【高成長アメリカ株】誰もが知っているAPPLEの株について

Apple株についてアメリカ株
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誰もが知っているAppleは優等生株

今回は、iPhoneやMacなどとても魅力的な商品を次々と生み出しているAppleについて紹介します。

アメリカ株投資はおススメです。

 

 

日本だとスマホの半分くらいがiPhoneなんだよね。

株も良いの?

ものすごい勢いで株価は上昇を続けているよ。

今から20年前の2001年1月で$0.29だった株価が

10年度の2011年1月で$12.0と40倍。

 

 

更に5年後の2016年1月で$24と5年間で2倍。

そして2021年1月の段階で$132と爆騰。

この20年で455倍。10年で11倍、5年で5.5倍とものすごい勢いで上昇を続けています。

iPhoneが生まれて約15年。この間に世界を席巻するメーカーであり、時価総額も世界一になったApple。凄すぎます。

今回は、株価推移と配当、直近の決算についてまとめました。

また、NYダウ30銘柄にもAppleは入っているので、こちらも参考にしてください。

 

Appleとは?

誰もが知っているAppleですが、あらためて。

デジタル家電製品およびIT機器の設計。iPhone(スマートフォン)、iPad(タブレット)、Mac(PC)、Apple Watch(スマートウォッチ)、Apple TVなどの製品があるが、iPhoneが売上高の大半を占める。

Apple Music(音楽配信)、iCloud、Apple Care(修理保証)、Apple TV+、Apple Arcade(ゲーム)、Apple Card(クレジットカード)、Apple Pay(決済)など各種サービスを提供する。

ソフトウェア、ハードウェアを自社開発し、サービスと融合させることで知られる。オンライン、直営店、小売店で製品を販売する。米州が収益の約4割を占め、残りは他の国々となっている。

iPhoneを主力にしながら、最近ではサービス部門に力を入れているようです。
iPhoneは毎年新機種が出ているので、新発売するとき世界中でニュースになっています。

売上推移

決算期売上高(百万$)営業利益(百万$)
2007/924,0064,409
2008/932,4796,275
2009/936,5377,658
2010/965,22518,385
2011/9108,24933,790
2012/9156,50855,241
2013/9170,91048,999
2014/9182,79552,503
2015/9233,71571,230
2016/9215,63960,024
2017/9229,23461,344
2018/9265,59570,898
2019/9260,17463,930
2020/9274,51566,288

apple売上と営業利益推移

売上及び営業利益ともにずっと好調を推移しており、コロナ禍の2020年は過去最高を記録しています。営業利益率はこの15年で平均26%と驚異の数字となっています。

●過去5年間の四半期推移

決算期区分売上高
(百万$)
(前年比)営業利益
(百万$)
(前年比)
2016/63Q42,358-14.60%10,105-28.20%
2016/94Q46,852-9.00%11,761-19.60%
2016/121Q78,3513.30%23,359-3.40%
2017/32Q52,8964.60%14,0970.80%
2017/63Q45,4087.20%10,7686.60%
2017/94Q52,57912.20%13,12011.60%
2017/121Q88,29312.70%26,27412.50%
2018/32Q61,13715.60%15,89412.70%
2018/63Q53,26517.30%12,61217.10%
2018/94Q62,90019.60%16,11822.90%
2018/121Q84,310-4.50%23,346-11.10%
2019/32Q58,015-5.10%13,415-15.60%
2019/63Q53,8091.00%11,544-8.50%
2019/94Q64,0401.80%15,625-3.10%
2019/121Q91,8198.90%25,5699.50%
2020/32Q58,3130.50%12,853-4.20%
2020/63Q59,68510.90%13,09113.40%
2020/94Q64,6981.00%14,775-5.40%
2020/121Q111,43921.40%33,53431.20%
2021/32Q89,58453.60%27,503114.00%

Apple四半期売上と営業利益推移

毎年9月前後に新作のiPhoneが発売するため、12月決算が上昇していることが分かります。
2021年2月の2Q決算では同時期の過去最高をたたき出しています。(前年比で114%)
これは5Gに対応した機種の売上が高かったことが一因です。

●部門売上推移

近年下記2部門が伸びてきています。

・Services
app storeやCloudやApple Musicといった既存の製品のほかに、2019年に立ち上げた AppleArcadeやApple TV+などの新しいサブスクリプションサービスも含まれている。
・Wearables, Home and Accessories
Apple Watchシリーズ HomePodシリーズ Apple TVシリーズ MagSafeアクセサリー

下図の円グラフから、2016年は全体売り上げのうち、iPhoneの売上比率が63%と非常に偏りがあります。2020年にはiPhoneの売上比率は50%になっており、iPhone一辺倒の体制から上記2分野の売上が上がり、シフトしつつあることが分かります。

決算期iPhoneServicesWearables, Home and AccessoriesMaciPadTotal
2016/9136,70024,34811,13222,83120,628215,639
2017/9141,31929,98012,86325,85019,222229,234
2018/9166,69937,19017,41725,48418,805265,595
2019/9142,38146,29124,48225,74021,280260,174
2020/9137,78153,76830,62028,62223,724274,515

                                  (百万$)

Apple部門別売上グラフ

Apple部門別売上比率2016年

Apple部門別売上比率2018年

Apple部門別売上比率2020年

配当推移

Appleは成長株であることから、基本的に配当利回りは低いです。
しかし、配当は確実に増えているため、将来は配当利回りは上がってくるのでは?と思っています。
ただし、このまま株価が上がれば、配当利回りは、下がるため一概に言えない状態ではあります。

●配当利回り
Apple配当利回りと株価
上図の通り、著しい株価上昇に伴い、配当利回りは低下しています。
下記にもありますが、決して配当を減らしているのでは無いというところがポイントです。

配当利回り=配当金額÷株価

で表すため、株価が上がると配当利回りが下がるため、見た目に騙されないようにしないといけないです。

●配当推移

決算期1株配当($)配当成長率(%)
20160.55Start
20170.609%
20180.6813%
20190.7510%
20200.807%
2021(予)0.8810%

Apple配当推移

上表より、配当は年10%程度上がってきています。
つまり、ある程度の配当に対する株主還元を将来的にも期待させてくれます。
現時点は、株価が上がることが一番の株主還元には繋がりますが。

直近の決算について

決算のまとめは下記のとおりです。
かなり好調な決算となっています。

2021年第 2 四半期(1-3 月期)実績

 ★売上高… 前年同期比 54%増の 895.8 億ドル(市場予想は 773 億ドル)
〇iphone 売上高・・・前年同期比 66%増の 479.4 億ドル(市場予想は 414.9 億ドル)
〇Mac 売上高・・・前年同期比 70%増の 91.0 億ドル(市場予想は 68.0 億ドル)
〇ipad 売上高・・・前年同期比 79%増の 78.1 億ドル(市場予想は 56.5 億ドル)
〇サービス部門・・・前年同期比 27%増の 169 億ドル(市場予想は 156.5 億ドル)
〇ウェアラブル・ホーム・アクセサリー部門…前年同期比 25%増の 78.4 億ドル(市場 予想は 75.2 億ドル)

★1 株あたり利益…1.40 ドル(市場予想は 0.99 ドル)

★現預金及び現金同等物…前四半期比 6.8%増の 384.7 億ドル

★粗利益…380.8 億ドル

【決算総括(第 2 四半期)】

売上高と利益は、そろって市場予想を上回った。次世代通信規格「5G」に対応する iPhone12 や自社チップ を搭載した新型 Mac ラップトップなどの販売が好調だった。900 億ドル規模の自社株買いも発表した。

売上高は 896 億ドル、1 株利益は 1.40 ドル。アナリスト予想はそれぞれ 774 億ドル、 0.99 ドルだった。

  • iPhone ノ売上高は 479 億ドルで、アナリスト予想の 414 億ドルを上回った。
  • Mac の売上高は 91 億ドル、iPad は 78 億ドル。市場 予想はそれぞれ 68 億ドル、56 億ドルだった。
  • アクセサリー部門(ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッド)」や紛失防止トラッカー「AirTag(エアタ グ)」など)の売上高は 78 億ドル、
  • アプリ販売サイト「アップストア」 などのサービス部門の売上高は 169 億ドルで、ともに市場予想(74 億ドル、155 億ドル) を上回った。クック CEO によると、自社プラットフォームの有料登録会員は 6 億 6000 万 人と、前四半期の 6 億 2000 万人から増加した。
  • 自社株買い計画に加え、配当を 7%引き上げ、1 株当たり 0.22 ドルとした。市場予想は 0.21 ドルだった。
 

株価について

冒頭にも紹介しましたが、株価はうなぎ上りとなっています。

 

 
 
 
ただし、直近は足踏みしている印象です。
これは、半導体不足によるものと市場はバリュー株に流れて行っている状況である為と推測していますが、好決算内容であり、自社株を買い増しているところを踏まえ中長期的には更に上がるのでは?と考えています。

株価としては高い水準の為、一気には買えないので、少しずつ買っていきたいと考えています。

 
 

 
 

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