
2023年7月末時点の投資結果について紹介します。
また、日米セクターの中でどこが強いのか弱いのか?についてもまとめています。

6月に比べたら7月は日本株の勢いが落ちてしまいましたが、
アメリカ株は上昇!

NYダウは13連騰♪全体的にアメリカ株は強い月でした。
為替が円高に動いたこと、日銀政策変更で日本長期金利上昇等もあり、日本株(特に新興株)にとっては少し弱い月となりました。

先月末比で
・NYダウ: +3.35%
・NASDAQ: +4.05%
・S&P500: +3.11%
・日経平均: -0.05%
・TOPIX: +1.48%
・マザーズ: -4.74%
とアメリカ株が大きく上昇、バリュー株比率が多いTOPIXが上昇、一方で新興株が多いマザーズ指数が大きく下落となりました。

個別株がしっかりと上昇してくれたおかげで、個人資産として過去最高額となりました!
今月の成績は?日米主要指数結果
株価に影響を及ぼすアメリカ経済指標については、毎週まとめているので、こちらを参照ください。
インフレ指数は高止まりしており、金融引き締めが長引くことが想定されています。
7月の株価指数
また、年末比でNASDAQが+37%と大きく反発していますが、史上最高値までは回復しきれていません。
日本株はTOPIXがバブル崩壊後最高値を更新するなど、低PBR企業を中心にバリュー株が上昇しました。
2023年月間成績推移
日本株への追い風として、
・著名投資家ウォーレンバフェット氏が日本株投資意欲
・東証によるPBR 1倍割れ企業に改善要求
・円安が続いているため海外投資家からすると割安
・日銀による金融緩和継続。世界中見ても日本のみ
・西側諸国を中心に地政学リスクで日本へ目が向きやすい
中でも半導体関連への注目が集まっています。
・新NISAが2024年から始まるため、日本人も投資へ興味UP
アメリカ株としては、
インフレ鈍化で金融引き締めのゴールが見え始めているなか、企業業績が好調+強い経済指標が出てきています。リセッション回避が出来そうな状況にもなっており、株高を演出しています。
東証セクター成績
上記は、日本株ヒートマップとして非常に有用です。
しかも無料で使い勝手が非常に良いので重宝しています。
世界の株価やコモディティ、為替、仮想通貨などにも対応しています。
ヒートマップから7/4~7/12頃まで赤色が多く、地合いが悪かったことが見えます。
その後は緑色が多く、回復基調となったことが分かります。
6月末比で22業種が上昇、11業種が下落となりました。
・輸送機器(自動車):三菱自動車が好決算で他のメーカーへも期待波及
・資源株:原油価格上昇
・バリュー:低PBRの鉄鋼業、海運、建設業などに資金が流れる
など大きく上昇した業種がありました
アメリカセクター成績
finvizはアメリカ市場全体を把握するのに有用なサイトです。
ヒートマップとして物凄く有益ですし、セクターや各銘柄の調子が一気に分かります。
しかも無料です。
ほぼすべての銘柄が上昇ということが上図から読み取れます。
その中でテクノロジー、コミュニケーションサービス、一般消費財、金融、エネルギー、素材セクターが好調であることが分かります。
●セクター成績
一方でヘルスケア、生活必需品、公共事業などのディフェンシブセクターが強くはない結果となっています。7月はよりリスクが高い株へ資金が流れたことが分かります。
資産上昇‼1か月投資結果
マネックス証券口座:日本株と投資信託、短期的なアメリカ株投資
DMM証券口座とSBI証券口座:アメリカ株(ETF含む)
で運用しています。
7月末証券会社残高結果
資産合計 | 投資額(円) | 時価総額(円) | 収益(円) | 収益率 |
マネックス | 1,252,112 | 1,832,298 | 580,186 | +46.34% |
DMM | 716,000 | 982,788 | 266,788 | +37.26% |
SBI | 12,000 | 16,129 | 4,129 | +34.40% |
合計 | 1,980,112 | 2,831,215 | 851,103 | +42.98% |
※収益率=累積収益÷投資額
過去の収益率比較)
・12月末:+25.95%
・1月末:+26.08%
・2月末:+28.80%
・3月末:+29.31%
・4月末:+33.23%
・5月末:+33.92%
・6月末:+42.90%
・7月末:+42.98%
と8か月連続上昇となりました。
6月末との証券会社残高結果比較
資産合計 | 投資額(円) | 時価総額(円) | 収益(円) | 収益率 |
マネックス | 65,000 | 74,318 | 9,318 | -1.75% |
DMM | 0 | 19,941 | 19,941 | 2.79% |
SBI | 0 | 246 | 246 | 2.05% |
合計 | 65,000 | 94,505 | 29,505 | 0.08% |
6.5万円新たに投資して時価総額が9.4万円上昇しました!
保有株
資産合計 | 投資額(円) | 時価総額(円) | 収益(円) | 収益率 |
マネックス | 個別・ETF | 410,252 | 61,320 | 14.95% |
マネックス | 投資信託 | 1,352,842 | 296,078 | 21.89% |
DMM | 個別・ETF | 981,134 | 182,210 | 18.57% |
SBI | ETF | 13,655 | 2,290 | 16.77% |
合計 | 2,757,883 | 541,898 | 19.65% |
12~1月に2023年に向けて少しだけ株の整理を行いました。
6月は金鉱株が安くなってきた為、買い増しをしました。
・中国経済回復期待:日本製鉄購入
・内需株:ニッスイを購入
・高配当/バリュー株:三菱ガス化学購入
・金鉱株を増額
・新興国株を購入(インド、ブラジル)
・アメリカ長期債ETF購入
ポートフォリオ公開
ポートフォリオ全体
アメリカ関連の投資信託の大半がS&P500インデックスで積み立てNISAで運用しています。また、NASDAQ100関連にも投資をしています。
私の投資方針として、
・攻め:グロース関連としてインデックス投資(S&P500、ナスダック100)
・守り:バリュー関連としてを連続増配株+株価成長率が高い個別銘柄
・トレンド:金鉱株、新興国株、米国債
・日本株もバリュー株中心
日本個別株ポートフォリオ公開
キャノンを売却して(+30%程)、PBRが低い自動車株のホンダを購入しました。
銘柄名 | 損益率 |
小松製作所 | 35.75% |
ニッスイ | 31.12% |
ENEOSホールディングス | 24.79% |
日本製鉄 | 19.43% |
三菱瓦斯化学 | 16.06% |
本田技研工業 | 7.43% |
住友電気工業 | 7.37% |
小松製作所、ニッスイが30%超えの含み益となっています♪
投資信託ポートフォリオ公開
SBIバンガードS&P500は積立NISAで購入しています。
ファンド名 | 損益率 |
たわらノーロード 先進国株式 | 89.17% |
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 80.60% |
たわらノーロード 新興国株式 | 39.07% |
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス | 32.61% |
ひふみプラス | 29.57% |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 24.26% |
ダイワ・ブラジル株式ファンド | 24.01% |
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 17.65% |
iFreeNEXT インド株インデックス | 8.54% |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 8.48% |
三菱UFJ グローバル・ボンド・オープン(毎月決算型) | -3.13% |
上位はコロナ前・中に購入していたものとなります。➡放置しておくだけで爆上げ。
アメリカ個別株ポートフォリオ公開
高配当バリュー株を長期保有しています。スターバックスやナイキなどバリュー/グロースが合わさったような銘柄も着目。
ティッカー | 銘柄名 | 損益率 |
KO | コカ コーラ | 50.59% |
ABBV | アッヴィ | 37.38% |
IGF | iシェアーズ グローバル インフラ ETF | 34.24% |
PG | プロクター & ギャンブル | 29.68% |
TSM | 台湾 セミコンダクター マニュファクチャリング ADR | 27.91% |
JNJ | ジョンソン & ジョンソン | 17.61% |
NKE | ナイキ | 17.54% |
SBUX | スターバックス | 16.40% |
GDX | VanEck Gold Miners ETF | 13.09% |
MMM | 3M | -6.72% |
SOXS | Direxion デイリー半導体株 ベア3倍 ETF | -19.67% |
VZ | ベライゾン コミュニケーションズ | -20.70% |
主要株のコカ・コーラ、アッヴィが良い感じで運用できています♪
Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS)を少額で運用していますが、大きなマイナス。。。下がりそうな気はしているので、静観中。
高配当株で有名のベライゾンが酷い有様。超長期で考えてはいますが、2024年の新NISAの際にポジションを大幅整理する予定でもあるため、様子見ながら損切りかも?
配当履歴
7月は配当を出している銘柄をあまり持っていないため少額となりましたが、7月としては過去最高を記録しています。
月次資産推移
前年同月(2022年7月末)から
・投資額:48.3万円UP
・時価総額:79.3万円UP
と+31.0万円収支(投資額に対して+64.3%)と収益が大きく上昇しています!
記録を投稿してから29か月が経ちました。
この間に投資額は107.3万円増え、時価総額は168.4万円増えました。
つまり、29か月間で61.1万円(投資額に対して+56.9%)投資額よりも上昇しています。
29か月前から約2.5倍の資産となっています!
高配当バリュー株、アメリカ株式指数中心の投資は続けながら、グロース株にも目を向けていきたいと考えています。
そのためにもアメリカ株状況は都度確認が必要です。
finvizなら時間が無い中でも視覚的に調子の良し悪しが分かるので、非常に有益です。
日本株の中で低PBR銘柄はまだまだ注目です。
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