【投資信託】2022年注目のコモディティ全般が100円で買える

2022年コモディティ投資投資信託・ETF
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2022年注目のコモディティについてまとめました。
先物、現物、ETF、投資信託などで購入、素材・エネルギー関連企業への直接投資及び投資ができますが、今回は投資信託についてとなります。

2021年からコモディティ関連は注目されて特に2021年後半からエネルギーが高騰しているね。

 

2022年は
・アメリカの金融緩和終了
・ウクライナとロシアの戦争への懸念
・アフターコロナに向けた経済活動再開が活発
・オミクロン株まん延による就業、操業が完全にはできない状態
などアクセルとブレーキが両方ある状態で、コモディティ関連が値上がりしやすい状態となっています。

投資信託のため、100円で投資できます。
コモディティ全般に投資できる投資信託を今回は紹介します。

①コモディティとは?
②主要ネット証券会社で購入できる投資信託紹介
③各ファンドの特徴
④主な商品ETFチャート
の順番でまとめています。

コモディティとは?

エネルギー、貴金属、産業金属、農作物などの商品のことを指します。
現物取引、先物取引、ETF、投資信託などで購入することができます。

●エネルギー
 原油、ガソリン、灯油、天然ガス など

●貴金属
 金、銀、プラチナ など

●産業金属
 銅、アルミ、鉄 など

●農作物
 小麦、トウモロコシ、大豆などの穀物
 砂糖、綿花、コーヒーなど

主要証券会社で購入できる投資信託

楽天証券、SBI証券、マネックス証券で購入できるコモディティ全般投資信託を調査しました。

一覧表

方式 ファンド名運用会社管理費用純資産(億円)
インデックスiシェアーズ コモディティインデックス・ファンドブラックロック・ジャパン1.01%20.30
インデックスeMAXISプラスコモディティインデックス三菱UFJ国際投信0.90%83.37
インデックスダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド大和アセットマネジメント1.93%40.28
インデックスSMTAMコモディティ・オープン三井住友TAM0.94%19.42
アクティブDWSコモディティ戦略ファンド(年1回決算型)Bコース(為替ヘッジなし)ドイチェ1.80%63.25
アクティブDWSコモディティ戦略ファンド(年1回決算型)Aコース(為替ヘッジあり)ドイチェ1.80%37.82
他のインデックス投資と比べて、管理費用が高めとなります。
一番安いもので「eMAXISプラスコモディティインデックス」の0.90%となります。
総資産も「eMAXISプラスコモディティインデックス」が一番大きいファンドです。

各証券会社で購入できるファンド

ファンド名楽天証券SBI証券マネックス
iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド
eMAXISプラスコモディティインデックス
ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド
SMTAMコモディティ・オープン×
DWSコモディティ戦略ファンド(年1回決算型)Bコース(為替ヘッジなし)×
DWSコモディティ戦略ファンド(年1回決算型)Aコース(為替ヘッジあり)×
楽天証券、SBI証券は6件、マネックス証券は3件該当します。
マネックス証券はインデックス投資のみで、楽天、SBI証券はアクティブも購入できるという違いがあります。

 

トータルリターン比較

 ファンド名愛称ソート・フィルター6カ月リターン1年リターン3年リターン5年リターン
iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド65.89%57.08%10.87%4.93%
eMAXISプラスコモディティインデックス44.61%42.16%12.08%4.25%
ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド59.09%52.32%14.03%6.25%
SMTAMコモディティ・オープン46.03%45.90%15.06%5.70%
DWSコモディティ戦略ファンド(年1回決算型)Bコース(為替ヘッジなし)49.61%44.63%12.92%
DWSコモディティ戦略ファンド(年1回決算型)Aコース(為替ヘッジあり)35.97%31.00%9.83%

コモディティ投資信託成績

この1年は、「iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド」が最も成績が良い結果でした。
3年は「SMTAMコモディティ・オープン」、5年は「大和/「RICI(R)」コモディティ・ファンド」が良好でした。

この1年でコモディティ結果が一気に上がっていることが良く分かると思います。

 

各ファンドの特徴

iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド

●運用会社はブラックロック
S&P GSCIトータルリターン指数(円換算ベース)に連動する運用成果を目指す。
●為替ヘッジを行わない。
●過去1年の運用成績がNo.1

eMAXISプラスコモディティインデックス

●運用会社は三菱UFJ国際投信
ブルームバーグ商品指数トータルリターン(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。
●為替ヘッジを行わない。
●手数料が最も安い
●運用資産が最も大きい

大和/「RICI(R)」コモディティ・ファンド

●運用会社は大和アセットマネジメント
ロジャーズ国際コモディティ指数(RICI)の動き(円換算)に連動する投資成果を目指す。
●為替ヘッジは原則として行わない。
●手数料が最も高い
●過去5年成績は最も良い

SMTAMコモディティ・オープン

●運用会社は三井住友TAM
ブルームバーグ商品指数の騰落率に償還価格が概ね連動する米ドル建て債券に投資
●原則として為替ヘッジを行わない。
●過去3年成績は最も良い

DWSコモディティ戦略ファンド

●運用会社はドイチェ・アセット・マネジメント
●ブルームバーグ商品指数トータルリターンを上回る成績を狙ったアクティブファンド
●為替ヘッジをするものとしないものを選択できる

投資先商品比較

 エネルギー産業金属貴金属家畜農業/ソフトその他
iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド60.4%11.4%4.5%5.8%17.9%0.0%
eMAXISプラスコモディティインデックス35.9%15.2%15.0%5.4%28.6%0.0%
ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド40.0%14.0%11.1%3.0%30.0%1.9%
DWSコモディティ戦略ファンド41.0%15.5%15.2%4.6%23.6%0.0%

コモディティ投資信託 商品群比較

iシェアーズ コモディティインデックス・ファンドが一番エネルギー比率が高く、金属関連、農業が少ないことが分かります。これがこの1年リターンが一番良い理由です。

逆にeMAXISプラスコモディティインデックスが一番エネルギー比率が低く、金属関連が相対的に高めです。

大和/「RICI(R)」コモディティ・ファンド が一番農業・ソフト比率が高いファンドです。

DWSコモディティ戦略ファンドが一番金属の比率が高いファンドです。

 

主な商品のチャート

WTI原油ETF

 

天然ガスETF

金ETF

 
 

銀ETF

 

 

銅ETF

 

 

トウモロコシETF

 

 

小麦ETF

 

 

大豆ETF

 

 

家畜ETF

 

 

ソフトETF

コーヒー、砂糖、綿花で構成されるETFです。

 

 

原油、穀物、ソフトの価格が上昇しています。

暫くはインフレが続くと思われるので、お金の価値が下がり、モノの価値が上がっていきます。そのためコモディティは更に上昇していくものと思われるます。

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