【アメリカ連続増配銘柄】コカ・コーラ (KO)は株価も配当も右肩上がりです

アメリカ連続増配株コカ・コーラアメリカ株
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今回は、株価が長期的に見てずっと右肩上がりで、

配当利回りも高い優等生、コカ・コーラについての投稿です。

世界中の人が知っているレベルの会社ね。

色々な種類の飲み物があって、よく購入するわ。

でも、最近は健康志向が強いから、どうなんだろう?

 

そのあたりは、コカ・コーラも新しいものを市場に投入しているから大丈夫。特定健康食品(トクホ)のコーラもあります。

配当は60年連続増配であり、なおかつ長期的に見た株価は右肩上がりと日本では考えられないほどのレベルの会社です。

生活必需品のため、不景気になっても強い銘柄であることは間違いないと思います。そのため、長期ホルダーが多い銘柄の一つとなっています。

コカ・コーラは、NYダウ30銘柄にも採用されているので、よろしければこちらもご確認ください。

 

 

コカ・コーラ商品

多種多様なお馴染みのブランドメニューがあります。
調べてみると、これもコカ・コーラだったんだ~という商品もあると思います。
 
最近の健康志向から、コカ・コーラは厳しいのでは?と思う人もいると思いますが、健康飲料にも力を入れているようです。
 
 
 
CMとかでも流れていますね。
トクホにもなっている商品が多数あることから、健康ブームに遅れることなく対応していることが分かります。
 

営業成績について

2007年からの15年間成績

決算期売上高
 (百万USD)
営業利益 
(百万USD)
営業利益率
(%)
EPS
(USD)
Dec-0728,8577,25225.1%1.29
Dec-0831,9448,44626.4%1.25
Dec-0930,9908,23126.6%1.47
Dec-1035,1198,44924.1%2.53
Dec-1146,54210,15421.8%1.85
Dec-1248,01710,77922.4%1.97
Dec-1346,85410,22821.8%1.90
Dec-1445,9989,70821.1%1.60
Dec-1544,2948,72819.7%1.67
Dec-1641,8638,62620.6%1.49
Dec-1735,4109,00225.4%0.29
Dec-1831,8569,34129.3%1.50
Dec-1937,26610,26927.6%2.07
Dec-2033,0149,72529.5%1.79
Dec-2138,65511,03928.6%2.25
コカ・コーラ営業実績 2021年までの15年間
 
 
売上高は2012年が最大であり、その後2018年まで右肩下がりでした。
その後2019年、2021年は上昇してきています。

売上高は過去の方が良い結果ですが、
営業利益は2021年が最も良い
営業利益率は2018年以降大きく上昇し、2020年が最も良い結果でした。
売上高が下がっても、営業利益が過去最高を叩き出すというのは物凄いことです。
しかも営業利益率が30%にもう少しで届くレベルであり、驚異的な会社だということが分かります。

また、生活必需品であることから不景気にも強い銘柄であることが上記から分かります。
●2009年リーマンショック
 ➡2008年と比べ、2009年、2010年は売上高、営業利益ともに影響が無い。
  むしろ2010年は売上高が上昇しています。
●2020年コロナショック
 ➡2019年と比べ、売上高は下がったものの営業利益率は過去最高を記録しています。

このことから、不況時でもある程度の収益が上がる企業であることが分かります。

 

四半期データ

 
決算期区分売上高
 (百万USD)
営業利益 
(百万USD)
営業利益率
(%)
EPS
(USD)
Mar-171Q9,1181,98221.7%0.27
Jun-172Q9,7022,07821.4%0.32
Sep-173Q9,0782,12023.4%0.33
Dec-174Q7,5122,82237.6%-0.65
Mar-181Q7,6261,81123.7%0.32
Jun-182Q8,9272,72730.5%0.54
Sep-183Q8,2452,52630.6%0.44
Dec-184Q7,0582,27732.3%0.20
Mar-191Q8,0202,33629.1%0.39
Jun-192Q9,9972,98829.9%0.61
Sep-193Q9,5072,49926.3%0.60
Dec-194Q9,0682,34725.9%0.47
Mar-201Q8,6012,38027.7%0.64
Jun-202Q7,1501,98127.7%0.41
Sep-203Q8,6522,29826.6%0.40
Dec-204Q8,6113,06635.6%0.34
Mar-211Q9,0202,82831.4%0.52
Jun-212Q10,1293,30332.6%0.61
Sep-213Q10,0422,89828.9%0.57
Dec-214Q9,4642,40325.4%0.56
コカ・コーラ(KO)四半期データ
 
コロナから生活が戻ってきており、2021年2Q成績がかなり強い結果でした。

配当履歴

2000年からの年次データ

 配当額(USD)配当利回り
2000年0.340.65%
2001年0.360.93%
2002年0.400.81%
2003年0.441.02%
2004年0.501.10%
2005年0.561.30%
2006年0.621.40%
2007年0.681.26%
2008年0.761.42%
2009年0.821.70%
2010年0.881.57%
2011年0.941.42%
2012年1.022.06%
2013年1.122.85%
2014年1.222.96%
2015年1.323.26%
2016年1.403.23%
2017年1.483.31%
2018年1.563.43%
2019年1.603.15%
2020年1.643.35%
2021年1.683.14%
 

四半期データ

権利落ち日配当(USD)
2019/3/140.400
2019/6/130.400
2019/9/130.400
2019/11/290.400
2020/3/130.410
2020/6/120.410
2020/9/140.410
2020/11/300.410
2021/3/120.420
2021/6/140.420
2021/9/140.420
2021/11/300.420
2022/3/140.440
2022/3/14の権利落ち分で配当額が増額されました。
これで連続増配年数が60年となりました。
2000年から見ても約5倍強の配当成長率となっています。
持っているだけで毎年配当額がどんどん増えてくる銘柄で、長期保有している人が多いのが頷けます。
 

株価について

コカ・コーラ(KO)2000年からの株価チャート
 
長期的に見て、右肩上がりとなっており、下落においても右肩上がりのレジスタンスとなっているため、株価としても下がりにくい銘柄であることが読み取れます。

リーマンショックの時ですら、大きく株価は落ちていないことが分かります。

唯一コロナショックで株価が一時的に下がっていますが、レジスタンスに跳ね返されるように元のレンジに行っており、右肩成長しています。

2022年の段階でコロナショック前株価を更新しています。

 

 

 
 

まとめ

 
ポイント

①長期的に見ても株価は右肩上がり銘柄
②配当金も連続増配60年と非常に有望な銘柄
③生活必需品のため、不景気にも強い
④売上高下がっても利益を追求し、配当を増やしている

 
最後に、ウォーレンバフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイのポートフォリオを紹介します。
バークシャーハサウェイ ポートフォリオ2021/12/31
投資の神様と言われている、ウォーレンバフェット氏の保有している銘柄TOP4にコカ・コーラは入っています。
 

 

 
 

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