3242 アーバネットコーポレーション株購入

正直、私も調べるまで知らなかった会社だったよ。
比較的安価で、コロナショックからまだ回復していない
銘柄を探していたら、高配当株だったから注目したよ。

同社は、不動産開発販売会社で、投資用ワンルームマンションを
主力事業としているよ。

東証REIT指数も上がってきて来ているし、投資系の不動産は
面白いかなと思っているんだ。

ただ、長期的にみるとREITは投機に近い側面もあるから
注意が必要。不動産バブルの可能性もあるからね。
ひとまず比較的短期の投資としようかなと思っているんだ。

どのくらいの期間保有するつもりなの?

高配当銘柄にもなるから、決算月である6月までは
様子を見ようかなと思っているよ。
早めに仕込みを入れた感じです。
アーバネットコーポレーションとは
ホームページからの情報
事業内容
●不動産開発販売
●不動産開発販売
・投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売
・分譲用マンション等の開発・分譲
・戸建住宅の開発・分譲
・不動産賃貸業
・不動産仲介業 等
●ホテル事業
●設計・デザイン監修・施工管理等の業務受託
●第二種金融商品取引業
●売上/利益推移
下記(単位;100万円)
| 売上高 | (前期比) | 営業利益 | (前期比) | 経常利益 | (前期比) | 当期利益 | (前期比) |
2007年6月 | 7,260 | 68.10% | 1,327 | 139.10% | 1,187 | 148.30% | 653 | 138.30% |
2008年6月 | 9,353 | 28.80% | 486 | -63.40% | 311 | -73.80% | 152 | -76.70% |
2009年6月 | 9,388 | 0.40% | -1,479 | -404.30% | -1,596 | -613.20% | -1,802 | -1285.50% |
2010年6月 | 10,592 | 12.80% | 210 | 114.20% | 98 | 106.10% | 97 | 105.40% |
2011年6月 | 5,026 | -52.50% | 236 | 12.40% | 132 | 34.70% | 127 | 30.90% |
2012年6月 | 6,818 | 35.70% | 461 | 95.30% | 422 | 219.70% | 421 | 231.50% |
2013年6月 | 7,091 | 4.00% | 757 | 64.20% | 628 | 48.80% | 724 | 72.00% |
2014年6月 | 10,484 | 47.80% | 1,186 | 56.70% | 991 | 57.80% | 763 | 5.40% |
2015年6月 | 11,910 | 13.60% | 1,652 | 39.30% | 1,395 | 40.80% | 873 | 14.40% |
2016年6月 | 17,704 | 48.60% | 2,005 | 21.40% | 1,720 | 23.30% | 1,139 | 30.50% |
2017年6月 | 17,788 | 0.50% | 2,419 | 20.60% | 2,158 | 25.50% | 1,465 | 28.60% |
2018年6月 | 16,085 | -9.60% | 1,668 | -31.00% | 1,440 | -33.30% | 988 | -32.60% |
2019年6月 | 20,084 | 24.90% | 2,148 | 28.80% | 1,913 | 32.80% | 1,310 | 32.60% |
2020年6月 | 22,018 | 9.60% | 2,484 | 15.60% | 2,198 | 14.90% | 1,506 | 15.00% |
2021/06予 | 20,000 | -9.20% | 2,050 | -17.50% | 1,770 | -19.50% | 1,100 | -27.00% |

リーマンショックの2009年に赤字だが、それ以外は黒字
東日本大震災の2011年に売り上げが激減(黒字は維持)
2018年まで売り上げ・利益共に右肩上がり
2021年もコロナショック後だが、黒字は確保
基盤としては、強い印象があります。
社会情勢が厳しくても利益を出せていることが魅力を感じるポイントです。
東証REITとの比較

不動産投資信託指数である東証REITとの比較グラフ(過去2年分)から、かなり挙動が似ていることが分かります。
ただし、2020年7月からの推移としてはREITは回復基調に対して、2021年1月まで下落・安定となっています。2021年3月からは急速に回復中。
つまり、まだまだ株価が上昇する見込みがあるということが分かります。
株価チャート

最高値は485円
コロナショック前高値は422円
コロナショック前平均は360円
コロナショックで193円
2021年4月8日に327円
を付けています。つまりまだコロナショック前を回復していない状況であることが分かります。
しかしながら、売り上げや利益は前期比と比べても大きなマイナスにはなっていないことから
今後上昇することが見込めました。
また、一目均衡表の雲を4月に抜けていることが見えます。
つまり、中長期的な上昇トレンドに入ったことが示唆されます。

過去1年のチャートから
決算月前の5月1日に147円
決算月の6月9日に336円
決算配当権利付き最終日に315円
決算配当権利落ち日286円
となっています。
5月から約1か月間で、229%上昇。
決算配当権利付き最終日までで214%です。
コロナショックが2020年3月であり、REITチャートからも、驚異的な回復でした。
しかしながら、そこから最高値の336円から286円と15%も急落。
【配当履歴】
決算期 | 2015年6月 | 2016年6月 | 2017年6月 | 2018年6月 | 2019年6月 | 2020年6月 | 21/6(予 |
中間配当 | 5円 | 7円 | 9円 | 7円 | 7円 | 10円 | 7円 |
期末配当 | 8円 | 9円 | 12円 | 9円 | 11円 | 10円 | 8円 |
年間配当 | 13円 | 16円 | 21円 | 16円 | 18円 | 20円 | 15円 |
2020年は配当を上げていた+株価が著しく低い状態であったことが分かります。
ここから、配当狙いのトレーダーが多い銘柄であることが分かります。
2020年度の配当金は20円(6月末で10円)と年間の利回りで6.35%とかなり高水準でした。
2021年度の配当金は下がっていますが、年間15円(6月末に8円)を予定されています。
つまり、現在の株価から年間配当利回り4.6%と高い状態を維持していることが分かります。
まとめ
株価327円で100株購入しました。
今回買うきっかけとなったのは、まとめると次の通りです。
①コロナショックから株価は完全には戻っていない
②配当利回りが高水準を維持
③配当狙いのトレーダーが多い?
④2020年同様に配当月である6月に向けて株価は上昇すると考えられる
④を注視しつつ、売り時を考えていきたいと思います。
いずれにしても多く上昇することは難しいとは考えているため、みんかぶでの予想358円あたりを目途にしたいと思います。300円を切ったら損切りとします。
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