19.82% |
ベライゾン | VZ | 2.14% | 0.92% | 10.08% | -6.57% | -22.84% | 5.36% |
ネットフリックス | NFLX | 1.42% | 18.26% | 34.03% | 59.15% | -14.80% | 24.08% |
ウォルトディズニー | DIS | 1.07% | 20.36% | 8.73% | 2.40% | -22.37% | 27.43% |
コムキャスト | CMCSA | 0.93% | 9.24% | 29.31% | 2.67% | -20.04% | 14.30% |
AT&T | T | -0.60% | 3.61% | 7.60% | 8.54% | 6.73% | 7.71% |
Tモバイル | TMUS | -1.05% | 3.74% | -3.22% | 0.97% | 32.50% | 3.71% |
アメリカモヴィル | AMX | -5.49% | 7.48% | 5.16% | 16.59% | 13.08% | 9.78% |
No.2:テクノロジー:+3.93%
3週連続上昇2位となっています。コミュニケーションサービス同様に反発してきているものの、まだ最高値までは程多いことが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
アップル | AAPL | 5.87% | 22.27% | 6.53% | -6.82% | -12.14% | 18.91% |
アクセンチュア | ACN | 4.31% | 7.38% | 6.16% | -6.89% | -19.54% | 8.39% |
マイクロソフト | MSFT | 4.11% | 12.77% | 17.38% | -8.92% | -17.58% | 7.73% |
セールスフォース | CRM | 3.96% | 22.53% | 14.02% | -10.58% | -23.99% | 29.00% |
エヌビディア | NVDA | 3.61% | 43.06% | 59.62% | 9.81% | -16.41% | 44.38% |
ASML | ASML | 1.83% | 19.06% | 52.27% | 15.49% | -1.04% | 24.38% |
台湾セミコンダクター | TSM | 1.46% | 24.03% | 56.41% | 7.06% | -23.75% | 27.08% |
ブロードコム | AVGO | 1.12% | 6.67% | 31.05% | 8.11% | -0.96% | 6.88% |
オラクル | ORCL | 0.71% | 6.08% | 19.30% | 15.79% | 8.63% | 9.64% |
シスコシステムズ | CSCO | 0.25% | 2.27% | 9.11% | 7.16% | -13.42% | 2.08% |
No.3:資本財:+2.07%
陸運など運送業が上昇しました。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
ユナイテッド・パーセル・サービス | UPS | 5.26% | 8.22% | 16.45% | -1.47% | -17.43% | 10.25% |
ユニオン パシフィック | UNP | 3.90% | 0.50% | 9.22% | -7.50% | -16.31% | 1.56% |
カナディアン パシフィック レイルウェイ | CP | 2.13% | 3.17% | 7.75% | -0.30% | 8.29% | 6.07% |
オートマチックデータプロセッシング | ADP | 2.04% | -5.64% | -5.11% | -7.66% | 8.37% | -5.67% |
ロッキード・マーチン | LMT | -0.11% | -3.66% | -4.77% | 7.23% | 18.52% | -5.63% |
ボーイング | BA | -2.44% | 1.16% | 39.75% | 23.73% | -0.73% | 8.15% |
ハネウェル | HON | -2.61% | -3.50% | 1.11% | 5.33% | -2.34% | -5.42% |
ディア | DE | -2.90% | -4.11% | 5.21% | 18.60% | 8.43% | -5.29% |
レイセオン テクノロジーズ | RTX | -3.13% | -4.32% | 2.47% | 3.99% | 4.26% | -4.40% |
キャタピラー | CAT | -6.34% | 2.65% | 15.48% | 34.92% | 20.89% | 3.42% |
ワースト1:エネルギー:-4.59%
原油・天然ガス下落と決算ミスで下落しています。ただし売上・利益とも驚異的な数字となっています。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
シェル | SHEL | -0.36% | 5.18% | 6.17% | 14.11% | 9.48% | 2.37% |
エンブリッジ | ENB | -0.66% | 2.01% | 4.83% | -6.20% | -5.85% | 3.76% |
エクソン モービル | XOM | -3.19% | 4.77% | 2.11% | 28.36% | 38.82% | 1.47% |
BP | BP | -3.22% | 4.06% | 7.30% | 19.76% | 9.98% | 0.63% |
エクイナー ASA | EQNR | -4.18% | -6.58% | -18.28% | -15.09% | 7.08% | -16.88% |
トータルエナジーSE | TTE | -4.19% | -0.79% | 12.54% | 24.72% | 7.63% | -2.38% |
シェブロン | CVX | -5.57% | -1.56% | -5.07% | 12.11% | 25.14% | -5.59% |
EOGリソーシズ | EOG | -7.46% | 0.21% | -7.00% | 27.89% | 15.60% | -3.78% |
シュルンベルジェ | SLB | -7.60% | 1.82% | 2.93% | 55.05% | 34.11% | -1.53% |
コノコフィリップス | COP | -12.54% | -4.61% | -14.01% | 22.77% | 20.96% | -8.38% |
ワースト2:公共事業:-0.07%
他のセクターよりも、安定的な銘柄が多くあることが分かります。
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
デューク・エナジー | DUK | -0.98% | -4.04% | 8.29% | -8.34% | -4.21% | -2.34% |
アメリカン・エレクトリック・パワー | AEP | -1.03% | -3.57% | 4.42% | -7.84% | 2.48% | -2.99% |
ザ・サザン | SO | -1.07% | -7.23% | 3.81% | -13.72% | -2.24% | -5.80% |
ネクストエラ・エナジー | NEE | -1.20% | -11.62% | -3.38% | -15.13% | -3.94% | -10.68% |
エクセロン | EXC | -1.89% | -6.47% | 7.52% | -9.23% | -4.57% | -5.39% |
ナショナル・グリッド | NGG | -2.04% | 0.47% | 13.43% | -10.44% | -16.75% | 3.35% |
ドミニオンエナジー | D | -3.52% | -4.68% | -12.73% | -27.31% | -25.91% | -1.74% |
センプラ | SRE | -3.66% | 0.55% | 3.56% | -3.43% | 12.81% | 0.88% |
ワースト3:素材:-1.03%
先週まで強かった工業系金属と貴金属が弱い結果でした。
名前 | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
木材と木材生産 | 3.18% | 12.63% | 16.51% | -3.13% | -7.19% | 14.22% |
建材 | 2.78% | 8.61% | 21.31% | 10.35% | -8.79% | 13.47% |
紙・紙製品 | 2.69% | 1.37% | -3.44% | 4.18% | -9.79% | 1.58% |
アルミニウム | 2.14% | 19.63% | 40.55% | 15.06% | -11.21% | 20.62% |
特殊化学品 | 1.97% | 6.40% | 13.80% | 3.97% | -6.43% | 7.03% |
鋼 | 1.82% | 20.84% | 37.81% | 31.99% | 26.77% | 23.61% |
農業投入物 | 0.48% | 9.80% | -3.82% | 1.15% | 11.35% | 9.14% |
原料炭 | -0.22% | 14.37% | 4.48% | 29.22% | 56.08% | 9.60% |
銅 | -1.34% | 14.74% | 47.34% | 56.43% | 12.98% | 18.75% |
その他の貴金属と鉱業 | -1.48% | -1.69% | 19.71% | 16.41% | -10.24% | 2.94% |
化学品 | -1.78% | 5.53% | 17.96% | 11.15% | -2.01% | 6.99% |
その他の工業用金属および鉱業 | -4.59% | 7.00% | 37.40% | 27.98% | 8.84% | 6.90% |
銀 | -4.91% | -8.49% | 9.49% | -5.54% | -14.50% | -1.39% |
金 | -5.47% | -1.97% | 28.93% | 16.51% | -2.49% | 5.52% |
会社 | ティッカー | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | 年初来 |
シャーウィン・ウィリアムズ | SHW | 5.77% | -1.00% | 12.05% | -0.56% | -17.87% | 1.85% |
ニュートリエン | NTR | 2.66% | 15.25% | -0.02% | 0.61% | 12.40% | 13.60% |
サザン・カッパー | SCCO | 1.46% | 19.69% | 57.68% | 63.43% | 18.18% | 25.30% |
リンデ | LIN | -0.34% | 2.16% | 9.94% | 7.07% | 0.41% | -0.79% |
フリーポートマクローマン | FCX | -3.70% | 10.85% | 39.41% | 50.71% | 10.52% | 13.77% |
BHPグループリミテッド | BHP | -4.01% | 6.87% | 39.55% | 26.26% | 14.80% | 8.11% |
リオ ティント | RIO | -6.16% | 4.43% | 41.55% | 25.94% | 1.37% | 4.93% |
ベールSA | VALE | -7.18% | 4.65% | 36.10% | 38.06% | 8.59% | 2.06% |
エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ | APD | -9.27% | -7.04% | 16.25% | 10.59% | 0.24% | -7.54% |
こんな人におススメです♪
・不動産投資に興味はあるけど、何から始めたら良いか分からない方
・不動産投資怖そう…というイメージを持たれている方
・サラリーマン給料以外の副収入が欲しい方
アメリカ主要銘柄決算内容
大手決算発表が多数ありラッシュが続いています。
エクソン・モービル(XOM)
大手総合石油・ガス会社
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +12.3% の 954.3 億ドル。 アナリスト予想より -1.8% |
●EPS: 前年同月比 +1.35 の 3.4 ドル。 アナリスト予想より +0.11 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を下回るものの、EPSは予想を上回る結果
・通期決算も増収増益で、純利益が2021年比2.5倍強で過去最高の約7.2兆円と驚異的
決算発表後株価はやや上昇。原油価格と天然ガス価格は下落しているのが気がかり

キャタピラー(CAT)
重機製造世界的大手
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +20.3% の 166 億ドル。 アナリスト予想より +4.9% |
●EPS: 前年同月比 +1.17 の 3.86 ドル。 アナリスト予想より -0.16 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を上回るものの、EPSは予想を下回る結果
パンデミック開始以来初めて予想を下回る利益
・通期決算も増収増益
決算発表後株価は下落となりました。

マラソン・ペトロリアム(MPC)
大手石油精製会社
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +12.6% の 400.9 億ドル。 アナリスト予想より +17.0% |
●EPS: 前年同月比 +5.35 の 6.65 ドル。 アナリスト予想より +0.98 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を大きく上回る好決算
ただし、二四半期連続売上高・EPSが下落していっています。
・通期決算も増収増益
決算発表後株価は大きく下落しました。

ムーディーズ(MCO)
債券信用格付けサービスを提供する大手信用格付会社
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -16.2% の 12.9 億ドル。 アナリスト予想より +3.2% |
●EPS: 前年同月比 -0.73 の 1.6 ドル。 アナリスト予想より +0.19 ドル |
・4Q決算は減収減益でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算も減収減益
決算発表後株価はほぼ変化無しとなりました。

ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)
世界最大級の小口貨物配送業者
4Qの業績は前年同期比で減収増益
●売上高: 前年同月比 -1.5% の 274.4 億ドル。 アナリスト予想より -2.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.03 の 3.62 ドル。 アナリスト予想より +0.03 ドル |
・4Q決算は減収増益で売上高は予想を下回るもののEPSは予想を上回る結果
・通期決算も増収減益
決算発表後株価はほぼ変化無しとなりました。

ゼネラル・モーターズ(GM)
自動車大手メーカー
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +28.4% の 431.1 億ドル。 アナリスト予想より +7.7% |
●EPS: 前年同月比 +0.77 の 2.12 ドル。 アナリスト予想より +0.44 ドル |
・4Q決算は増収増益で売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算も増収増益
・来年度ガイダンス:EPSは市場予想を上回る内容
・2023年までに売上高を倍増する計画
決算発表後株価は大きく上昇しました。

ファイザー(PFE)
世界最大手の製薬会社のひとつ
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +1.9% の 242.9 億ドル。 アナリスト予想より -1.3% |
●EPS: 前年同月比 +0.35 の 1.14 ドル。 アナリスト予想より +0.07 ドル |
・4Q決算は増収増益で売上高は予想を下回るものの、EPSは予想を上回る結果
・通期決算も増収増益
・来年度ガイダンス:売上高・EPSともに市場予想を下回る内容
・コロナを恐れなくなってきたこともあり、ワクチン需要が低下する見込み
決算発表前まで続落してきたこともあり、決算発表は底を打ったような形。

アムジェン(AMGN)
世界最大の独立バイオテクノロジー企業
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -0.1% の 68.4 億ドル。 アナリスト予想より +1.5% |
●EPS: 前年同月比 -0.31 の 4.09 ドル。 アナリスト予想より 0.00ドル |
・4Q決算は減収減益で売上高は予想を若干上回る
・通期決算は増収増益
・来年度ガイダンス:売上高・EPSともに市場予想を下回る内容
決算発表前まで続落してきたこともあり、決算発表は底を打ったような形。

チャブ(CB)
保険大手
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +11.8% の 102.3 億ドル。 アナリスト予想より +6.0% |
●EPS: 前年同月比 +0.24 の 4.05 ドル。 アナリスト予想より -0.21 ドル |
・4Q決算は増収増益で売上高は予想を上回るもののEPSは予想を下回る結果
・通期決算は増収増益
決算発表後、大きく下落しています。

マクドナルド(MCD)
ハンバーガーショップ最大手。
4Qの業績は前年同期比で減収増益
●売上高: 前年同月比 -1.3% の 59.3 億ドル。 アナリスト予想より +3.9% |
●EPS: 前年同月比 +0.36 の 2.59 ドル。 アナリスト予想より +0.14 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算も減収増益
決算発表翌日、株価はやや下落しています。

モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)
食品大手。オレオなど日本でも馴染みのあるお菓子を製造
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +13.6% の 87 億ドル。 アナリスト予想より +4.4% |
●EPS: 前年同月比 +0.02 の 0.73 ドル。 アナリスト予想より +0.03 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る好決算
・通期決算は増収増益
・通期ガイダンス:売上成長率がマイナス、EPSも下落すると見込んでいます。
決算発表翌日、株価は上昇しています。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
半導体製造会社。インテル「core」シリーズライバルの「RYZAN」を生産販売
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +15.9% の 56 億ドル。 アナリスト予想より +1.4% |
●EPS: 前年同月比 -0.23 の 0.69 ドル。 アナリスト予想より +0.02 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は増収増益
・来四半期ガイダンス:売上は下落するものの市場予想を上回る内容
決算発表翌日、株価は急上昇しています。

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(TMO)
医薬・化学用機器製造販売
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +7.0% の 114.5 億ドル。 アナリスト予想より +9.5% |
●EPS: 前年同月比 -1.14 の 5.4 ドル。 アナリスト予想より +0.18 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算も増収減益
・来年度ガイダンス:売上・EPSともに予想を上回る
決算発表翌日、株価は急上昇しています。

TモバイルUS(TMUS)
帯電話事業者
4Qの業績は前年同期比で減収増益
●売上高: 前年同月比 -2.5% の 202.7 億ドル。 アナリスト予想より -2.1% |
●EPS: 前年同月比 +0.84 の 1.18 ドル。 アナリスト予想より +0.11 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高は予想を下回る一方でEPSは予想を上回る結果
・通期決算も増収減益
決算発表後、やや株価は上昇

アルトリア(MO)
たばこ製造販売。世界的に売れているマルボロを有する
4Qの業績は前年同期比で減収増益
●売上高: 前年同月比 -0.2% の 50.8 億ドル。 アナリスト予想より -1.4% |
●EPS: 前年同月比 +0.09 の 1.18 ドル。 アナリスト予想より +0.01 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高は予想を下回る一方でEPSは予想を上回る結果
・通期決算も増収減益
・来年度ガイダンス:EPSが予想を若干上回る内容
決算発表後、株価は大きく上昇しました。

メタ・プラットフォームズ(META)
フェイスブック、インスタグラムなど世界最大のSNS運営会社
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -4.5% の 321.7 億ドル。 アナリスト予想より +2.0% |
●EPS: 前年同月比 -1.91 の 1.76 ドル。 アナリスト予想より -0.50 ドル |
・4Q決算は減収減益で、売上高は予想を上回る一方でEPSは予想を下回る結果
・通期決算も減収減益
・来年度ガイダンス:売上高が予想を若干上回る内容
・大規模な自社株買いを発表
決算発表後、株価は+23%と暴騰しています

アフラック(AFL)
大手保険会社
4Qの業績は前年同期比で減収増益
●売上高: 前年同月比 -26.2% の 40.1 億ドル。 アナリスト予想より -10.7% |
●EPS: 前年同月比 +0.01 の 1.29 ドル。 アナリスト予想より +0.08 ドル |
・4Q決算は減収増益で、売上高は予想を大きく下回る一方でEPSは予想を上回る結果
・通期決算も減収減益
決算発表後、株価は急落しています

コルテバ(CTVA)
農業専業企業
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +10.1% の 38.3 億ドル。 アナリスト予想より +1.1% |
●EPS: 前年同月比 +0.08 の 0.16 ドル。 アナリスト予想より +0.11 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSとも予想を上回る好決算
・通期決算も増収増益
・来年度ガイダンス:売上高が予想を下回る内容
決算発表翌日、株価は急落しています

イーライリリー・アンド・カンパニー(LLY)
大手製薬会社
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -8.8% の 73 億ドル。 アナリスト予想より -0.7% |
●EPS: 前年同月比 -0.08 の 2.09 ドル。 アナリスト予想より +0.29 ドル |
・4Q決算は減収減益で、売上高は予想を下回るもののEPSは予想を上回る結果
・通期決算は増収増益
・来年度ガイダンス:EPSが予想を上回る内容
決算発表翌日、株価は下落しています

エスティ ローダー(EL)
化粧品最大手
2Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -16.6% の 46.2 億ドル。 アナリスト予想より +0.9% |
●EPS: 前年同月比 -1.47 の 1.54 ドル。 アナリスト予想より +0.25 ドル |
・4Q決算は減収減益でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は増収増益
・来四半期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容
・通期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容
決算発表後、株価は上昇しています

ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)
大手製薬会社
4Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -4.8% の 114.1 億ドル。 アナリスト予想より +1.8% |
●EPS: 前年同月比 -0.02 の 1.82 ドル。 アナリスト予想より +0.09 ドル |
・4Q決算は減収減益でしたが、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は減収増益
・来年度ガイダンス:EPSが予想を上回る内容
決算発表後、株価は下落しています

メルク(MRK)
大手製薬会社
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +2.1% の 138 億ドル。 アナリスト予想より +1.1% |
●EPS: 前年同月比 -0.18 の 1.62 ドル。 アナリスト予想より +0.09 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は増収増益
・来年度ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る内容で特にEPSは大きく下回る
決算発表後、株価は下落しています

ハネウェル(HON)
電子制御システムや自動化機器を製造販売
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +6.2% の 92 億ドル。 アナリスト予想より -0.5% |
●EPS: 前年同月比 +0.43 の 2.52 ドル。 アナリスト予想より +0.01 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高は予想を下回るもののEPSは予想を上回る結果
・通期決算も増収増益
・来年度ガイダンス:売上高が予想を下回る
・来四半期ガイダンス:売上高が予想を下回る
決算発表後、株価は下落しています

アルファベット(GOOGL)
世界最大級のインターネット企業
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +1.0% の 760.5 億ドル。 アナリスト予想より -0.0% |
●EPS: 前年同月比 -0.48 の 1.05 ドル。 アナリスト予想より -0.13 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高・EPSともに予想を下回る結果
・通期決算も増収減益
決算発表前に急騰していましたが、決算発表後に株価は下落しています

ギリアド・サイエンシズ(GILD)
大手バイオ製薬会社
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +2.1% の 73.9 億ドル。 アナリスト予想より +11.0% |
●EPS: 前年同月比 +0.98 の 1.67 ドル。 アナリスト予想より +0.17 ドル |
・4Q決算は増収増益で、売上高・EPSともに予想を上回る結果
・通期決算は減収増益
・来年度ガイダンス:売上高が予想を下回る
決算発表前に株価が大きく下落しましたが、決算発表後に株価はそれまで以上のレンジに上昇しました。

クアルコム(QCOM)
ワイヤレス通信機器、半導体の設計開発を行う企業
1Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -11.6% の 94.6 億ドル。 アナリスト予想より -1.5% |
●EPS: 前年同月比 -0.86 の 2.37 ドル。 アナリスト予想より +0.01 ドル |
・1Q決算は増収増益で、売上高は予想を下回り、EPSは予想を上回る結果
・来四半期ガイダンス:売上高・EPSともに予想を下回る
決算発表後、株価は下落しました。

スターバックス(SBUX)
世界最大のコーヒーチェーン
1Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +8.1% の 87 億ドル。 アナリスト予想より -0.9% |
●EPS: 前年同月比 +0.03 の 0.75 ドル。 アナリスト予想より -0.02 ドル |
・1Q決算は増収増益でしたが、売上高・EPSともに予想を下回る結果
・中国でのビジネスが逆風
決算発表後、株価は下落しました。

アマゾン・ドットコム(AMZN)
世界最大のEC企業
4Qの業績は前年同期比で増収減益
●売上高: 前年同月比 +8.6% の 1492 億ドル。 アナリスト予想より +2.4% |
●EPS: 前年同月比 -1.36 の 0.03 ドル。 アナリスト予想より -0.14 ドル |
・4Q決算は増収減益で、売上高は予想を上回るものの、EPSは予想を下回る結果
・通期決算も増収減益。通期で赤字。
・来四半期ガイダンス:売上高が予想を下回る
決算発表前に株価が急騰していましたが、決算発表後に株価は大きく下落しています。

アップル(AAPL)
スマートフォン、タブレット、PCなど製造販売。言わずと知れた時価総額世界NO.1企業
1Qの業績は前年同期比で減収減益
●売上高: 前年同月比 -5.4% の 1172 億ドル。 アナリスト予想より -3.8% |
●EPS: 前年同月比 -0.22 の 1.88 ドル。 アナリスト予想より -0.06 ドル |
・1Q決算は減収減益で、売上高・EPSともに予想を下回る結果
・2019年2Q以来15四半期ぶりの減収減益
決算発表後、株価は上昇しました。

フォード(F)
大手自動車メーカー
4Qの業績は前年同期比で増収増益
●売上高: 前年同月比 +16.7% の 440 億ドル。 アナリスト予想より +9.0% |
●EPS: 前年同月比 +0.25 の 0.51 ドル。 アナリスト予想より -0.11 ドル |
・4Q決算は増収増益でしたが、売上高・EPSともに予想を下回る結果
・通期決算も増収増益
・来四半期ガイダンス:調整後EBITが予想を下回る内容
決算発表前に株価が急騰していましたが、決算発表後に株価は大きく下落しています。

次週決算発表の注目銘柄
次週は今週よりは少ない決算発表となります。
日付 | ティッカー | 会社名 | 時価総額 (10億USD) |
2023/2/6 | ATVI | アクティビジョン・ブリザード | 58.89 |
2023/2/7 | LIN | リンデ | 159.98 |
2023/2/7 | VRTX | バーテックス・ファーマシューティカルズ | 77.27 |
2023/2/7 | FISV | フィサーブ | 67.69 |
2023/2/8 | DIS | ウォルトディズニー | 202.24 |
2023/2/8 | CVS | CVSヘルス | 112.70 |
2023/2/8 | UBER | ウーバーテクノロジーズ | 66.00 |
2023/2/8 | ETN | イートン | 64.92 |
2023/2/8 | CME | CME グループ | 63.51 |
2023/2/8 | BN | ブルックフィールド | 58.94 |
2023/2/8 | EMR | エマソン・エレクトリック | 54.05 |
2023/2/8 | D | ドミニオン・エナジー | 50.21 |
2023/2/9 | ABBV | アッヴィ | 256.78 |
2023/2/9 | PEP | ペプシコ | 233.00 |
2023/2/9 | PM | フィリップモリス | 159.04 |
2023/2/9 | SPGI | S&Pグローバル | 121.49 |
2023/2/9 | PYPL | ペイパル | 97.50 |
2023/2/9 | DUK | デュークエナジー | 77.45 |
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